Microsoftアカウントの取得と設定


MicrosoftアカウントはGoogleアカウントと同様に、もともとMicrosoftが提供しているウェブサービスを利用する際に使用していたものだが、OfficeのほかWindows8以降でWindowsのログインアカウントにも紐付けされた。

もともとプライバシーの侵害はGoogleの「十八番」だったのだが、Windows10のリリースに伴い、Microsoftものプライバシー侵害でGoogleに負けず劣らずの批判を受けるようになった。
Windows10はプライバシー設定をしないと個人情報がダダ漏れで、MicrosoftアカウントでWindows10にログインすると、アカウントに関連付けられてデータが収集されるようになる。
また、プライバシー設定をオフにし、ローカルアカウントを使用していても、バックグラウンドでMicrosoftのサーバと通信していることも判明しており、Windows10がスパイウェアだと揶揄される所以になっている。

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Windows10のアピールポイントであるCortanaも、キーロガー(キー入力を監視するソフト)と同じ性質をもっており、Cortanaへの質問はMicrosoftのサーバへ送信されている。
これも時代の変遷なので仕方ない面もあるが、無害だったOfficeの冴子先生が懐かしい。

アカウントの作成ページ

Microsoftアカウントの作成ページlink





Microsoftアカウントの作成

MicrosoftアカウントはWindows8以降だとWindowsのログインアカウントと統合されたので、Windowsへの初回ログイン時にアカウントの作成を促される。
また、Windows10のアシスタント機能 Cortanaや、Windowsに統合されたOneDriveを使う際にはMicrosoftアカウントが必須。

MSアカウントの作成時の基本項目は「姓名」「ユーザー名(メールアドレス)」「パスワード」「地域」「生年月日」「性別」。
「生年月日」は未成年と成年の判別に使用されるため、適当に入力して成年に達していない年齢だと色々と制限がかかるので要注意。

ユーザー名として使用するメールアドレスは既存のアドレスを使用することも新規作成も可能。

ユーザー名として使用するアドレスを新たに取得する場合は、「新しいメールアドレスを取得」のリンクをクリックし、ユーザー名の項目にメールアドレスのアカウント部分を入力。
ドメインは「outlook.jp」の他にもドロップダウンリストから選択できる。

すでに使用されているアカウントは拒否されるので、使用できるアカウントを模索する。

ユーザー名が既存メールの場合

既存のメールアドレスをユーザー名に設定した場合、「電話番号」は未入力でもアカウントは作成できるので、表示されている画像に描かれた文字を入力して「アカウントの作成」をクリック。

既存のメールアドレス宛に確認メールが送信される。

設定したメールアドレスで送信された確認メールを開き、「(メールアドレス)の確認」というリンクをクリック。

これで既存のメールアドレスを使用したMSアカウントは作成できる。

ユーザー名が新規メールの場合

新規にメールアドレスを取得した場合、既存のメールアドレスを使用した場合と異なり、「電話番号」と「連絡用メールアドレス」の入力が必須になる。

「電話番号」や「連絡用メールアドレス」はアカウントを有効化する際に必要で、「電話番号」に携帯電話の番号を入力するとSMSでの受信が可能だが、一般回線の電話番号だと認証は自動音声のみ。

入力が完了したら「アカウントの作成」をクリック。

2017年1月現在では、新規メールでアカウントを作成した場合、基本項目と「電話番号」「連絡用メールアドレス」を入力すればアカウントを作成できる。

ちなみに2016年10月頃までは、アカウント作成時に携帯電話などで認証を行う必要があった。

アカウントの保護

アカウント作成時の認証作業は省略されたが、プライバシーに関わる項目にアクセスする場合は「本人確認」が必要になる。

新規メールでユーザーアカウントを作成した場合は、セキュリコードの受信に「携帯電話へのSMS送信」「携帯電話への自動音声による通知」「連絡用メールアドレスへの送信」があり、既存メールで作成した場合は「メールアドレスへの送信」のみが表示される。

