Leawo Blu-ray変換のインストールと使い方


Leawo Blu-ray変換は中国のソフトウェア会社「Leawo」が提供している「Lewawo Prof. Media」という総合アプリの一機能で、「Lewawo Prof. Media」には他に「Blu-rayコピー」「DVD作成」「HD動画変換プロ」「YouTubeダウンロード」などがあり、各機能は5000円前後で個別販売されており、全ての機能が使用できる「Lewawo Prof. Media」は税込14,805円。
ただ、いろいろとキャンペーンをしていて、割引販売されていることが多いものの、個別ページからの購入では割引になっていなかったりするので、購入時はキャンペーンの告知などを確認したほうが良いかも。

各機能は全て試用版として機能制限された状態で提供されており、無料ダウンロードが可能。機能制限を解除したい場合は、製品を購入してライセンス認証するとフル機能が利用できる。

同じ中国製の「DVD Fab」と似たような感じだが、価格は「Leawo」のほうがリーズナブルで良心的。
DVD Fabのサポートには連絡したことはないが、Leawoのサポートにメールで問合せをしたら、翌営業日にはレスポンスがあったのも好印象だったりする。

「Leawo Blu-ray変換」は「RedFox AnyDVD HD」と「HandBrake」をまとめたようなリッピングソフトで、Blu-ray ディスクをMP4またはMKVファイルとして出力できる。
また、単体で販売されている「Leawo DVD変換」も、「Leawo Blu-ray変換」を購入すると製品版として利用することができるので結構お得。

Caution!
このアプリケーションは強力な暗号化解除機能を有しており、Blu-rayディスクの保護技術AACSやリージョンコードも解除するため、その機能を使用すると著作権法に定める「技術的保護手段の回避」に該当し、違法行為になるため、個人で作成したものなど、コピーガードのかかっていないメディア限定で使用してください。

システム要件

バージョン8.1.2.0現在

OS:Windows XP / Windows Visata / Windows 8(8.1)/ Windows10
CPU:1GHz以上(INTEL・AMD推奨)
RAM:512MB(1GB以上推奨)
グラフィック:nVIDIA GeForce GTX 260相当以上

GeForce GTX 260は2008年にリリースされたグラフィックカードなので、2~3年前のミドルレンジPCなら、CPU内臓のグラフィック機能でも問題ないはず。

ソフトの入手先

Leawo Blu-ray変換 ダウンロードページlink




 

Leawo Blu-ray変換のインストール

インストールはウィザードではなく、日本語化された最初の画面で全て完結する。

ダウンロードページの「ダウンロード」アイコンをクリックしてインストーラーをダウンロード。

変更できるのはインストール先とアイコンの作成のみ。
特にこだわりがなければインストール先はデフォルトのままでOK。
アイコンは任意でチェックを入れておく。

「ライセンスに同意する」の右横にある矢印アイコンをクリックすると、EULAが表示されるので、確認して問題なければチェックを入れる。

ライセンスに同意すると「インストール」がクリック可能になるので、「インストール」をクリック。

インストールが完了したら「LEAWO Prof. Mediaを実行する」にチェックが入った状態で「完了」をクリックするとインストーラーが終了し、LEAWO Prof. Mediaが起動。
同時にブラウザが立ち上がり、Blu-ray変換の手順のページが表示される。

使用方法

Leawo Blu-ray変換で出力可能な動画フォーマットは、MP4・AVI・ASF・WEBM・MOV・RMVB・FLV・WMV, MKV・MPEG-1・MPEG-2・3GPと多彩で、デバイス別のプリセットも用意されている。
また、リッピングソフトとしてはユニークな3D化機能のほか、コントラスト・彩度・音量の調整、切り抜き、カット、透かしの挿入など、編集機能が充実している。

ただし、動画ファイルとして出力する際は、MP4やMKVを使用しても複数の字幕や音声を指定することができず、字幕は焼付のみになる

インストールしたLewawo Prof. Mediaを開くと、ライセンス認証をしていないので各機能は「試用版」になっている。

「Leawo Blu-ray変換」の試用版は、出力時間に5分の制限がかかっているが、出力までの処理はフル機能で利用可能なので、まずは試用版で思い通りの編集が可能かテストの実施を推奨。

ライセンスを購入したら登録コードが届くので、右上にある「鍵」アイコンをクリックし、購入したコードをテキストボックに入力して「→」で確定すると、キーを認証して購入した機能が「製品版」として自動的にアクティブになる。

Blu-rayのリッピング

Blu-rayディスクのリッピングで注意が必要なのは多重音声の場合。
Blu-rayディスクを読み込むと、「Leawo Blu-ray変換」は自動的にメインムービーを認識するのだが、Blu-rayにはメインムービーが複数収録されているケースがあるので注意が必要。

