Android Oreoになっても更新頻度は同じ


2018/04/11

Androidのセキュリティアップデートは毎月実施されており、Google謹製のPixelやソフトバンクやY Mobileから発売されているAndroid One、Essential Phoneなどは、毎月セキュリティパッチが配信されている。



Androidはデバイスの製造メーカーやキャリア各社がカスタマイズしているため、セキュリティパッチの配信は製造メーカーが実施しており、以前からセキュリティパッチの配信頻度が問題視されていた。

Googleもセキュリティパッチの配信については懸念していたようで、2017年8月にリリースされたAndroidの最新バージョン 8.0(Oreo)から「Project Treble」を実装し、Android OSのフレームワークとベンダーオリジナルのソフトウェアを切り離し、Android OSのアップデートはように担ったはずだった。

2018年4月11日現在、もともとAndroid Oreoを搭載していたHTCのAndroid One X2のセキュリティパッチレベルは一月前の2018年3月1日。
Android Oneのセキュリティパッチレベルは、Android7.0の507SHもほぼ1ヶ月前だったので、変化は無しといった感じ。

優秀なのは先月OreoにアップグレードしたEssential Phone。
アップグレード時にセキュリティパッチレベルにも3月5日に更新されたが、Googleオリジナルのデバイス並みにセキュリティパッチの配信が早い。

そして残念極まりないのが、SamsungのGalaxy S8。
Essential Phoneと同様、先月Android8.0が配信されてバージョンアップしたのだが、セキュリティパッチレベルは2ヶ月前のまま。

「Project Treble」の恩恵など微塵もない状態だったりする。

 

Googleは「Android Enterprise Recommend」として企業用に推奨するデバイスを公表しており、セキュリティアップデート、ユーザーエクスペリエンス、ハードウェアなどの最小要件を満たすデバイスを確認できる。
そこにはAndroidデバイスで世界シェアNo1のSamsung製品は1つも入っていない。

Android Enterprise Recommend

セキュリティアップデートに関しては、Googleがセキュリティアップデートを配信してから90日以内のパッチ配信なので決して早くはないが、それくらいAndroidデバイスのセキュリティパッチの配信が実施されていないということ。

カメラの性能を上げてみたり、ARレンズやらハイレゾやら、デバイス本体の機能や性能ばかりが注目され、情報端末として最も肝心な「安心して使える」という部分が置き去りにされている現状は非常に危うい。






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