Android x86 7.1 の起動とインストール

Android x86の最新バージョン7.1を、HPの2 in 1 PC 「HP Pavilion x2 10-n000」にインストールしたところ、前回の手順では起動に至らなかった。

結果的に問題点は次の2点。

  • Androidx86のインストーラーではパーティションの作成とフォーマットでエラーが発生する
  • 普通にインストールするだけではブートローダーである「GRUB2」が起動しない

Androidの起動に至るまではハマりまくって、一度はWindows10へ戻したくらいだが、成功してみれば手順的にはそれほど難しいものではなく、単にGRUBのインストール先を作ってあげれば良いだけ。
ただ、「HP Pavilion x2 10-n000」の仕様で、64BitのUEFIしかサポートしていないLinux MintなどのUSB起動ディスクは読み込まない(bootia32.efiファイルの追加が必要)ので、今回は「HP Pavilion x2 10-n000」でも問題なく起動するGPartedのLive USBを作成した。

Androidx86のインストーラーには「Create/Modify Partition」の項目があり、実際にパーティションの削除や作成を実行できるが、セットアップからの設定ではGRUBが正しくインストールされないので、事前にGPartedでGRUB用のパーティションを作成するのがポイント。

ソフトの入手先

Android-x86  公式ダウンロードページ

GParted ダウンロードページ



Android x86 の起動ディスクとGPartedのLive USBを作成

Android x86の最新バージョン Android Nougatベースの「7.1」をダウンロードして起動ディスクを作成する。

必要なのは1GB以上のフォーマット可能なUSBメモリを2つ。
1個しか用意できない場合は、初めにGPartedのLive USBを作成して、パーティションとフォーマットを完了後、同じUSBメモリを使用してAndroidx86を書き込むことになる。

インストールするPCのCPUが64bit対応なら「android-x86_64-7.1r1.iso」、32Bitなら「android-x86-7.1r1.iso」の「View」をクリック。

CPUのアーキテクチャが不明な場合は、「デバイスマネージャー」の「コンピューター」を参照。

ダウンロードしたAndroid x86のISOファイルをUSBメモリにコピーして起動ディスクを作成する。

USB起動ディスクの作成にはRufusを使用。

Rufusのダウンロードと使い方

Rufusは起動ディスクのISOイメージファイルからUSB起動メディアを作成するフリーソフト。 セットアップ作業がなく、 … “Rufusのダウンロードと使い方” の続きを読む

次に「GParted」のLive USBを作成するため、ダウンロードページからISOファイルをダウンロードする。

Androidx86と同様、CPUのアーキテクチャに合わせて32Bitの場合は「Download gparted-live-xxxxx-i686.iso」、64Bitの場合は「Download gparted-live-xxxxx-amd64.iso」のリンクをクリック。

GPartedのISOファイルをダウンロードしたら、RufusでUSBメモリに書き込みを行う。

GParted Live USBでパーティションを作成

GPartedのLive USBを起動して、既存のパーティションを削除後、新たに2つのパーティションを作成してフォーマットする。
当然のことだが、フォーマットするのでPC内のデータは全て消失するため、万が一、Android化に失敗してもWindows環境に戻せるよう、リカバリメディアの準備やバックアップは必須。

BIOSまたはUEFIを起ち上げ、Bootメニューで「UEFI:~」のUSBメモリをファーストブートに設定。
「USB:~」ではGPartedのLive USBは起動しない。

「HP Pavilion x2 10-n000」の場合は、初期状態でGPartedのLive USBが起動するが、読み込まない場合は起動時に「F10」キーでBIOSを起ち上げ、「System Configuration」の「UEFI Boot Order」で「USB Diskette on key / USB Hard Disk」をファーストブートに設定する。

GPartedがLiveモードで起動する。

一番上の「GParted Live(Default settings)」に※が付いている状態で「Enter」キー。

デフォルトの「Dont’t touch keymap」を選択して「Enter」キー。

言語選択が表示されるので、Japaneseの「15」を入力してEnter。

日本語の設定が読み込まれ、「Enter Command line prompt」と表示されたら「X」と入力して「Enter」。

GPartedが起動する。

既存のパーティションを選択して、上部メニューまたはコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「Delete」を選択。
ドライブを「未割り当て」の状態にする。

上部メニューの「New」をクリックして、「新しいサイズ」に「200」と入力して「ファイルシステム」を「fat32」に設定して「+Add」をクリック。

ちなみにパーティションのサイズは最小100MBで推奨が200MBらしいので200にしている。

残りの未割り当て領域を選択して、再度「New」をクリックすると、残りのディスク容量が「新しいサイズ」に表示されているので、そのまま「ファイルシステム」を「ext4」にして「+Add」をクリック。

