AdwCleaner のインストールと使い方


AdwCleanerはアドウェアとハイジャッカーの駆除に特化したフリーソフト。

インストールが必要なく、ダウンロードした実行ファイルを起動するだけで使用でき、操作も「スキャン」と「駆除」をクリックするだけの超簡単で、しかも日本語に対応。

開発しているのはアメリカのセキュリティベンダー「Malwarebytes」。

システム要件

バージョン7.2.4.0現在

OS:Windows7 / Windows8 (8.1)/ Windows10 (32bit & 64bit)
CPU:SSE2に対応したIntel / AMD 800MHz以上のPC互換機
RAM:512MB以上
モニタ解像度:1024 x 768以上

ソフトの入手先

Adw Cleaner 公式サイト ダウンロードページlink



AdwCleanerのインストール

インストール作業は必要なく、アプリケーション(実行ファイル)をダウンロードするだけ。

ダウンロードページにある「Download Now」をクリック。

adwcleaner002

アプリケーション本体がダウンロードするので、一時的に使用する場合はそのままダブルクリックで起動。

継続的に使用する場合は、CドライブのProgram Filesフォルダなどに「AdwCleaner」フォルダを作成し、作成したフォルダ内へアプリケーションを移動。

移動したアプリケーションを選択し、右クリックメニュー→「送る」→「デスクトップ(ショートカットを作成)で、デスクトップにショートカットを作成しておくと起動がスムーズ。

使用方法

使用方法は起動して、「スキャン」して、「削除」するだけ。

ダウンロードしたプログラムを起動するとユーザーアカウント制御が表示されるので「はい」で許可。

初回起動時にEULA(使用許諾書)が表示されるので、「エンドユーザー使用許諾書」のリンクをクリックして内容を確認後、問題なければ「同意する」をクリック。

日本語化されたAdwCleanerが起動する。
スキャンを実行する前に作業中のアプリは全て保存して終了しておく。

「今すぐスキャン」をクリックするとPC内のアドウェアや怪しいファイルのスキャンが開始。

問題がなければスキャン完了後に「システムから驚異は検出されませんでした。」と表示されるので、それで終了。

スキャン実行後に「脅威」が検出された場合は、「種類」と「詳細」が表示される。

「種類」の▼をクリックすると検出された脅威を確認できる。

最も多く検出されるPUP(Potentially Unwanted Program)とは、「潜在的な脅威」「望ましくないプログラム」のことで、直接的な被害はないものの、不審な動作をしているプログラムなのだが、不用意に削除してしまうと使用しているアプリに不具合が生じる可能性もあるため必ず詳細を確認。

検出される脅威については下記のリンク先を参照。

AdwCleanerで検出される脅威の種類と内容(英語)

PUP.Optional.AdvancedSystemCareの検出
AdwCleanerは「Super Cleaner」のようなローグウェア(偽装セキュリティーツール)なども検出してくれるが、「PUP.Optional.AdvancedSystemCare」については少々ニュアンスが異なってくる。
「PUP.Optional.AdvancedSystemCare」は「IObitの製品」がインストールされている、もしくは過去にインストールされていた環境で検出されるが、IObitの製品はPUPというより、MalwareBytesとの確執によりPUP認定されている節がある。

MalwareBytesのサイトで掲載されているように、2009年にMalwareBytesは独自のデータベースと知的財産を盗まれたとしてIObitを告発している。
国内ではMalwareBytesもIObitもそれほどメジャーではないため、当時もほとんど話題に上らなかったが、告発されたIObitは当然ながら反論。
結局、MalwareBytesはIObitの製品を差し止めることができず、ホスティングサービスからIObitの製品を削除するため、ユーザーに協力を求めたものの、今現在もCNETをはじめ多くのホスティングサービスでIObitのソフトウェアが公開されている。

削除する項目を確認後、削除して問題がなければ「クリーニング&リペア」をクリックして実行。

アドウェア等のプロセスが実行されていると、プログラムがロックされて削除できないため、クリーニング時は必ず再起動が必要になるので、「手動で再起動」もしくは「自動で再起動」のいずれかを選択。

パソコンを再起動するとクリーニングが完了し、結果が表示される。

「ログファイルを表示」をクリックすると、実行されたクリーニングの内容がメモ帳で開く。

隔離

AdwCleanerでスキャン実行後に脅威が検出された場合、「クリーニング&リペア」では検出された脅威は削除されず、無効化されて「隔離」状態になっている。

左ナビゲートの「隔離」では、「クリーニング&リペア」で隔離された脅威が一覧で表示され、各項目ごとに「復元」もしくは「削除」が可能になっている。

「復元」は脅威を隔離したことによって、使用中のアプリに不具合が生じた際などにリカバリが可能。
「削除」は検出された脅威を「隔離状態」から完全に削除する。

ログ ファイル

ログ ファイルでは過去に実行したスキャンやクリーニングの実行内容を確認できる。

表示されているログをダブルクリックすると、ログの内容が確認できる。

設定

「設定」は初期設定のままで特に問題はないが、デフォルトでは「利用状況と脅威の統計を匿名で提供」がオンになってるため、データを送信したくない場合は「オフ」にしておく。

データベースはデフォルトでオンになっているが、最新のマルウェア情報を利用するため「クラウドデータベースを自動的に使用」は初期設定のままにしておく。

「オフ」にした場合は内部データベースを使用するため、AdwCleanerのリリース時点でのマルウェア情報になる。
リリース日は「設定」の「概要」タブで確認できる。

AdwCleanerはインストールが不要のアプリケーションだが、検疫した脅威やログなどのファイルを保存しているため、削除する場合は「設定」の「アプリケーション」タブにある「アンインストール」を実行する。

アンインストールを実行すると隔離されていた脅威も削除される。

ベーシックリペア

「ベーシックリペア」は旧バージョンで「オプション」として実装していた機能で、主にWindowsのネットワーク設定など、マルウェアによって改竄される可能性の高い箇所をリセット、もしくは削除する機能。

「スキャン」実行後に脅威が検出されなかった場合、「ベーシックリペアを実行」「ベーシックリペアをスキップ」のボタンが表示される。

ベーシックリペアで実行される項目は「設定」の「ベーシックリペアのアクション」で確認できる。

デフォルトでは「トレースキーの削除」と「Winsockのリセット」のみが有効になっており、いずれもマルウェアによって変更が加えられている場合に実行される。

ただし、「TCP/IPのリセット」は固定IPを設定している場合に、IPアドレスを削除してしまうため、利用の際には注意が必要。





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