米国のAmazonドライブ容量無制限プランが終了


2017/06/09
2017/06/15更新

NetDriveの更新後になぜかAmazon Driveの接続エラーが発生したので、ブラウザからアクセスしてみるとメッセージウインドウが開いた。

米国Amazonの容量無制限プランなのだが、きっちりと日本語で爽やかにとんでもないことが書かれてある。

お客様のAmazonストレージプランが変わります
Amazonは無制限ストレージプランの提供を停止しました。現在ご契約プランは期限切れまでご利用いただけます。新しいプランをご利用いただく場合は、「ストレージ管理」にアクセスしてオプションをご確認ください。プライム会員の無制限のフォトストレージ特典に変更はありません。

この日はたまたま管理ページを開いたからプランの提供停止に気付いたが、Amazonから正式に通知が来たのは1週間後の6月15日。

メールの内容はヘルプなどに記載されているものと同じ。



日本のAmazon Driveは年額13,800円で現在も「Unlimitedプラン」の提供が継続されており、今回は年額59.99ドルで提供していた米国のUnlimitedプランのみのサービス停止らしい。

代替えプランは100GBで年額11.99ドルで、容量無制限と同額の59.99ドルで1TB。
最大容量は年額1799.70ドルで30TB。

容量無制限からプラン改悪を重ねて消えてしまったBitcasa Drive。
OneDriveの容量無制限を餌にOffice365を販売し、子供じみた言い訳でサービス提供を早々に中止したMicrosoft。

そして今回、唯一の容量無制限プランを維持していたAmazonDriveも同じ運命を辿ることになった。

Amazonヘルプの該当ページ

On June 8, 2017. Current customers will keep their existing unlimited storage plan through its expiration date. At the end of their existing subscription, customers with auto-renew turned on and 1TB or less of data stored will be renewed into the 1 TB plan for $59.99 per year. Customers with auto-renew off, or who have more than 1 TB of data stored, will need to visit their account’s Manage Storage page to opt in to one of the new plans. Prime members will continue to get unlimited photo storage, so photo storage won’t be counted against Prime members’ storage limits.

現在のところ詳細はヘルプでのみ確認可能で、2017年6月8日現在の顧客は期限終了まで無制限プランを維持できるという記載があるため、無制限プランの停止が決まったのは数日前といった感じ。
間もなくプラン終了の案内が届くかもしれない。

 

ヘルプに記載があるように、契約を「自動継続」にしており、ストレージの使用容量が1TB未満の場合は、自動的に年額1TBにプランが移行されてしまうので要注意

無制限プランからプラン変更せず、使用容量が1TBを超過している場合は、ステータスが「オーバークォータ」になって追加のアップロードができず、180日間の猶予期間はコンテンツの表示、ダウンロード、削除が可能。
180日を超えるとプランに対して超過分のファイルが最新のものから削除されていく。

ただし、現在の管理ページには以前に存在していた「継続しない」というリンクが見当たらず、代わって「ご契約プランの終了」というリンクがある。

「ご契約プランの終了」をクリックするとサブスクリプションの内容確認ページに移動し、さらに「キャンセルを続行」をクリックすると、サブスクリプションの終了ページに移行する。

キャンセルは即日実行され、90日間の猶予期間は「オーバークォータ」の状態で利用することになり、契約終了までの残期間に応じて料金の払い戻しが行われる。

個人的には1TBで継続利用するつもりもなく、アップしているデータは全てバックアップ用なので、取り敢えず契約プランを終了。

国内の容量無制限プランは年額13,800円。
プラン改悪後の米国Amazon Driveの2TBとほぼ同額なので、価格的には非常に魅力的だが、早い段階で米国AmazonDriveの二の舞いになるような気がする。

結局、低価格での容量無制限のストレージ運用には限界があり、利用者数が増加するほどコスト面が厳しくなるのかもしれない。
そもそも容量無制限に飛びつくのは、使用容量が1TB未満のライトユーザーではなく、10TBを超えるヘビーユーザーが多いはずなので、運用の行き詰まりも理解できるのだが、巨人のAmazonすら容量無制限から撤退するのは非常に残念。






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