Android版 Gmailの設定と使い方


もともとGmailはパソコンで操作するWebメールだったのだが、Androidの普及とともに、現在ではAndroidデバイスの主要なメールアプリになった。
現バージョン7.8.13.16xxxでは、ブラウザ版のGmailと比較するとラベルが作成できないなど一部に制限はあるものの、マルチアカウントの操作などはアプリのほうが使い勝手が良かったりする。

Gmailアプリでは「Gmailの送受信」「POPメールの送受信」のほか、Yahoo mailとMicrosoftのoutlook(Hotmail・live mail)も送受信できる。
ただし、従来のキャリアメールと呼ばれる「docomo.ne.jpやezweb.ne.jp、softbank.ne.jp」など、携帯電話会社が提供しているメールは受信できない

システム要件

Android7.1.1 バージョン7.8.13.166937981現在

システム要件は使用するデバイスによって異なる。

アクセス権限

ID

  • この端末上のアカウントの検索
  • アカウントの追加と削除
  • 自分の連絡先カードの読み取り

カレンダー

  • カレンダーの予定と機密情報の読み取り
  • カレンダーの予定の追加、変更とゲストへのメール送信(所有者への通知を行わない)

連絡先

  • この端末上のアカウントの検索
  • 連絡先の読み取り
  • 連絡先の変更

電話

  • 通話履歴の読み取り
  • 通話履歴の書き込み

画像/メディア/ファイル

  • USB ストレージのコンテンツの読み取り
  • USB ストレージのコンテンツの変更または削除

ストレージ

  • USB ストレージのコンテンツの読み取り
  • USB ストレージのコンテンツの変更または削除

その他

  • 通知なしでファイルをダウンロードする
  • 同期統計の読み取り
  • 登録したフィードの読み取り
  • 登録したフィードの書き込み
  • インターネットからデータを受信する
  • 設定したアカウントを表示する
  • Google Mail
  • ネットワーク接続の表示
  • アカウントの作成とパスワードの設定
  • アプリのストレージ容量の計測
  • ネットワークへのフルアクセス
  • NFC の管理
  • 同期設定の読み取り
  • 起動時の実行
  • この端末上のアカウントの使用
  • バイブレーションの制御
  • 端末のスリープの無効化
  • 同期の ON/OFF の切り替え
  • ショートカットのインストール
    Google サービス設定の読み取り

アプリの入手先

Googleプレイ Gmailアプリダウンロードページ

※Androidデバイスにはデフォルトでインストールされているはず。



Gmailのセットアップ

Androidデバイスではセットアップ時にGoogleアカウントを作成しているはずで、新規にアドレスを取得した場合は、すでにGmailもセットアップ済み。
また、既存のGmailアドレスでGoogleアカウントを設定した場合も、自動的にGmailが使用可能な状態になる。

Android版 Googleアカウント取得と設定

GoogleアカウントはGoogleが提供している、GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブ、Googleフォトなどの各サービスを利用する際に必要なアカウントで、PC版であれば既存のメールアドレスでもGo … 続きを読む

バージョン7.8.13現在では初めてGmailを起動した際に新機能の画面が表示されるので「OK」をタップ。

Googleアカウントに設定したGmailが表示されるので「GMAILに移動」をタップ。

同期のメッセージが出た場合は「今すぐ同期」をタップ。

同期に関する注意事項が表示されるので「オンにする」をタップ。

Gmailが起動して使用できる状態になる。

デフォルトで「ソーシャル」「プロモーション」のカテゴリーが表示されており、Gmailは受信したメールの内容から自動的にカテゴリー分けを行うが、必要なければ「カテゴリを変更」でチェックを外しておく。

Outlook・Yahooメールのアカウントの追加と削除

MicrosoftのウェブメールはHotmail→liveメール→Outlookと、出世魚のようにドメインとともに名称が変わっているが、全てGmailに紐付けでき、Yahooが展開しているYahooメールも同様に紐付け可能。