任意で各項目を選択すると確認のために「電話番号の下4桁」もしくは「メールアドレス」を入力して「コードの送信」をクリック。

指定した方法でセキュリティコードが送信されるので、記載されているコードを確認。

セキュリティコードを入力して「送信」をクリックするとプライバシー項目へアクセスが可能になる。
また、毎回セキュリティコードを入力するのが煩わしい場合は、「このデバイスは頻繁にサインインするので、コードの入力は不要にする」にチェックを入れると、次回以降は普通にアクセスできる。

アプリを使用した認証

「Microsoftにサインインする方法を管理」などセキュリティコードが必要な項目へアクセスした際、セキュリティコード送信後に「セキュリティコードの待機状態を停止しますか?」という、今ひとつ意味の通じない題目のページが表示されることがある。

一見すると怪しい感じだが、これはMicrosoftが推している?スマホのアプリを使用したセキュリティコードの認証に関するメッセージ。

セキュリティコードの認証は「このデバイスは頻繁にサインインするので、コードの入力は不要にする」にチェックを入れることで入力を省くことができるものの、当然ながらセキュリティは低下する。しかしながら、毎回事あるごとにSMSやメールにコードを飛ばして認証するのは煩わしい。
そんな悩みを解決?するのがMicrosoft謹製のスマホアプリ「Microsoft Authenticator」。

表示されるページの別バージョン。こちらのほうが遥かに分かりやすい。

Microsoft Authenticatorはオンラインバンクの「トークン」に似たようなもので、アプリに表示されたコードを入力することで認証が得られるため、SMSやメールなどでコードを受信することに比べると便利なのかも。

Microsoft Authenticatorを設定する場合は「今すぐ設定する」、通常ページへ戻るには「必要ありません」をクリック。

「今すぐ設定する」を選択すると、アプリをインストールするデバイスの選択画面になるので、使用するデバイスを選択して「次へ」。

もしくはダイレクトにGoogle PlayストアやAppストアから「Microsoft Authenticator」を検索してインストール。
その場合は「認証アプリの設定」は「スキップ」。

「Microsoft Authenticator」は複数のアカウントを登録でき、アプリを起動すると30秒毎にセキュリティコードが変更される仕組み。

初回起動時はアカウントの設定が必要なので、「アカウントの追加」をタップ。

「個人用アカウント」をタップ。

アカウント(メールアドレス)を入力後、パスワードを入力して「サインイン」をタップ。

初回のみ従来の方法で認証が必要なのでセキュリティコードを送信。

受信したコードを入力して「送信」。

これで「Microsoft Authenticator」の設定は完了。

Microsoft Authenticatorは複数のアカウントを登録でき、2回目以降の登録ではセキュリティコードの認証も必要なく、右上の「︙」をから「アカウントを追加」で追加が可能。

セキュリティコードは各アカウント別に30秒ごとに切り替わって表示される。

2段階認証を有効にしていると、アクセス時にMicrosoft Authenticatorがサインインの承認を求めてくる。

セキュリティオプション

Microsoft Authenticatorの使用停止や、二段階認証の無効化などの設定は「追加のセキュリティオプション」で行う。

「追加のセキュリティオプシン」は右上にあるユーザーアイコンから「アカウントを表示」→「セキュリティ」で「 その他のセキュリティ オプション 」のリンクをクリック。

セキュリティコードの入力そのものを無効化するには2 段階認証を無効化する。
「2段階認証の無効化」のリンクをクリックするとメッセージが出るので、無効化する場合は「はい」をクリック。
2段階認証を無効化するとMicrosoft Authenticatorの必要もなくなるが、格段にセキュリティが低下するので要注意。

その他、Microsoft Authenticatorのセットアップや解除も「追加のセキュリティオプション」で可能。

プライバシーの確認

Windows10になってからMicrosoftの個人情報収集は多岐に渡っているので、しっかりと何が収集されているのか確認していたほうが良いかも。

「アカウント」のページから「プライバシー」を選択すると、大まかな情報と送信されるデータの削除が可能になっている。

ただし、根本的に情報収集を停止する設定はなく、Spybot Anti-Beaconなどのインストールが必要になる。

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