国税電子申告 – e-Taxソフトのインストールと設定

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個人事業主が e-Tax を利用する際に必要な手続きと手順

e-Tax は 国税の 申告 / 申請 / 納税 がオンラインサービス。
確定申告で e-Tax を利用すると 申告書の郵送が不要で、申告納税額もペイジーで直接 振り込みが行えるだけでなく、2020年の確定申告(2021年3月15日期限)から最大 65 万円の特別控除を受ける場合の必要条件になる。

e-Tax は「スマートフォンでも利用可能」になっているが、スマホでの申告は「給料以外の収入がない個人」 に限定されるため、個人事業主が e-Tax を利用する際は PC で所定のアプリケーションや利用者識別番号などの取得が必要。

マイナンバーカード方式 と ID・パスワード方式

従来 e-Tax を利用する際には e-Tax の IDとパスワード、マイナンバーカード が必要で、事前に「 e-Tax の開始届 」を提出して e-Tax の IDとパスワード を取得しなければならなかったが、2019 年からマイナンバーカード利用時の手続きが簡素化され、e-Tax の IDとパスワードが不要になり「 e-Tax の開始届 」の提出も必要がなくなった。

そのため電子証明書付きのマイナンバーカードを使用する場合は、システム要件を満たしたパソコンと IC カードリーダライタ があれば e-Tax で確定申告が行える。

JPKI利用者ソフト のインストールと使い方

電子証明書付きのマイナンバーカード で e-Tax を利用する場合は、マイナンバーカードの電子証明書を利用するため 地方公共団体情報システム機構 が運営している「公的個人認証サービス」 のアプリケーション「JPKI利用者ソフト」のインストールが必要になる。

地方公共団体情報システム機構 公的個人認証サービス ポータル link

システム要件

バージョン 3.3 現在

OS :  Widnows 8.1 以上 ( 32 & 64bit)
ブラウザ :  IE 11

ソフトの入手先

Windows用 JPKI 利用者クライアントソフトのダウンロードページ link

JPKI利用者ソフト のインストール

JPKI利用者ソフトのインストールはセットアップウィザードで行われ、すべてデフォルト設定で進めて問題ない。

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ダウンロードページから「利用者クライアントソフトVer 3.3 ダウンロード」のリンクをクリックして最新のインストーラーをダウンロード。

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セットアップウィザードが開始するので「次へ」。

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プログラムのインストール先はデフォルトのまま「次へ」。

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「プログラムフォルダーの選択」のデフォルトのまま「次へ」。

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インストールの設定が完了したら「次へ」でプログラムのインストールが開始する。

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電子証明書の通知設定は任意で選択。

IC カードリーダライタ

電子証明書付きのマイナンバーカードを読み取るデバイスは、 IC カードリーダライタ の他にも NFC をサポートした AQUOS や Arrows , Xperia など一部モデルのスマホでも可能。

マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧 PDF link

マイナンバーカードをサポートしている IC カードリーダライタ は NTT コミュニケーションズ / Sony / アイデンティブ / サンワサプライ などから販売されている。

マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタ一覧 PDF link

JPKI利用者ソフト の使い方 – 署名用認証局の電子証明書の登録

JPKI利用者ソフトをインストールしたら ICカードリーダライタ の動作チェック後に e-Tax で使用する「署名用認証局の電子証明書」を取得して パソコンにインストールする。

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スタートメニューの「公的個人認証サービス」から「JPKI利用者ソフト」を起動。

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ICカードリーダライタ を パソコンに接続して マイナンバーカードをセット。

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「自分の証明書」をクリック。

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証明書選択で「署名用電子証明書」を選択して「OK」。

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パスワードを求められるので マイナンバーカードの交付時に設定した 英数字を含めた6桁以上のパスワードを入力。

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自分の情報が表示されるので、念のため「有効性確認」をクリック。

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パスワードを入力して結果が「有効」ならOK。

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「自分の証明書」をクリック後に「ICカードに接続できません。 ICカードまたはリーダライタを確認してください。」とエラーメッセージが表示された場合は、マイナンバーカードが正しく ICカードリーダライタにセットされているか再確認。
特に差し込みタイプのモデルは裏表を要チェック。

マイナンバーカードが正しくセットされている場合は 「JPKI利用者ソフト」の「動作確認」をクリックして「JPKI利用者ソフト」が ICカードリーダライタを認識しているか確認。
デバイスを認識していない時はドライバを更新してみる。

利用者識別番号の取得

e-Tax を利用する際に必要となる「利用者識別番号」は「開始届出書」を提出することでオンラインで取得できる。

利用者識別番号の取得ページ – 開始届出(個人の方用)新規 link

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「開始届出(個人の方用)新規」のページへアクセスして「次へ」。

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氏名や生年月日などを入力して「次へ」。

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住所や所轄の税務署などを入力。

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利用者識別番号用の暗証番号を「英小文字と数字を含む8桁以上」、納税用確認番号を「半角数字6桁」で設定。

