Cortanaを停止させる方法


Wikndows10の新機能コルタナは便利なのだが、個人的には秘書が必要なほどスケジュールが詰まっているわけでもなく、暇だからといってCortanaと会話する気など毛頭ないので、入力した情報をせっせとMicrosoftに送信するコルタナに出番はない。

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入力した情報を送信するキーロガーの性質を持っているCortanaは、Microsoftにとってユーザーの個人情報を取得する重要なツールで、GoogleのGoogle NowやAppleのSiriに対抗するパーソナルアシスタント機能。

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Anniversaryアップデート以前は、「ノートブック」の「設定」からコルタナをOFFにすることができたのだが、Microsoftの予想以上にコルタナがオフにされたのか、現在はCortanaの「設定」からCortanaそのものをオフにすることができなくなっている。

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タスクバーに居座るコルタナを非表示にするだけなら、タスクバーからコンテキストメニュー(右クリックメニュー)を出して、「Cortana」→「表示しない」で済むのだが、バックグラウンドではメモリリソースを消費して動作している。

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Cortanaは常時起動しており、アイドル時で約25MBのメモリを消費している。
現在のPCなら25MB程度のメモリリソースは目くじらを立てるほどでもないが、パーソナルアシスタントなだけに陰で動かれると気持ち悪い。




Cortanaの停止方法

正攻法ならWindows10 PROだと「グループポリシー」の変更で可能。
「Cortana グループポリシー 無効」でググれば手順を解説したサイトが多数ヒットする。
Windows10 Homeの場合はグループポリシーがないので、直接レジストリを編集することになるが、いずれの場合も「Cortanaの設定そのものを非表示」にするだけで、バックグラウンドではCortanaが起動した状態になっている。

Windows10 Homeのレジストリで「Windows Search」を作成し「AllowCortana」の値を「0」にすると、タスクバーのコンテキストメニューから「Cortana」が消えて「検索」になる。

ところがCortanaさんは存在が抹消されたわけではなく、ステルス化しただけでしっかりと働いている。

結局、レジストリの編集は、タスクバーのコンテキストメニューで「Cortana」→「表示しない」と同じことなので、敢えてレジストリを変更する必要もない。

しぶといまでに働き者のCortanaさんの息の根を止めるには、Cortanaの本体があるフォルダ名を変更して、システムがアクセスできないようにしてしまうという荒業しかない。
ただし、単にCortanaの本体へアクセス出来ないようにするだけなので、Cortanaに関連している他のプログラムに内部エラーが発生するリスクがある

通常の手段ではCortanaを完全停止できないのは、Microsoftの思惑を別にしても、Cortanaに依存しているプロセスが存在しているからで、不具合の原因になる可能性もある。

実際、もともとテスト用でHDDにも不良セクタが発生していたPCで、Cortanaのフォルダ名を変更してからWindowsの更新時にエラーが頻発し、ついに自動修復すらできなくなった。エラーの原因がCortanaのフォルダ名変更にあるのか、単にHDDの不具合なのかは不明だが、安全策を取るならCortanaの停止を諦めて「Cortanaを非表示」にし、「Spybot Anti-Beacon」でCortanaのトラッキングを遮断するのが上策かも。

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Cortanaは停止しても瞬時に復活を果たすプロセスなので、フォルダ名を変更する場合は一工夫が必要になる。
ただし、前述のように内部エラーのリスクがあるので要注意。

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管理者権限のアカウントでログイン後、「タスクマネージャー」を開く。
タスクマネージャーは「スタートメニュー」を右クリックして「タスクマネージャー」を選択。

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タスクマネージャーは初期状態で簡易表示になっているので「詳細」をクリック。

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「プロセス」タブで表示された一覧から「Cortana」を選択してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「詳細の表示」を選択。

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「詳細」タブで「SearchUI.exe」が選択された状態になるので、コンテキストメニューから「タスクの終了」を選択。

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「プロセスの終了」をクリック。

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再度タスクマネージャーの「プロセス」タブに戻り、「Cortana」を選択後にコンテキストメニューから「ファイルの場所を開く」を選択。

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フォルダが開いて「Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy」という名前のフォルダが選択された状態になる。

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キーボードの「F2」を押してフォルダ名を編集状態にして、フォルダ名の最後に「.bak」を追加。

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管理者権限のメッセージが出るので「続行」。

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当たり前だが動作中のCortanaによってロックされているので編集はできない。

メッセージを消さずに、「再試行」をクリックしやすい位置に置いておく。

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タスクマネージャーに戻り、「プロセス」タブから「Cortana」を選択後、コンテキストメニューの「タスクを終了」をクリック後、素早く先程のメッセージの「再試行」をクリック。

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タイミングが良ければフォルダ名が変更され、ゾンビ化しているCortanaを封印。
PCを再起動してタスクマネージャーにCortanaがないことを確認して完了。

ただし、この作業はCortanaを封印しただけで、タスクバーやスタートメニューのCortanaは消えないため、タスクバーのCortanaは「タスクバー」のコンテキストメニューから「表示しない」で非表示にしておく。

ちなみに「すべてのプログラム」にあるCortanaをクリックしてもCortanaは起動しない。
Cortanaを使用する場合は、「Cドライブ」→「Windows」フォルダ→「SystemApps」フォルダを開き、「Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy.bak」の「.bak」を削除して元のフォルダ名に戻せばOK。

コマンドプロンプトを使用した方法

タイミングが合わない時はコマンドプロンプトの名称変更を使用するのもあり。
タスクマネージャーの「Cortana」のコンテキストメニューから「フォルダの場所」を開くところまでの手順は全く同じ。

フォルダ名が「「Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy」になっていることを確認したら、管理者用のコマンドプロンプトを起動する。

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コマンドプロンプトは「スタートメニュー」を右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択。

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「C:¥Windows¥system32 >」になっているので、ディレクトリを移動して「SystemApps」フォルダに移動するため、「cd../SystemApps」と入力してエンター。

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フォルダ名を変更するリネームのコマンド「ren」を使用して「Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy」を「Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy.bak」に変更する。

コマンドは、「ren Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy Microsoft.Windows.Cortana_cw5n1h2txyewy.bak」

フォルダ名が長いので、Cortanaのフォルダを確認した際にフォルダ名をコピーし、コマンドプロンプトで右クリックするとペーストできる。

注意が必要なのは、リネームのタイミングはCortanaのプロセスを終了後なので、入力後にエンターキーを押さないこと。

用意ができたらタスクマネージャーに戻り、「プロセス」タブの「Cortana」を選択後、コンテキストメニューの「タスクを終了」をクリック後、コマンドプロンプトでエンターキーを押す。

コマンドプロンプトを使用するとなんだか大層な感じがするのだが、やってることはフォルダ名の変更だけ。

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Windows10の怖いところは、アップデートが強制されるため、ユーザーにとって不利益な仕様変更でも拒否できないことにある。
今後もMicrosoftの思い通りにならない時は、セキュリティパッチを適用するように、仕様変更が実施され、Microsoftに踊らされ続けるのかと思うとウンザリ。





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