リッピングするBlu-rayディスクをドライブに入れ、Lewawo Prof. Mediaのホームから「Blu-ray変換」をクリックするか、上部アイコンの「変換」をクリックし、「BD/DVDを追加」から「ディスクを追加」でBlu-rayディスクが入っているドライブを選択。

「フォルダを追加」はBlu-rayやDVDディスクを、DVD ShrinkやRedFox AnyDVD HDなどのリッピングソフトを使用して、ハードディスクにバックアップを取ったものを指定。

「ISOファイル」も「フォルダを追加」と同様に、Blu-rayやDVDディスクのISOイメージファイルを使用する場合に選択。

映画のBlu-rayディスクを読み込むと、変換するタイトルにチェックが入った状態で、「メインムービー」が表示される。

映画の場合は本編のほかに、著作権の警告や特典映像など複数のタイトルが入っている事が多いため、ディスクを認識すると全てのタイトルが表示される。
また、上図のように「Leawo Blu-ray変換」が認識したメインムービーは「タイトル_2」で、同じ再生時間の「タイトル_6」が存在することがある。

選択したタイトルはプレビュー機能があるので再生可能だが、再生しても判別はできないので、とりあえず「OK」をクリックしてタイトルを選択する。

取り込んだメインムービーの「字幕」と「音声」のリストを確認。
字幕には英語、スペイン語、デンマーク語、フィンランド語などがあるものの「jpn」の表記がなく、音声も英語とスペイン語しか入っていない。

再度、「BD/DVDを追加」から「ディスクを追加」でBlu-rayディスクが入っているドライブを選択し、タイトル選択画面から別のメインムービーを取り込んで確認すると、字幕・音声ともに「jpn」の表記がある。

そもそも保護された映画の場合はリッピングそのものが違法行為で、メインムービーのタイトルが複数収録されていることも稀なケースなのだが、変換する際のタイトル選択には注意が必要。

Blu-rayやDVDディスクに収録されている複数のタイトルを出力する場合は、「BD/DVDを追加」→「ディスクを追加」→「Blu-rayディスクが入っているドライブを選択」し「カスタムモード」を選択。

カスタムモードでは任意で出力するタイトルを選択できる。

「フルムービー」はディスクに収録されているタイトルを一括して取り込む場合に使用。

取り込んだ後でも個別にタイトルを削除できるため、取り込むタイトルが多い場合は、カスタムモードではなくフルムービーで全て取り込んでから、不要なタイトルのみ削除するのもあり。

取り込んだタイトルは右上にあるアイコンで「並び替え」と「削除」が可能。

「変換」横のアイコンはファイルの出力方法を表しており、初期状態では追加された各タイトル毎にファイルが作成される。

各タイトルを1つのファイルに結合して出力する場合は、アイコンをクリックして上図の表記に変更する。

タイトルの表示も変更されるので、結合する順序などを調整。

変換するファイルフォーマットの確認・編集は初期設定で「MP4 VIDEO」と表示されている箇所をクリック。
「編集」はコーデック・ビットレートなどの変更が可能で、「変更」はファイルフォーマットを他のフォーマットに変更する際に使用する。

「すべてに適用」はデフォルトでオンになっており、追加したすべてのタイトルで同じ設定が適用されるので、タイトルごとにフォーマットや設定を変更する際は、クリックしてオフにする。

「編集」では画質を「最適・標準・低」から選択でき、映像コーデックは「MPEG4」、ビットレートは「スマートマッチ」になっているほか、解像度・フレームレート・アスペクト比は全てオリジナル。
音声はコーデックが「AAC」、ビットレートは128kbps、サンプルレートが「44100」、チャンネルは「Stereo」。

一般的な1時間45分ほど映画のBlu-rayディスクで本編のみを出力した場合、「最適」で10MB前後、「標準」で8~5MB、「低」で5MB前後くらいがビットレートの目安で、生成されるファイルサイズはで10GB~5GBくらいになる。
ただし、ビットレートモードはソースによって変化するようで、可変ビットレート(VBR)でエンコードされる時と、固定ビットレート(CBR)でエンコードされるケースがあり、ビットレートモードは指定できない。
また、エンコード処理も1パスなのか2パスなのか不明で、指定もできない仕様になっている。

エンコード処理で一番の問題は使用している映像コーデック。
デフォルトで「MPEG4」になっており、出力されたファイルはWindows10のWindows Media Player(WMP)では再生可能だが、Windows7環境ではWMPが再生開始直後に強制終了する。
Windows7環境でもVLC Media playerやSM Playerでは問題なく再生できるが、汎用性は高くないので、映像コーデックは「x.264」への変更を推奨。
ただ、圧縮率は「x.264」よりも「MPEG4」のほうが高いようなので、再生環境を考慮して選択。

