HTCのAndroid One X2のセキュリティパッチ配信


2018/06/17

Android Oneは「Google 体験を中心に設計されたシンプルで使いやすい Android 」で、そのコンセプトには「最新バージョンの Android で出荷され、毎月のセキュリティ アップデートと、 OS アップグレードが提供されます。最新のテクノロジーとセキュリティ対策で、長く安心してお使いいただけます。」というのがある。

Androidデバイスはスペックやデザインばかりが話題になるが、未だにバージョンのフラグメンテーションとセキュリティアップデートの問題がクリアできていない。



WindowsやiOSなどと同じで、Androidにも多くのセキュリティホールがあり、毎月セキュリティパッチが提供されているにも関わらず、大手キャリアが提供しているデバイスや、SIMフリー端末のようにベンダーが直接販売しているデバイスは、Googleが提供しているセキュリティパッチの提供が数ヶ月遅れになっている。

ただ、Googleが推奨しているエンタープライズ向けのデバイス要件には、「タイムリーなアップデート」として「90日以内にセキュリティパッチが提供」とあり、3ヶ月に1回のセキュリティパッチ適用で及第点という、随分と甘い判定になっており、それはセキュリティパッチを毎月提供しているベンダーが皆無に近いということ。

Googleのように毎月のセキュリティパッチ配信が技術的に不可能であれば理解できるが、Essential PhoneはGoogle謹製デバイス並にセキュリティパッチが配信されており、6月17日現在ですでに6月5日セキュリティパッチが適用されている。

ただ、GoogleのPixelもEssential Phoneも日本未発売のため、国内でGoogle謹製デバイス並みのセキュリティ対策を重視したデバイスはAndroid One一択になる。

シャープのAndroid One ローエンドモデル「507SH」のパッチは一ヶ月前。
PixelやEssential Phoneと比較すると遅れているものの、パッチは毎月配信されており、Android Oneらしい安心感はある。

そして問題なのがHTC製のAndroid One「X2」。
6月18日現在でセキュリティパッチレベルが4月1日のままで、Android Oneデバイスとして残念極まりない。

ちなみにASUS ZenFone Deluxeのセキュリティパッチレベルは4月5日、Samsung Galaxy S8は3月1日。

HTCは2015年のパッチ配信でも、Google謹製デバイスの半分以下の実績しかないのだが、ZenFoneなど一般のSIMフリーデバイスと同じでは、Android Oneデバイスの意味がない。

HTC自体が業績の悪化、技術者の流出などで問題を抱えているのが原因なのか、「X2」を販売しているYmobileの怠慢なのかは不明だが、アップデートを売りにしているAndroid Oneとしてリリースした以上、デバイスが優れていても魅力は半減する。





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