設定が完了したら最後に「Apply」をクリックして反映させる。

フォーマットが完了したら「fat32」のパーティションを選択して、コンテキストメニューから「フラグを編集」をクリック。

「boot」と「esp」にチェックを入れて「close」。

「HP Pavilion x2 10-n000」の場合は「boot」にチェックを入れると自動的に「esp」にもチェックが入る。

これでパーティションの設定が完了したのでGpartedを閉じる。
左上の「Exit」をダブルクリックするとメニューが表示されるので「Shutdown」を選択して「OK」をクリックし、「Enter」キーを押すとGParted Liveが終了する。

Android x86のインストール

GPartedで事前にパーティションを作成したので、Android x86のインストールは簡単。

Android x86の起動ディスクを読み込んだら、「Android-x86 7.1r1 Installation」を選択して「Enter」。

先程作成したパーティションが表示されるので、ファイルシステムが「ext4」のパーティションを選択して「OK」。

すでにフォーマット済みなので「Do not format」を選択して「OK」。

「GRUB2」をインストールするか訊いてくるので「Yes」。

システムディレクトリを読み込み・書き込み可能にするかの選択。
一応、「Yes」を選択して「Enter」。

インストールが完了したら「Reboot」を選択して「OK」。

画面が黒くなったらUSBメモリを抜いておく。

GRUBが起動して自動的にAndroid x86を読み込むはず。

Androidの設定

Androidが起動したら後は普通にAndroidの設定をするだけ。

厄介なのはWi-Fiで、設定しても自動接続してくれず、電源をOFFにして再度ONにすると、「切断」ではなく「無効」になっており、設定を「ON」にしても有効にならないという結構致命的な不具合がある。
「HP Pavilion x2 10-n000」固有の現象かもしれないが、再起動が必要なので意外と面倒くさい。

その他、確認できた不具合などは次の通り。

  • スリープから復帰できず、電源長押しで強制終了してから再起動が必要。
  • 起動直後に「Google Play開発者サービスが繰り返し停止しています」というメッセージが毎回連発する。
  • 「Google日本語入力」での物理キーボード日本語化がスムーズに設定できない。
  • 画面回転で縦向きが逆になるのでRotation Controlなどのアプリが必要。
  • バッテリー残量が正しく表示されない。

起動しない、もしくは起動しても使用できないアプリで確認できたものは次の通り。

  • Amazon Kindle・紀伊國屋書店Kinoppy・honto
  • CamScan
  • Turbo VPN
  • 三井住友銀行・三菱UFJニコス
  • 出前館

ChromeやFirefox、Excel・WordなどのMicrosoftのOfficeシリーズ、Acrobat Reader、Feedly、Pocket、Dropbox、OneDrive、Amazon Driveのほか、Googleのカレンダー・Gmailなどは問題なく動作する。

この画面が表示されたらAndroid x86のインストールは成功。
言語選択したら後はウィザードに沿って設定するだけ。

初期状態はキー配列が102になっているので、@マークの入力は「Shift+2」になる。

「HP Pavilion x2 10-n000」のAndroid化に成功。

ホームアプリは「Launcher3」と「Taskbar」。

前バージョンには無かった「Taskbar」は、マウスカーソルでの操作に適したホームアプリ。
PCライクに使用できる優れもので、開発が終了したRemix OSっぽい感じになる。

タッチスクリーンではない通常のPCにAndroid x86をインストールした場合に重宝する。

CPU-ZでもAtom Z3745Dが正しく認識されている。

メモリが2GBしかないので、Androidでも余裕はない感じだが、32GBのストレージは20GB以上も空きができた。

GeekbenchのスコアはNexus6に搭載されていたSnapdragon805と似たような感じ。

さすがにAndroidデバイスと同じというわけではなく、起動しないアプリや使い勝手が悪いところもあるが、バックドアが仕組まれていたり、マルウェアをプリインストール済みの中華パッドを使うくらいなら、これで十分かも。





Androidのセットアップ

Android x86 7.1 の起動とインストール

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Android版 Googleアカウント取得と設定

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Android版 Googleアカウント取得と設定

GoogleアカウントはGoogleが提供している、GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブ、Googleフォトなどの各サービスを利用する際に必要なアカウントで、PC版であれば既存のメールアドレスでもGoogleアカウントの作成が可能だが、Androidデバイスを利用する際に新しくアカウントを取得する場合は、Gmailのみでの登録になる。
そのため既存のメールアドレスをAndroidデバイスのアカウントとして利用したい場合は、Androidのセットアップ前にPC版のGoogleアカウントから取得する必要がある。

