Freemake Audio Converterのインストールと使い方


Freemake Audio Converterはオーディオファイルに特化した簡単操作のエンコーダーソフト。
MP3、WMA、WAV、FLAC、AAC、M4A、OGGと現在の主要なファイル形式に対応しており、姉妹品のVideo Converterと同様、小難しい設定や知識がなくても、簡単にファイル形式を変換できる。

システム要件

バージョン1.1.8現在

OS:WindowsXP(SP3) 以降
CPU:Intel / AMD 1GHz以上のPC互換機
RAM:256MB以上
HDD:25MB以上の空き容量
※Microsoftの .NET Framework4.5が必要(セットアップウィザードで自動インストール)

ソフトの入手先

Freemake Audio Converter 公式ダウンロードページlink




Freemake Audio Converterのインストール

Freemakeの製品は使いやすくてよいのだが、唯一の難点がセットアップ時のアドウェア同時インストール。
フリーソフトでは収益を得る常套手段なので、Freemakeが特別というわけではなく、ソフトそのものが悪いわけでもない。
アドウェアのインストールは回避できるので、セットアップを不用意に勧めて自業自得に陥らないよう作業は慎重に。

ダウンロードページにある「無料ダウンロード」をクリックすると、ページが切り替わり「Audio Converter」のインストーラーのダウンロードが開始する。

ダウンロードが完了したらブラウザは閉じてOK。

ダウンロードページをしばらく開いたままにしているとポップアップが出たりするが、無視して「x」で閉じる。

インストーラーを起動したらセキュリティ警告がでるので「実行」。

言語選択は「日本語」で「OK」。

セットアップが開始。
「障害レポートの自動送信」はチェックを外しておく。

コンポーネントの選択では必ず「カスタムインストール」を選択
「デスクトップ上にアイコン。。」は任意でOK。

.Net Framework4.0(以降)がインストールされていない環境のみ、「.Net Framework4.0をインストールする」の項目が表示されるのだが、現行のバージョンが4.5になっているためなのか、自動インストールの.Net Framework4.0はセットアップウィザードが停止する現象を確認したのでチェックは外しておく

インストール先は特にこだわりがなければデフォルトでOK。

「追加ソフトのインストール」と表示されている通り、Audio Converterとは無関係なソフトのインストール設定。
必ず「Advance」にした上で「Install Baidu Hao123 and set as your homepage」のチェックを外す

ここで表示されるアプリはランダムで変更され、表示が1回の場合もあれば複数回のときもあるので要注意。

「WinZip」提供のアプリの場合は、「インストールの同意」という文言のある部分のチェックを外す

ちなみに「WinZip Registry Optimizer」をインストールしてしまうと「レジストリエラー」を頻繁に表示してユーザーを不安に駆り立て、有償版を購入させる悪質なソフト。無論、表示されるレジストリエラーの実害は無い。

ようやくAudio Converterのインストールが開始。

これで完了。

.Net Framework4.0がインストールされていない環境で「完了」をクリックするとエラーメッセージが表示されるので「OK」。

ブラウザが開いてFreemakeのページが表示されるので、「.Net Framewok 4.5 Client profile」のリンクをクリック。

Microsoftのサイトへ移動して「.Net Framewok 4.5 」のダウンロードページになるので、言語選択で「Japanese」を選択。

日本語に切り替わるので「ダウンロード」をクリック。

推奨ダウンロードは無視して「次へ」をクリックするとインストーラーのダウンロードが開始。

ダウンロードしたインストーラーを起動したらセキュリティ警告がでるので「実行」。

EULA(エンドユーザーライセンス)を確認して、問題なければ「同意する」にチェックをいれてから「インストール」をクリック。

インストールには少々時間がかかる。

「.Net Framewok 4.5 」のインストールが完了したら「完了」をクリックして終了。

Freemakeの製品にはインストール時に自社の製品をアピールするアドウェアのような常駐プログラムがインストールされるため、全てのインストールが完了したら最後に「AdwCleaner」の実行を推奨。

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使用方法

ファイル形式を変換するエンコードに特化したアプリケーションなので操作は簡単。
手順としては変換するファイルをドラッグ・アンド・ドロップでFreemake Audio Converterに取り込み、変換したいファイル形式を選択したら「変換する」をクリックするだけ。