アカウントの追加は、Gmailを起動して左上にあるメニューアイコン「三」をタップ。

表示されたメニューから、上図赤枠部分の「▼」をタップ。

現在登録されているアカウントが表示されるので、「+アカウントを追加」をタップ。

「メールのセットアップ」が開くので、追加するアカウントによって「Outlook、Hotmail、Live 」か「Yahoo」を選択。

「Outlook、Hotmail、Live 」を選択するとMicrosoftへのサインインが求められるので、追加するメールのアカウントを入力して「次へ」。

パスワードを入力して「サインイン」。

認証が完了すると「アカウントのオプション」が表示されるので、「同期頻度」の設定をはじめ必要項目にチェックを入れて「次へ」。

基本的に初期設定のままで問題ない。

これでアカウントの設定が完了。
「次へ」をタップするとGmailに戻る。

Yahooメールも同様の手順で追加できる。

追加したアカウントを削除する場合は、Gmailのメニューから「アカウントを管理する」を選択。

「個人用(IMAP)」をタップ。

削除するアカウントをタップして、右上のメニューアイコン「︙」から「アカウントの削除」をタップ。

「アカウントを削除」をタップすると削除完了。

同様に「アカウントを管理する」から「Google」を選択すると、追加した他のGmailアカウントの削除ができる。

IMAPとPOP
Gmailのアカウント追加には「個人用(IMAP)」と「個人用(POP)」がある。
IMAPもPOPも「通信プロトコル」という通信する際の規約で、使用する規約が違うと処理も自ずと変わってくる。
「POP」はWindows XP以前の環境でメールの設定をした経験があれば、一度や二度は見たことがあるはずで、POP3とSMTPに悩まされたユーザーも多いはず。
このプロトコルはメールサーバからメールを取り出すもので、Outlook ExpressやThunderbird、古くはNetscape Mailなど、メールクライアントソフトでメールを受信する際に使用される。
一方の「IMAP」は現在主流となったウェブメールで使用されており、こちらはサーバ上にあるメールを操作するもので、処理はローカルPCではなくサーバが行っている。

GmailやOutlook、YahooメールのようなウェブメールはIMAPになり、基本的にはアカウントパスワードのみでアクセス可能だが、POPメールは受信サーバ・送信サーバとアカウント・パスワードに設定が必要。

使用方法

現バージョンのGmailアプリで致命的なのは、新規ラベルやフィルターの設定が出来ないこと。
このメールの整理や管理に必要不可欠な機能が使用できないため、Gmailアプリで初めてGmailに触れる多くのスマホユーザーにとって、Gmailは使いづらいという印象を与えてしまっているのが残念。

PCを操作できる環境にあるなら、Gmailの設定はPCでの実行を推奨。

Gmailの設定と使い方(基本操作編)

GmailはGoogleが提供している大容量ウェブメールでHotmailやYahoo mail、goo mailなどフリーのウェブメールの中でも操作性と機能性は群を抜いている。 Googleが開発したプラットフォーム A … 続きを読む

メールの作成と送信

メールの作成そのものは非常にシンプルで簡単。
ただし、PC版のGmailで選択可能な「プレーンテキストモード」は存在しない。

新規メールの作成は右下にある「ペンアイコン」をタップ。

メール作成画面が開くので、「To」に送信先を入力し、後は必要に応じて「件名」と「本文」を入力。

「To」の右端にある「v」をタップするとカーボンコピー(Cc)、ブラインドカーボンコピー(Bcc)に項目が表示される。

宛先(To)にメールアドレスの専用部分、もしくは名前の一部または全部を入力すると、候補がドロップダウンするので、リストから宛先をタップして確定。

入力が終了したら上部にある「▶」アイコンをタップして送信。

ファイルを添付する場合は、「送信アイコン」の横にある「クリップアイコン」をタップ。
「ファイルを添付」と「ドライブから挿入」があり、「ファイルを添付」はスマホ内に保存されているファイルを指定でき、「ドライブから挿入」はGoogleドライブ内に保存されているファイルのURLが挿入される。

「ドライブからの挿入」はGoogleドライブに保存されているファイルを共有設定することになるので、普通に送信する場合は「リンクを知っている全員」にチェックを入れておく。

「共有せずに送信」すると、メール受信者が添付ファイルを開くと、アクセス権限を求められる。

こちらの機能は手間がかかるものの、添付ファイルを開く相手を確認できるメリットがあり、セキュリティ強化として利用できる。

フェイスマークはキーボードやフリックにアイコンがあるので、タップすると絵文字が使用できる。

結構、いろいろあったりする。

返信・転送

着信したメールに返信、メールの転送は1タップで可能。

メールを開くと本文の最下部に「返信」「全員に返信」「転送」のアイコンがあり、タップすると選択コマンドの画面が開く。

メールを開いた状態で表示される右上の矢印アイコンも返信で、三点アイコンには「全員に返信」「転送」「スターを付ける」「印刷」「送信者をブロック」のメニューが選択できる。