Googleアカウントの取得と設定

GoogleアカウントはGoogleが提供しているGmail、YouTube、Google+、Chrome、Google … “Googleアカウントの取得と設定” の続きを読む



Googleアカウントの作成

Android7.0現在

初めてAndroidデバイスを起動すると、初めにアカウントへのログインが求められ、取得していない場合は新規作成が必要になる。

すでにGoogleアカウントを取得している場合は、アカウントのメールアドレスを入力。
新規に作成する場合は「または新しいアカウントを作成」をタップ。

姓名を入力。
※後から修正可能。

生年月日と性別を入力。

生年月日は未成年の判定基準になるので、5歳くらいにすると後から面倒なことになったりする。

パスワードは指定がある通り、8文字以上で、文字・数字・記号が混在しているものでないと承認されない。

余談だが、これだけセキュリティが叫ばれている世の中で、最も人気のあるパスワードは未だ「123456」と「password」で、「qwerty」も10位以内にランクインしていたりする。
人気があるということは、このあたりのパスワードを入力すれば突破できる可能性が高いということなので要注意。

希望のアカウントを入力する。
10年ほど前なら希望に近いアカウントが取得できたのだが、現在は結構きびしいかも。

電話番号は未入力でスキップも可能だが、アカウント権限で普通に取得できるので、スキップする意味はあまりないかも。
また、2段階プロセスなどセキュリティを強化する際には電話番号が必須になる。

「プライバシーポリシーと利用規約」を確認して「同意する」をタップ。

ここで「アカウントを作成しない」をタップすると、機能制限された状態でAndroidデバイスを利用することができる。

Googleアカウントを作成しない場合、「Google Playストアが使用できない」「Googleの各サービスが利用できない」「Googleアカウントに機能である端末保護機能が利用できない」など、利便性が大きく損なわれてしまうが、個人情報の保護という観点ではセキュリティが向上し、Google Playは利用できないものの、プリインストールされているアプリに関しては更新される。
ただ、アカウントを作成しなくても、Lineを利用するなら個人情報の保護がユルユルになるので、Googleアカウントを使用してLineを使用しないほうがマシかも。

「プライバシーポリシーと利用規約」に同意すればGoogleアカウントの作成が完了。

作成したアカウントで「Google Playストア」「Gmail」「Googleカレンダー」「Googleドライブ」「Googleマップ」「Googleフォト」など、Googleが提供する便利なサービスが利用可能になる。

アカウントの設定

Androidデバイスのアカウントメニューから設定できる項目はわずかで、セキュリティの強化やデバイスの遠隔ロックなどは、ブラウザからアカウント情報にアクセスして設定する必要がある。

端末のメーカーによって表示が多少異なるが、アカウントの設定を確認するには、アプリ一覧から「設定」をタップ。

「設定」メニューから「アカウント」をタップ。

「アカウント」メニューから「Google」をタップすると設定されてアカウントが表示される。

アカウントに紐付けられている各アプリやサービスの同期設定は、使用しているデバイスによって異なり、ZenFone3 Deluxeでは「データの自動同期」のオン・オフしか選択肢はないが、Nexus6ではアカウントに紐付けられた各サービスごとに同期設定が可能になっている。

一括と個別の違いはあるが、アカウントの単体での設定で行えるのは「同期のオン・オフ」のみになる。

Androidはマルチアカウントに対応しているので、複数のGoogleアカウントを登録することが可能。

追加登録するには「設定」→「アカウント」で「Google」をタップ。

追加するGoogleアカウントを入力するか、「または新しいアカウントをを作成」でアカウントを新規取得する。

アカウントのセキュリティ

アカウントのセキュリティや個人情報についての設定は、「アカウント」でも「セキュリティ」でもなく、「Google」というアカウントやサービスについての設定項目で行う。

「設定」→「Google」を開くと、アカウントの項目に「ログインとセキュリティ」「個人情報とプライバシー」「アカウント設定」がある。

「ログインとセキュリティ」ではセキュリティ診断のほか、アカウントのパスワード変更、スマートフォンを使用したログイン、2段階認証プロセスの設定などが行える。
ただ、「スマートフォンを使用したログイン」と「2段階認証プロセス」は、いずれもPCでのログインに対するセキュリティ強化で、スマホ使用時のセキュリティには効果がない。

確認したほうが良いのは「アカウントに接続されているアプリ」で、最近多くなったGoogleアカウントやフェイスブック、ツイッターのアカウントで第三者サービスへログインすると、使用したサービスがアカウントに接続されることになる。