映像ビットレートのリストは「3000kbps」が上限になっているが、直接入力が可能なため、3000kbps以上のビットレートも指定できる。

音声は設定が貧弱なので、ソースにもよるがビットレートを「160kbps」以上、サンプルレートは「48000Hz」に変更したほうが良いかも。
「音声コーデック」で「Audio Copy」を選択すると無劣化で音声を取り込めるが、ファイルサイズが大幅に増大するので要注意。

エンコード設定後の出力サイズは「タイトル」の「サイズ」で確認できる。

映像コーデック「H.264」、ビットレート「4500kbps」、解像度・フレームレート・アスペクト比は「Original」。
音声コーデック「AAC」、ビットレート「160kbps」、サンプルレート「448000Hz」、チャンネル「Stereo」。

個人的には上記の設定でエンコードしており、設定値はエンコーダー「HandBrake」の高画質プリセットでの出力ファイルを参考にしたもの。
この設定で2時間弱のBlu-rayディスクの映像なら、4GB前後のファイルになる。

設定値は名前をつけて「カスタムに保存」で保存できる。

全ての設定が完了したら「変換」ボタンをクリックし、「・・・」でファイルの保存先を指定したら「変換」で、エンコードが開始する。

フォーマットの変更

デフォルトで設定されているMP4のほか、H.264の後継で次世代のコーデック「H.265」を使用したMP4やMKV、AVI、VP8などのフォーマットも使用可能で、フォーマットが表示されている箇所をクリックして「編集」を選択。

ビデオフォーマットだけではなく、「音声」「HD Video」「4K Video」も用意されており、用途に合わせてフォーマットを変更することも可能。

「端末別」では「Apple」「Sony」「Samsung」「HTC」「Motorola」のグルーバルメーカー5社のスマホやタブレット毎にプリセットが用意されており、各デバイスの解像度に合わせてファイルを出力できる。
ただし、各プリセットの映像ビットレートは「スマートマッチ」になっており、ファイルサイズが携帯端末用になるわけではないので、映像ビットレートは設定が必要かも。

ファイルの編集

「Leawo Blu-ray変換」にはカット・トリミング・透かし・3Dなどの編集機能を実装している。

動画を編集する場合は、各タイトルの右端にある編集アイコンをクリック。

編集画面が開き、自動的にタイトルが再生される。

タイトルの一部分のみを動画ファイルとして出力する場合は、始点と終点をミリ秒単位の時間で指定、タイムシフトバーの下にあるグリーンの範囲指定バーで指定、タイムシフトバーを操作して再生(一時停止)ボタンの横にある始点・終点アイコンで指定の3通り方法がある。
指定範囲の時間は「カット時間」で確認できる。

指定したカット範囲は[▶]アイコンで再生できる。

範囲が決まったら「保存」で確定。
設定を取り消す場合は「リセット」。

「透かし」は動画上に文字や画像を表示させる機能で、上図赤枠部分の「透かし」をオンにすると、編集が可能になる。
デフォルトでは「テキスト」がオンになっているので、文字を表示させる場合は、テキストボックスに任意の文字を入れる。
カラーやフォントを変更する場合は、それぞれのアイコンをクリック。

透かしの表示位置はバウンディングボックスを移動させて指定。
また、バウンディングボックスを拡大縮小するとフォントサイズも編集できる。

画像を透かしとして使用する場合は、任意のファイルを指定して、サイズや位置を決める。

配置した文字または画像を透明化する場合は「透明度」を指定する。

「切り抜き」はバウンディングボックスで指定した範囲のみを出力するもので、拡大方法を「レター」「パン」「カスタム」「フル」「16:9」「4.3」の中から指定する。
左画面で指定した切り抜き部分を、右画面で確認できる。

「レター」と「パン」以外は、切り抜いた範囲にもよるが、アスペクト比が狂ってしまう可能性が高いため、基本的には「レター」の使用を推奨。
「パン」は別名トリミングともいい、映像から一部を切り出して指定したアスペクト比に修正するので、バウンディングボックスの範囲より若干画像が切れてしまう。

画質の調整が必要な場合は「効果」で、「明るさ」「コントラスト」「彩度」のほか、「音量」の増減も可能。

ただし、効果の設定は動画全体にかかるため設定には注意が必要。

「3D」では普通の動画を3Dにすることができるユニークな機能。
ただし、3D化しても対応したモニタとメガネが無いと3Dにならないので要注意。

お手軽なのは「左右並行」にした動画をスマホとVRゴーグルを使用しての視聴で、確かに拡大されて3Dっぽい感じになるが、少し上下左右に視点を移動させると歪がひどいため、視点は中央に固定して視聴する必要がある。

オリジナルの動画を収録したBlu-rayディスクからファイルを出力する際には、各効果の設定は結構便利かも。
ただ、「Leawo Blu-ray変換」はリッパー&エンコーダーで、エディタではないので、過度の期待は禁物。






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