「◯◯さんをブロック」のコマンドは、メールの送信者を迷惑メール扱いにするもので、ブロックした送信者からメールが届くと、受信トレイに表示されず迷惑メールへ格納される。

下書き

Gmailは新規メール作成、返信、転送などを行うと自動保存され、未送信のメールは「下書き」に保存されている。

宛先やタイトル、本文が未入力でも下書きに保存されており、再編集する場合は「メニュー」から「下書き」を選択。

再編集するメールをタップし、更に「ペンアイコン」をタップすると編集が可能になる。
上部のゴミ箱アイコンをタップすると下書きを破棄、メールのアイコンは未読に、三点アイコンでは「ラベルを変更」「重要マークを付ける」「印刷」「迷惑メール報告」のメニューが選択可能。

迷惑メール

Gmailの大きな特徴の1つが強力なスパムフィルタで、煩わしい迷惑メールが解放される。

メールを額た状態で、右上の三点アイコンをタップすると「移動」「ラベルを変更」「重要マークを付ける」「メールをブロック」「ミュート」「印刷」「自動サイズ変更を元に戻す」「迷惑メール報告」のメニューがあり、「迷惑メール報告」または「メールをブロック」すると、該当メールの送信者から送信されるメールが次回より受信トレイをスキップして直接迷惑メールに格納される。

迷惑メール報告もブロックも受信を拒否するものではなく、目に触れないように受信トレイをスキップするだけなので、後から解除することが可能になっている。

解除する場合は該当メール開いて、右上の三点アイコンから「迷惑メールでないことを報告」もしくは「◯◯さんのブロックを解除」を選択するだけ。

設定

Gmailアプリの設定は特に編集が必要な箇所はなく、デフォルトのままで使用して差し支えない。
ただ、メール着信通知が表示されない場合は要確認。

Gmailアプリの「設定」はメニューの最下部。

設定の内容はアプリ全般とアドレス個別設定がある。

全般設定は「Gmailの規定動作」や「スレッド表示」の有効化などの項目がある。

アドレスの個別設定には「通知」と「Gmailの同期」があり、同期が有効になっていないとメールが着信せず、通知が有効になっていないとメール着信時に通知されないので要確認。

ラベルやフィルターの設定

Gmailを快適に使用するには不可欠な要素が「ラベルとフィルター」の設定なのだが、前述のように現バージョンのGmailアプリでは編集できないため、スマホやタブレットで編集する際はブラウザからGmailへアクセスすることになる。

「Chrome」などのブラウザを起動して「gmail」で検索するか、下記URLにアクセスしてブックマークをつけておく。

https://www.google.com/gmail

ブラウザ版のGoogleアプリが表示されるので、Gmailが選択されている状態で右上の三点アイコンをタップしてメニューを表示する。

一覧の中にある「PC版サイトを見る」を有効にして、ページをリロード(更新)する。

「簡易HTML形式のGmail使用」を訊いてくるので「最新Gmailを使用」をタップ。

はじめてPC版のGmailにアクセスした場合はプロモーションが表示されるので「次へ」。

PC版のGmailが開くので右上にある「ギアアイコン」をクリックして各種設定を行う。

「PC版サイトを見る」を有効後、リロードしてもPC版が表示されない場合は、左上の「三」をタップしてメニューを表示。

メニュー最下部にある「デスクトップ」をタップ。

懐かしいBETA時代のGmailが表示されるので、スレッド下の「Gmai 表示」の「標準」をタップすれば、最新のPC版Gmailへアクセスできる。

PC版のGmailについては下記を参照。

Gmailの設定と使い方(基本操作編)

GmailはGoogleが提供している大容量ウェブメールでHotmailやYahoo mail、goo mailなどフリーのウェブメールの中でも操作性と機能性は群を抜いている。 Googleが開発したプラットフォーム A … 続きを読む

5インチサイズのスマホでPC版のGmailを操作して設定するのは、はっきり言って辛いので、できればPCでの設定をオススメする。






Android版 Google関連サービス