2018/01/16
Samsungのデバイスは個性が強すぎてあまり好きではないが、Gear VRを利用するためにはGalaxy S6・S7・S8のいずれかが必要なので、Gear VR欲しさにGalaxyを購入することにした。
2月末にはS9のリリースがアナウンスされているので、後2~3ヶ月待てばS8が値崩れするのだが、やはり「欲しい時が買い時」。
Galaxy S8はSIMロックを解除したauの白ロム版が出回っており、価格はおよそ8万円前後。
Gear VRはコントローラーセットのものはAmazonで15,000円程度なので、合わせて95,000円くらい。
米国のB&HではGalaxy S8が624.99ドル。
購入した当日の実勢レートは110円だったため、クレジットカードの手数料などを含め1ドル=115円で換算すると約70,000円。
ただし、国内版とグローバル版ではスペックが異なっており、国内版のSoCはSnapdragon835を搭載しているのに対し、グローバル版は Exynos8895を搭載しており、更にグローバル版の「SM-G950F」は技適を取得していない。

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Gear VRは69.99ドルなので115円換算で8,000円。
こちらは国内の半額ほどと圧倒的に安い。
輸入した場合、送料込みで724.57ドル。
115円換算にすると83,000円くらいで、別途で課税標準額に対して消費税が加算される。
デジタル機器は関税がかからないので、多めに見積もって総額90,000円くらいになる試算で購入。
で、実際に支払った金額は、商品代金と送料で82,689円(1ドル=114.122円)
消費税3,600円
立替手数料1,080円
合計:87,369円
1月12日に購入し、翌13日出荷通知メールが届いて、「スプリングフィールド」→「ニューヨーク」→「シンシナティ」→「成田」のルートで輸送され、15日に関空へ到着して翌16日に手元へ届いた。
早速、高いオモチャの動作チェック。
スペック
SoC | Samsung Exynos Octa 8895 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 2960 x 1440 QHD |
バッテリー | 3000mAh |
大きさ | 148.9mm x 68.1mm (5.8inch) |
重さ | 155g |
SIM | NanoSIM x 1 |
OS | Android |
防水防塵はIP68なので、水没しても浸水しない、いわゆる完全防水。
そしてグローバル版を選択した理由の1つがSnapdragon835と同等の性能と言われているSamsung製のオクタコア SoC「Exynos 8895」。
ベンチマーク
SoCに「Snapdragon835」を搭載しているEssential Phoneのベンチマークとの比較になるが、Geekbenchでは「CPU」のシングルコア・マルチコアと「COMPUTE」全てでEssential Phoneをわずかに上回る結果を出した。
Essential Phoneのシングルコアのスコアは1911、マルチコアは6585。
「COMPUTE」の数値はEssential Phoneが8022。
いずれも誤差の範囲に近いものだが「Exynos 8895」の実力は本物らしい。
ナビゲーションボタンとBixby
Galaxyが嫌いなのは、まずナビゲーションボタンが「履歴・ホーム・戻る」の順に並んでおり、履歴と戻るが逆になっているので非常に使いづらい。
使用しているデバイスが全てGalaxyなら良いのかもしれないが、他のデバイスと併用する場合にGalaxyだけ異なっているのは地味にストレスが溜まる。
これまではアプリを利用して「履歴」と「戻る」の位置を変更するしかなかったものが、S8はようやく設定で変更が可能になった。
「設定」→「ディスプレイ」→「ナビゲーションバー」→「ボタンのレイアウト」で、「戻る・ホーム・履歴」をタップすれば設定完了。
Galaxy S8でもう1つ厄介なのがボリュームボタンの下にある「Bixby」用のボタン。
Bixby自体が使い物にならない上、無効にすることもできないので、仕方なく「Bixby Remapper」というアプリで再設定。
カメラ起動など他の操作にハードボタンを割り当てることができるアプリで、単に無効化することも可能。
NexusやEssential Phone、Android Oneなどと比較すると、プリインストールされているアプリが多いのも難点だが、外部メモリも利用できるので、Gear VRとゲーム専用機としては、なかなか良いデバイスだと思う。
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