Splashtopのインストールと使い方

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SplashtopはPCをリモート操作するアプリで、母艦となるサーバまたはパソコンには「Streamer」というプログラムをインストールし、クライアント端末にはSplashtop2というプログラムをインストールして使用する。
ただ、無料で使用できるのは同一ネットワーク内にあるパソコンのみで、Splashtopの真価が発揮される外部からのリモート操作を可能にするには、月額で100円強の定額料金が必要。

Splashtopを使用する際は「操作するPCやサーバが起動状態にある」ことが前提条件になる。
そのためリモート操作するPCは、常時起動させておくか、Wake On Lanを設定して外部からの起動を可能にしておかないと使えない。

システム要件

Splashtop Streamer

バージョン3.1.4.1現在

OS:Windows XP / Vista / Windows7 / Windows8 / Windows10
CPU:2コア1.6GHz以上
RAM:1GB以上
画面解像度:2560px以下
オーディオ設定:32khz~96khz

Splashtop2 (for Windows)

バージョン2.6.4.0現在

OS:Windows XP / Vista / Windows7 / Windows8 / Server2008 / Server2003
CPU:Intel AtomおよびPentium M以上
RAM:1GB以上
DirectX:9.0以上

※アクセスラインセンスは1つのIDに対して5台で、それ以上のデバイスで接続するとパスワードを受け付けなくなる。
現在使用しているデバイスのアクセスライセンスを他のデバイスへ移行するには、使用しているデバイスからSplashtop2をアンインストールすればOK。

ソフトの入手先

日本語サイトもあるのだが有料の法人向けなので、個人で使用する場合は本家サイトのSplashtop Personalをダウンロードする。
Splashtop Personalのダウンロードページは、トップページから「Personal & Home」をクリックし、次のページで「Get the App」をクリック。

Splashtop 公式サイトlink

Splashtop Paesonal ダウンロードページlink




Splashtop Streamerのインストール

Splashtop PersonalのダウンロードページにはStreamerとSplashtop2のダウンロードリンクが表示されており、リモートで操作される側のPCにStreamerをインストールする。

Streamerは「remote to:」と表示されている右側になる。
Splashtop001

StreamerはWindowsのほか、Mac OSとLinux Ubuntu版があり、Windowsは「WindowsXP,7,8,10」のリンクをクリック。

「Splashtop_Streamer_WIN_vxxxx」というインストーラーをダウンロードしたら実行。
セキュリティ警告が出たら「実行」をクリック。

Splashtop002

後は自動的にインストールされる。

Splashtop003

Streamerの設定画面が開いたらインストール完了。

Splashtop004

アカウントにログイン後、仮想ドライバーのインストール画面がでるので「インストール」を選択。

アカウントの作成

SplashtopはStreamerとSplashtop2をアカウントとパスワードを使用して接続するので、Streamerをインストールしたらアカウントを作成する。

Splashtop005

Streamerの「状態」タブにある「Splashtopアカウントを作成」をクリック。

Splashtop006

アカウントはメールアドレスとパスワードのみなので、任意のアドレスとパスワードを入力して「アカウントの作成」をクリック。

Splashtop007

無事にアカウント作成。

Splashtop008

初めの画面に戻るのでアカウントを入力してログイン。

splashtop022

左のナビゲートバーから「設定」を選択し、「自動起動」にチェックが入っているか確認。

「音声をモバイルデバイスのみに出力」はリモートアクセスで音声を再生する際に、メインPC(Streamer側)でミュートになる。
「音声をこのコンピューターのみに出力」はリモートアクセスでStreamer側のPCから音声を出力するもので、操作しているデバイスからは音声が出力されない。
「音声をこのコンピューターとモバイルデバイスの両方で~」は、Streamer側からも操作しているデバイス側からも音声が出力される。

「スリープ設定の変更」をクリックするとコントロールパネルの「電源オプション」が開くので、スリープに入る時間等を任意で行う。

splashtop023

デフォルトのままだとセキュリティはかかっておらず、Splashtopを起動できれば誰でもリモート操作が可能になってしまうので、セキュリティ設定の実施を推奨。

Windowsアカウントのパスワード、またはSplashtopで設定したセキュリティコードのいずれか、もしくは両方でセキュリティをかけることができる。
また、「接続終了時の自動ロック」、「画面の非表示機能」、「キーボードとマウスのロック」もあるので、必要に応じてチェックを入れておく。

splashtop030

「画面の非表示機能」を有効にすると、リモート操作時のStream側のPC画面は上図のようになり、作業状態は見えないもののマウスカーソルの動作は確認できる。

「画面の非表示機能」に項目にある「ドライバー」は、Streamerと同時にインストールした仮想ドライバーなので、別途インストールする必要はない。ただし、Streamerインストール時にドライバーをインストールしておらず、「画面非表示」機能を使用する場合は別途インストールしておく。

これでSplashtop Streamerのインストールと設定が完了。

splashtop024

赤枠部分のアイコンがStreamer。このアイコンが出ていなければSplashtopからのアクセスができないので要注意。
Streamerの設定はこのアイコンを右クリックして「基本設定」を選択すれば、いつでも変更できる。

