K-Lite Codec Packのインストールと設定


コーデックとはファイルの圧縮(エンコード)と伸長(デコード)する際に使用されるプログラムで、一般的に使用されている動画や音声ファイルを再生する場合には、プレイヤーがコーデックを認識して、圧縮されたファイルをデコードして再生している。
そのため動画や音声ファイルに使用されているコーデックがなければ、デコードできないのでエラーメッセージが表示されることになる。

Media Player ClassicやVLCメディアプレーヤーなど、無料のマルチメディアプレーヤーは一般的なコーデックを実装しているため、特殊なファイルでなければ問題なく使用できるのだが、Windowsに標準搭載されているWindows メディアプレーヤーや、無料の動画編集ソフトAviUtlなどを利用する場合は、別途コーデックをインストールする必要がある。

K-Lite Codec Packは「ffdshow」「XviD」「x264」など多くのコーデックを一括してインストールすることができるコーデックパック。

システム要件

バージョン13.7.0 現在

OS:Windows XP以降  32ビット・64ビット対応

ソフトの入手先

K-Lite Codec Pack ダウンロードページ



K-Lite Codec Packのインストール

セットアップウィザードは全て英語だが、基本的にはデフォルトの設定で問題ないので、各項目を確認しつつ進めていく。

ダウンロードページには「Basic」~「Mega」まで複数のタイプが用意されているので、公式サイトにも記載がある通り、普通に再生可能なフォーマットを増やす場合は「Standard」で十分。

AviUtilなどの動画編集ソフトなどで利用する場合は「Full」もしくは「Mega」を選択。

ダウンロードリンクのページに切り替わるが、リンクは「Download:」のところにある「Mirror1」および「Mirror2」で、いずれかをクリックするとダウンロードが開始する。
間違っても上部または下部に大きく表示されている「Download」の広告をクリックしないように。

ダウンロードしたインストーラーは「K-Lite_Codec_Pack_1370_Mega」といった感じのファイル名になっている。

K-Lite Codec Packのインストーラーには競合ブログラム、破損または古いコーデックやDirectShowフィルタの検出機能が実装されており、問題が検出されるとインストーラー起動時にメッセージが表示される。

上図はメディアプレーヤー MPC-BCがインストールされてる環境で表示されるもので、K-LiteにはMPC-HCがバンドルされており、MPC-BCでLAV フィルターを使用する場合は、MPC-BCの内部フィルタを無効にするよう書かれており、「MPC-BC」をアンインストールするか尋ねている。

DirectShowは、Microsoftが開発した動画を再生するためのプログラム「Video for Windows(VFW)」の後継で、フィルタを追加することでファイルの再生などが行えるようになっており、LAVフィルタはDirectShow用の拡張フィルタ。
LAVフィルタを使用することで、H.264/MPEG-4 AVC・FLV・WebMやDTS・AC-3,・TrueHD・Vorbis・ALAC・Opusなどの再生が可能になる。
ただ、MPC-BEの内部フィルタはすでに多くのコーデックをサポートしているので、敢えてLAVフィルタを使用する必要はない。

MPC-BEを継続利用する場合は「いいえ」、アンインストールする場合は「はい」を選択。
その他の競合や破損に関するメッセージに関しても処理方法を選択。

セットアップウィザードが開始したら「Advanced」にチェックを入れて「Next」。

「Preferred video player」の一覧から優先する動画プレーヤーを選択。
該当するプレイヤーが表示されていない場合は「Something else」を選択。

「Preferred audio player」は選択しなくても問題ないが、優先使用してるものがあれば選択。

その他のチェック項目はデフォルトのままでOK。

インストール先の指定。
特にこだわりがなければデフォルトのまま「Next」。

インストールするコンポーネントの確認。
「Standard」や「Full」「Mega」のタイプによってProfileの数は異なっており、デフォルトで選択されているProfileのまま「Next」。

スタートメニューへの登録もデフォルトのまま「Next」。

追加タスクの選択もデフォルトのままで問題ないが、K-Liteに付属しているMedia InfoはLite版なので、「Tweaks」の「[MediaInfo] Add to Explorer Context menu」のチェックは外しておく。

動画再生時にCPUだけでなくGPUを使用するハードウェアアクセレーションの設定。
サポートしているハードウェアデコードが一覧に表示されるので任意で選択。

DXVA2をサポートしているハードウェアでは、デコード後のビデオをメインメモリにコピーして、GPUの空きメモリを増やす「DXVA2 copy-back」が推奨されている。

「DXVA2 copy-back」はMicrosoftが開発した「VC-1」コーデックでエラーが発生する可能性があるため、初期設定で対応コーデックから外されているので、そのまま「Next」。

MPC-HCを同時インストールする場合のみ設定画面が表示され、こちらもデフォルトのまま「Next」。

字幕の設定はデフォルトのまま日本語優先で「Next」。

ファイルを関連付けするプレーヤーの選択。
関連付けを行わない時は全てのチェックを外しておく。

動画ファイルのみ関連付けを行う場合は「Select none」をクリックした後、「Select all video」、音声のみの場合は「Select all audio」をクリック。
設定できたら「Next」。

オーディオの設定。
インストールするPCの環境に合わせて任意にチェックをいれる。

サムネイル表示するファイルの設定。
チェックが入っているファイルはサムネイル表示されるようになる。

インストール項目を確認して問題なければ「Install」。

「Finish」でインストール完了。

使用方法

コーデックパックなのでインストール後は、対応しているアプリケーションが使用するので、K-Lite Codec Packそのものを使用することはほとんどないが、各種ツールがスタートメニューからアクセスできる。

サムネイル表示の関連付けなどは「Codec Tweak Tool」を開く。

「Miscellaneous」の「Thumbnails」をクリックで、セットアップ時の設定画面が開く。

「Codec Tweak Tool」からは各コーデックの設定画面にもアクセスできるので、必要であれば各プロファイルの設定を行うことも可能。






コーデックチェッカー

動画や音声ファイルで使用されているコーデックのほか、ビットレートやフレームレート、解像度などを表示するユーティリティソフト。

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