メイン画面の中央にはいろいろと表示されるが無視してOK。

左上にある「オーディオ」をクリックして取り込むファイルを選択するか、ファイルもしくはフォルダをFreemake Audio Converterにドラッグ・アンド・ドロップする。

取り込んだファイルにはファイル形式が先頭に表示される。

ファイルを取り込んだら変換するファイル形式を「MP3」「WMA」「WAV」「FLAC」「AAC」「M4A」「OGG」から選択。

パラメーターのウインドウが開くので、出力先などを任意で決めて「変換する」をクリックすると、ファイルのエンコードが実行される。

プリセットにはデフォルトの「最適な品質」のほかに「320kbps」~「96kbps」までの選択肢が用意されているが、よくわからない時は取り敢えず「最適な品質」にしておけば大きな失敗はない。
無論、どれほど設定を変更してもオリジナルを超える音質にはならないので念のため。

「最適な品質」はモノラルやステレオなどの「チャンネル」、「サンプルレート」はオリジナルと同じで、ビットレートはオリジナルが320kbpsの場合だけ「320kbps」になり、320kbps以下で256kbps以上なら「256kbps」になる。

「プリセット」下にある「ギア」アイコンをクリックすると、「チャンネル」「サンプルレート」「ビットレート」を個別に設定可能。

MP3

MP3への変換に使用されているコーデックは高音質で評価の高いLAMEを使用。

ビットレートモードは固定(CBR)になるため、オリジナルのビットレートモードが可変(VBR)で、平均ビットレートが256kbps以上ある時は、ビットレートを256kbpsから320kbpsに変更したほうが良いかも。

AAC / M4A

AACとM4Aへの変換で使用されているのはFFmpegで使用されているlibavformat (Lavf)。
M4Aはコンテナフォーマットで使用されているコーデックはAAC-LCのため、AACとM4Aはファイル形式が異なっているが、使用されているコーデックは同じ。

ビットレートモードは可変(VBR)になる。
AACコーデックではAppleのiTunesが高音質で評価が高いので、M4Aファイルへの変換はiTunesの使用もあり。
ただし、手軽さはFreemake Audio Converterに軍配が上がる。

WMA

WMAはMicrosoft独自のフォーマットでWindows環境ではメジャーだが、クロスフォーマットでは使いづらさは否めない。
使用されているコーデックモードは固定(CBR)。

WMAのプロファイルには2種類あり、通常のWMAはバージョン2で、WMA Proはバージョン10 Pro。

WMA Proは低ビットレート時にカットされていた音域を再生できるようになっているが、再生するメディアプレーヤー側が対応していることが前提のため汎用性は低くなる。もちろん、Windows Media Player11以降を使用するならWMA Proでも問題ない。

FLAC

FLACはオープンソースの可逆圧縮のファイル形式で、いわゆる無劣化のロスレスフォーマット。
オリジナル音源を無劣化で再生できるが、ファイルサイズは大きくなる。

使用しているコーデックはAACと同様、FFmpegのLavf。
プリセットには「High quality」~「Mobile quality」まであり、それぞれサンプルレートが異なっている。

Ogg

Ogg はパテントフリーのコンテナフォーマットで、音声ファイルは「Ogg Vorbis」が格納される。

Ogg Vorbisもビットレートモードは可変(VBR)。

ファイルの結合

複数の異なった形式の音声ファイルを1つにまとめることもできる。

右上にある「ファイルを結合」を「ON」にする。

表示が入れ子になり、変換するファイル形式を選択後に変換すると、エンコードが行われ1つのファイルで出力される。

取り込み可能なファイル形式

Freemake Audio Converterでは出力する形式が「MP3」「WMA」「WAV」「FLAC」「AAC」「M4A」「OGG」の7種類に限定されるが、取り込むファイルは音声だけではなく動画ファイルにも対応しているため、動画から音声のみを抽出することも可能。

取り込みが可能なファイルは「ヘルプ」の「サポートされている形式」で確認できる。
主要な動画、音声ファイルは網羅されているので、手っ取り早くエンコードしたいときには結構便利だったりする。





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