Kaspersky Free のインストールと使い方


MicrosoftのWindows Defenderに物言いを付けたカスペルスキーが2017年7月、ついに無料バージョンをリリースした。
優れたセキュリティソフトには大規模なセンサーデータが不可欠で、その点においてWindows8以降にデフォルト設定になったWindows Defenderは、一時期「IE」がブラウザのシェアを独占したのと同様、圧倒的なシェアを獲得することになり、そこから得られる膨大なデータにより、非常に優れたセキュリティソフトになる可能性がある。

カスペルスキーが敢えて無償バージョンをリリースしたのも、無償バージョンの普及によって得られるデータが目的で、Windows Defenderに対抗したものと思われる。

カスペルスキーはロシアの企業で、ウイルス対策ソフトがクラウド化される前は、ウイルスの検出率が非常に優秀な反面、システムリソースの消費が半端なく、優秀だが重いソフトの代表だった。
また、ロシアの企業ということで、アメリカでは安全保障上の懸念が指摘され2017年7月に、政府調達企業リストから外されている。

無償バージョンのカスペルスキーは、他の無料セキュリティソフトと異なり、アカウントの登録は求められるが、広告が一切なく、提供されている機能もウイルスの感染したファイルやフィッシングサイト、ウイルスに汚染されたサイトのブロックと、アンチウイルスソフトの基本機能が利用できる。

2017年10月には日本語にも対応予定だが、英語バージョンでも全く問題なく利用可能。
また、「カスペルスキー=重い」というのは今は昔の話で、Windows10で利用時の消費リソースはバックグラウンドのアイドル時で40MB前後。
同じ無料のAvast Free AntiVirusも同程度の消費リソースで、セキュリティソフトとしては至ってノーマル。

システム要件

バージョン18.0.0.405現在

OS:Windows XP(SP3)以降  Windows10対応(32bit & 64bit)
CPU:動作クロック1GHz以上
RAM:1GB以上(32bit) 2GB(64bit)
HDD:800MB以上の空きスペース

※IEバージョン8以降
※インターネット接続必須

ソフトの入手先

カスペルスキー 公式サイト ダウンロードページ(英語バージョン)link




 

カスペルスキーのインストール

カスペルスキーはセットアップも硬派な感じで非常にシンプル。

ダウンロードページの「DOWNLOAD NOW」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動すると、セットアップウィザードが開始するので「Continue」をクリック。

インストールする項目や保存先は指定できず、問答無用でプログラムがインストールされる。

インストールが完了したら「Done」をクリック。

「My Kaspersky」へのサインインを求められる。

右上の「X」で閉じてスキップすることも可能だが、スキップすると定期的にタスクトレイにサインインを求めるウインドウが表示されて目障りなので、初めてKasperskyを利用する場合は「Register Now」をクリックして登録しておく。

「Email address」にメールを確認できるメールアドレスを入力。

パスワードは「1つ以上の数字を含み、大文字と小文字を混在させ、スペースなしの8文字以上」で設定が必要。

メルマガの配信と、プライバシポリシーを承認した上でのアカウント作成の項目にチェックを入れ、「Register」をクリック。

アカウントとアクティベイトするため「Go to email」をクリックしてメールを送信。

程なくカスペルスキーからメールを受信するので、メールに記載されている「ACTIVATE THE ACCOUNT」をクリック。

ブラウザが開いてメールアドレスが認証されたら「Sign in」をクリック。

使用言語を確認して「Done」。

カスペルスキー フリーをインストールしたPCが認識されて完了。

Kaspersky Freeのインストール後は、ブラウジングの保護を行うためChromeの場合は拡張機能、Firefoxの場合はアドオンが追加されるので有効にしておく。
ちなみにEDGEやIE用は無い。

使用方法

カスペルスキー フリーをインストールすると、ウイルス対策ソフトの他にWi-Fiでのインターネット接続を保護する「Kaspersky Secure Connection」も同時にインストールされるが、「Kaspersky Secure Connection」はお試し機能で、通信サイズには1日200MBの制限がある。
外出時にフリースポットを利用する機会が多い場合は非常に便利な機能だが、200MBはすぐに使い切ってしまうので、月額480円(年額2900円)で無制限にしたほうが良いかも。

ウイルス対策機能については、「Scan」と「Update」しか選択肢がなく、設定もデフォルトのままで問題がないので、インストール後に1度ウイルス定義の更新とフルスキャンを実行すれば、後は自動的に保護される。

最新のウイルス定義がある時は「Database Update」がグリーンになっているのでクリック。

ファイルのダウンロードが完了したら「Run Update」をクリックして完了。

「Scan」には「Full Scan」「Quick Scan」「Selective Scan」「External Device Scan」の4項目があり、Kaspersky Freeのインストール後、その他の新規アプリケーションのインストール後は、「Full Scan」の実行が推奨されている。

「Quick Scan」はマルウェアが潜んでいる可能性が高い、Windowsの起動時に読み込まれるファイルをスキャンするもので、フルスキャンに比べて短時間で処理が完了する。

「Selective Scan」は指定したファイルをスキャンするもので、「+Add..」で任意のファイルを指定するか、点線ないにファイルをドラッグ・アンド・ドロップして追加する。

「External Device Scan」は「外部デバイス」のスキャン機能で、光学ドライブやUSBメモリなどのスキャンに使用する。

各スキャン実行後には「Detailed report」のリンクが表示され、クリックすると詳細が確認できる。

「設定」はトップメニューの左下のギアアイコンをクリック。

設定には「一般」「保護」「パフォーマンス」「スキャン」「追加」の項目があるものの、基本的にオススメ設定になっているので変更しなくても問題ない。

Kaspersky Secure Connection

Kaspersky Secure ConnectionはフリースポットのWiFi接続を保護する機能で、有線接続や、自宅でのWiFi接続では特に必要がないため、アンインストールしても差し支えない。

利用する場合はKaspersky Secure Connectionを起動して、表示されているスイッチをクリックしてONにするだけ。

接続は簡単だが、無料で使用できるのは200MBまでなので、利用の際には注意が必要。






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