※ 暗証番号は利用者識別番号の発行時に表示されるが、納税用確認番号は次の確認画面以降は表示されないため 必ずメモなどに控えておく。

その他 メールアドレスなどを入力したら「確認」をクリック。

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確認ダイアログが表示されるので「OK」。

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入力した内容を確認して間違いがなければ「送信」。

※ 納税用確認番号を確認できる最後のページなのでページを印刷して保管することを推奨。

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ダイアログが表示されるので「OK」。

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新規タブが開いて「利用者識別番号」と「暗証番号」が表示されるので ページを印刷して保管。

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登録したメールアドレス宛に「税務署からのお知らせ」が届いているので、本文の「メールの到達確認はこちらから」のリンクをクリック。

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利用者識別番号と暗証番号を入力して「確認」。

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以上で利用者識別番号の取得が完了。

e-Tax のインストールと初期設定

e-Tax アプリを利用する際は 本体アプリのインストールのほかに ルート証明・ポップアップブロック解除・信頼済みサイト登録などの作業が必要だが、すべて実行ファイルが提供されているので、それぞれファイルをダウンロードして起動するだけで設定できるようになっている。

システム要件

OS :  Widnows 8.1 以上 ( 32 & 64bit)
CPU : Intel Pentium 4 ( 1.6GHz ) 以上
RAM:512 MB 以上
ストレージ : 2 GB 以上の空き
モニタ : 画面解像度 1024 × 768以上
マイナンバーカードをサポートしたICカードリーダライタ link

ブラウザ :  IE 11 ( 32bit ) / Edge

Intel Pentium 4 の第一世代は 2000年にリリースされ、製品としては2001年に販売されたモデルなので、現在 普通に Windows 8.1 や Widnows 10 が稼働しているマシンであれば問題なく動作するはず。

ソフトの入手先

ルート証明書・中間証明書 ダウンロードページlink

信頼済みサイト登録ツール ダウンロードページ link

e-Tax ソフト ダウンロードページ link

事前準備セットアップ ダウンロードページ link

e-Tax ソフトのインストール

ルート証明書 も e-Tax ソフトもインストールはセットアップウィザード形式なので、デフォルト設定のまま進めて問題ない。

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ルート証明書・中間証明書のダウンロードページからインストーラーをダウンロード。

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ダウンロードした 「 cersetup.exe 」を起動し、ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」で許可。

セットアップウィザードが開始するので「インストール」をクリック。

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インストールは瞬時に終わるので Enterキーを押して DOS窓を閉じたら ルート証明書のインストールは完了。

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証明書が正しくインストールされているか確認したい場合は 「コントロールパネル」から「インターネットオプション」を選択して「コンテンツ」タブの「証明書」をクリック。

「信頼されたルート証明機関」に「 OfficialStatusCA 」「 ApplicationCA2 Root 」「 Security Communication RootCA2 」、「中間証明機関」に「 SECOM Passport for Web SR 3.0 CA 」「 ApplicationCA2 Sub 」があればOK。

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「信頼済みサイト登録ツール」のダウンロードページからインストーラーをダウンロードする。

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ダウンロードした「 TrustedSiteSetup 」を起動し、ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」で許可。

セットアップウィザードが開始するので「登録する」をクリック。

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「完了」をクリックで登録完了。

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e-Tax ソフトのダウンロードページからインストーラーをダウンロード。

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ダウンロードした「 web_ntasetup.exe 」を起動し、ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」で許可。

セットアップウィザードが開始するので「次へ」。

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使用許諾書を確認して問題なければ「使用許諾書の全条項に同意します。」をチェックして「次へ」。

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インストール先はデフォルトのまま「次へ」。

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インストールの準備ができたので「インストール」。

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「e-Taxソフトを起動します。」にチェックが入った状態で「完了」をクリック。

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バージョンチェックを行うため「OK」。

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「OK」をクリック。

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「最新の状態に更新済み」になっていれば「追加インストール」をクリック。

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「申告」→「所得税」の項目を展開して申告する年度にチェックを入れると「共通」の項目は自動的にチェックが入るのでそのまま「インストール」。

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セキュリティ警告がでるので「実行する」。

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「完了」で e-Taxソフトのセットアップが完了。

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最後に 受付システムへアクセスするため「事前準備セットアップ」のダウンロードページからインストーラーをダウンロード。

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ダウンロードした「 eTaxWEB_IEsetup.exe 」を起動し、ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」で許可。

セットアップウィザードが開始するので「インストール」。

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IEを利用する場合は「次へ」。
Edgeを利用する場合は Micrsoft Store から拡張機能をインストール。

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すでに JPKI利用者ソフトはインストール済みなので「いいえ、インストールしません」をチェックして「次へ」。

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「はい、Internet Explorerで表示します。」にチェックを入れて「完了」。

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IEで e-Taxソフト Web版 のログインページが開くので「マイナンバーカードの読み取りへ」をクリック。