Splashtop2のインストール

StreamerがインストールされているPCを操作する側のPCには、Splashtop2をインストールする。

Splashtop2は「remote from:」と表示されている左側になる。

Splashtop001

Splashtop2はWindowsやMacのほか、Android、iPhone、iPad、Kindle Fireなどのプラットフォームに対応しているので多くのデバイスで利用できる。

splashtop010

インストールはStream同様、自動で行われる。

splashtop014

インストールが完了すると使用許諾書が表示されるので、目を通してから「同意する」をクリック。
デフォルトでエラー報告を送信するにチェックが入っているので、気になるようならチェックを外しておく。

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使用許諾書に同意するとセットアップに移行するので、「既にSplashtopアカウントを持っています」をクリック。

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Streamのインストール時に作成したSplashtopのアカウントを入力。

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以前は無かった機能だが、セキュリティが強化され、初めてSplashtop2を使用するデバイスはことごとくログインに失敗する

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ログインに使用しているメールアドレスにデバイスを認証するためのメールが届いているので、「このデバイスを認証するには下記のリンクをクリックしてください。」というリンクをクリックする。
※「下記のリンク」となっているが「このリンク」の誤りかと思われる。

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リンクをクリックするとブラウザが起動して認証されたことが表示される。

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認証後に再度ログインすると「Streamerをインストールしてください」と表示されるが、すでにインストール済みなので、気にせず「開始」をクリックするとSplashtop2が起動する。

使用方法

Splashtopはリモートアクセスを実現するプログラムなので、基本的に起動するだけでOK。ただし、リモートされる側のサーバやPがの起動し、Streamerが動作していることが前提。

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無料での利用はローカルネットワークに接続されているデバイスに限られるが、Wake On Lanの設定ができていればローカルネットワークに限り、Splashtopでスリープ状態からの復帰も可能。
用途は限られるが、自宅のメインPCにStreamerをインストールしていれば、他の部屋にあるノートPCやスマホ、タブレットなどのデバイスから、SplashtopでメインPCをリモート操作することができる。

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遠隔地からSplashtopでPCをリモート操作するためには、オプションで提供されている「Anywhere Access Pack 」を購入しなければならず、料金は月額1.99ドルもしくは年額16.99ドルなので、およそ一ヶ月あたり200円。
また、遠隔地からのリモート操作では、Splashtop2のWake On Lanが使えないので、別途Wake On Lanのアプリを使用するか、StreamerがインストールされているPCを常時起動しておく必要がある。

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Streamerをインストールしたパソコンやサーバが起動していればカラーで表示されるが、起動していなければグレーアウトして選択できない。

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Streamer側のPCが起動している状態で、上図赤枠部分の「編集」アイコンをクリックすると解像度の設定ができる。

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デフォルトでは「リモートコンピューターのネイティブ解像度」になっており、表示画面は最適化されているが、必要があれば変更することもできる。

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StreamerをインストールしたPCがローカルネットワーク上にあり、Wake On Lanが有効になっていれば、右端にある「編集」アイコンから「PCのスリープを解除する」をクリックすることで、スリープ状態のPCを起動させ、リモート操作が可能になる。

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接続するPCを選択(クリック)すると、「接続」ボタンが表示されるのでクリックして接続。

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ウインドウの中に操作しているデスクトップが表示され、マウスやキーボードもローカルのPCを操作している感覚で使用できる。

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PC版 Splashtop2の上部メニューは左から順に、「接続切断」「Ctrl + Alt + Del」「画質調整」「画面サイズ」「全画面表示」「切り替え画面」。

※「切り替え画面」についてはStream側のPCがツインディスプレイを使用している時のみ有効。

Android版 Splashtop2のメニューは右下に隠れているのでガイドをタップ。

2つのアイコンは左が「切断」や「トラックパッド」「音声」などの設定メニューで、右がキーボード表示。

設定メニューは左から「接続切断」「録画」「ヒント」「ガイドのロック」「画面切り替え」「スクロールバー表示」「トラックパッドモード」「シャープ/スムース切替」「音声」で、上矢印のアイコンは有料の「Anywhere Acces Pack」購入ページへ移動。

「録画」はボタンをタップしたらデスクトップの録画が開始し、再度タップすると終了。

録画ファイルはAndroidの「Movie」フォルダに保存される。

Androidデバイスからアクセスする際は、デフォルトで「ジェスチャモード」になっており、表示されているリモート先PCもジェスチャで操作できる。

「ジェスチャ」では操作し難い場合は、設定メニューから「トラックパッドモード」を選択することで、画面下に左右のクリックボタンが表示され、マウスカーソルで操作するタイプに変更できる。

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ローカルネットワークで使用する分には回線速度によるストレスはそれほどないが、遠隔操作時は回線速度が低下すると、それなりに反応が鈍くなる。
また、スマホやタブレット、10.1インチサイズなどのノートPCなど、画面が小さいデバイスからのマウス操作はさすがに手こずるので、ランチャーやショートカットなどで工夫が必要。

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