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JPKI利用者ソフトで使用したのと同じ要領で ICカードリーダライタ をパソコンに接続して マイナンバーカードをセットしたら「マイナンバーカードの読み取り」をクリック。

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「公的個人認証 利用者証明用パスワード」はマイナンバーカードの交付時に設定した4桁の暗証番号。

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「利用者識別番号・暗証番号をお持ちの方はこちら」をクリックして、取得した 利用者識別番号と暗証番号を入力して「マイナンバーカード情報の確認へ」。

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「マイナンバーカードの読み取り」をクリック。

「券面事項入力補助用パスワード」を求められるので、マイナンバーカード交付時に設定した4桁の暗証番号を入力。

氏名・生年月日・住所・性別 が正しく表示されたら「次へ」。

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登録が完了したら「利用者情報の登録・確認・変更」をクリック。

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「操作へ進む」をクリック。

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マイナンバーカードをセットして「マイナンバーカードの読み取り」をクリックして必要事項を入力。

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基本情報の登録が完了したら「ログアウト」。

e-Taxソフトの初期設定

e-Taxソフトはマイナンバーカードを利用して利用者ファイルを作成し、

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はじめて e-Taxソフトを起動すると 利用者ファイルの作成ウィザードが開くので「マイナンバーカードを利用する」にチェックを入れて「次へ」。

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インターネット接続に関するダイアログが出るので「OK」。

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JPKI利用者ソフトで使用したのと同じ要領で ICカードリーダライタ をパソコンに接続して マイナンバーカードをセットしたら「次へ」。

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「公的個人認証 利用者証明用パスワード」はマイナンバーカードの交付時に設定した4桁の暗証番号。

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e-Taxソフト Web版へのログイン処理が完了していると 利用者識別番号が入力された状態で「利用者ファイルの新規作成」画面が開くので「利用者名」を入力して「保存」。

利用者ファイルを任意の場所に保存したら初期設定が完了。

ファイルの送信

確定申告は  Freee など e-Tax をサポートしている会計ソフトから 確定申告のファイルを出力して「申告・申請 等」で「組み込み」を行うか 直接入力して書類を作成し、電子署名を付けて送信する。

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「組み込み」は 会計ソフトから出力したファイルの取り込みを行う機能。

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取り込んだファイルはダブルクリックで展開。

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マイナンバーは「基本情報変更」で登録し、配偶者や扶養家族のマイナンバーは帳票に直接入力。

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帳票を修正した場合は「保存」してから「作業完了」をクリック。

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書類に不備がある場合は「保存」した際に内容が表示されるので 該当箇所を修正する。

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「申告・申請一覧」を表示して左ナビゲートメニューから「署名可能一覧へ」の「電子署名」をクリックし、提出する確定申告を選択して「署名」ボタンをクリック。

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「ICカードの利用」にチェックを入れて「次へ」。

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「公的個人認証サービス(マイナンバーカード)」を選択。

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マイナンバーカード交付時に設定した 英数字を含めた6桁以上のパスワードを入力。

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電子証明書が表示されるので「OK」。

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左ナビゲートメニューの「送信可能一覧」から「送信」をクリックし、提出する確定申告を選択して「送信」ボタンをクリック。

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確認ダイアログがでるので「OK」。

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「受付システム」へのログイン方法を求められるので、ICカードリーダライタにマイナンバーカードをセットして「マイナンバーカードによるログイン」で「OK」。

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「受信通知の格納先フォルダ」はデフォルトのまま「OK」。

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送信が完了すると「受付番号」が表示されるので「印刷」で出力しておく。

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ファイル送信後、正常に受信されているか確認するため IE11 で e-Tax の受付システムへアクセス。

e-Tax の受付システム link

「メッセージボックス一覧」の「確認画面へ」をクリック。

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「所得税及び復興特別所得税申告」が「受付完了」になっていることを確認。

e-Tax により省略が可能な添付ファイル
  • 給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票
  • 社会保険料控除の証明書
  • 生命保険料控除の証明書
  • 寄附金控除の証明書(ふるさと納税)

第三者作成書類の添付省略の制度 link

インターネットバンキングからの納税

確定申告のファイル送信時には「納税情報登録依頼」も同時送信され、 e-Tax の受付システムで 納税に必要な「納付番号」「確認番号」「納付区分」を確認できる。

e-Tax の受付システム link

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「メッセージボックス一覧」の「確認画面へ」をクリックし、「手続き名」が「納付情報登録依頼」のリンクをクリック。

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インターネットバンキングを利用した納税は「Pay-easy」を使用するので、電子納税を行う際は「Pay-easy」をサポートした金融機関の口座が必要。

「インターネットバンキング」をクリックすると 金融機関の選択画面に移行するので、振込みを行う金融機関を選択して ログイン。

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納税金額が反映されたペイジーの画面が開くので、振り込みを実行すれば納税完了。

 





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