心当たりがないものや、使用しなくなったサービスは、タップすると「削除」が可能なので、定期的に確認したほうが良いかも。

セキュリティの面で確認したいのが「個人情報とプライバシー」の「プライバシー診断」。
「開始」をタップすると、現在設定されているプライバシーや個人情報に関する設定の確認と変更が可能。

「アカウントの設定」ではGoogleサービスやアカウントの削除が可能。

これらの他にも「Googleメニュー」の中には「接続済みのアプリ」や「広告」などの設定確認や変更も可能なので、これらの項目も要確認。





Androidのセットアップ

Android x86 7.1 の起動とインストール

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Android版 Googleアカウント取得と設定

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Remix OSのインストールと設定

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Android-x86 6.0 の起動とインストール

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Remix OSのインストールと設定

Remix OS コンシューマー向けの開発を停止

2017/07/21更新

Remix OSの開発元「チーム・ジェイド」は、2017年7月17日にコンシュマー向けのRimix OSの開発停止を発表。

今後はRemix OSの開発リソースを企業向けに集中させるとしている。
現在開発中だったコンシューマー向けの製品についても開発が中止され、Kickstarterの出資者には払い戻しが行われる。

発表されて数日しか経っていないため、Remix OSのサイトはホームページにチーム・ジェイドのメッセージが表示されるだけで、ダウンロードサイトからは最後のバージョンになるRemix OS3.0の入手も可能。

Androidをパソコン用にした「Android-x86」を進化させ、よりパソコンに適した仕様にしたものがRemix OSで、マルチウインドウでAndroid用のアプリが動作する。
GoogleのChrome Bookに搭載されているChrome OSに似ているが、操作感などはよりWindowsに近い感じ。

Android-x86は単体でクリーンインストールが可能だが、Remix OSは基本的にWindowsとのデュアルブートが前提で、Windowsが起動した状態でハードディスクへインストールする。
USBフラッシュメモリにインストールすることも可能だが、USB2.0のUSBメモリだと起動するだけでも相当な時間がかかるため、ハードディスクへインストールを推奨。
USBメモリを利用する場合は、USB3.0を使用したほうが賢明。

現在(2016年12月)公開されているRemix OS 3.0 は、Android6.0(Mashmallow)がベースになっている。

システム要件

CPU:2GHz以上のデュアルコアプロセッサ以上
RAM:2GB以上
HDD:8GB以上の空き容量
インターネットに接続可能であること。

ソフトの入手先

Remix OS 公式ダウンロードページ



Remix OSのインストール

Remix OSは32bit版が882MB、64bit版は1.1GBあり、いずれもZIPファイルで提供されている。
ダウンロードはRemix OSのサイトではなく、複数のダウンロードサイトから行うが、64bit版を公開しているサイトは「FOSSHUB」と「Instalki.pl」のみで、日本の「OSDN」では64bit版のリンクが切れており、2016年12月現在では32bit版しかダウンロードできない。

「Download Now」をクリックするとダウンロードサイトのリンクページへ移行。

5つのダウンロードサイトがあり、「OSDN」が日本のサイト。
ただし、OSDNでは64bit版は表記があるもののダウンロードできないので、64bit版を入手するには「FOSSHUB」か「Instalki.pl」を使用。

メモリが4GB以下なら32bit版で良いかも。

「FOSSHUB」では32bit版が「Download Remix OS 32bit Package」と64bit版の「Download Remix OS 64bit Package」が提供されている。

使用するRemix OSをクリックするとダウンロードが開始する。

ZIPファイルをダウンロードしたらファイルを選択後、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「展開」でファイルを解凍。

フォルダ内に4つのファイルが生成されるので、「Remix OS for PC Installation Tool」を開く。

「Remix OS for PC Installation Tool」を開いたら、「ISO Files」の「Browser」をクリック。

「ディスクのイメージファイルを開く」というファイルエクスプローラーが開くので、解凍したフォルダ内にある「Remix OS for PC Android M xxbit」というISOファイルを指定。

Remix OSはハードディスクに直接インストールほか、USBメモリやSDカードなどUSB接続のリムーバブルディスクへのインストールも可能になっている。
ハードディスクへインストールすると、PC起動時にWindowsとRemix OSの起動選択が可能だが、USBドライブを使用する場合はBIOSやUEFIでブート設定が必要になる。

ハードディスクへインストールする場合は、タイプを「ハードディスク」にして、インストール先のドライブを指定してから「OK」をクリック。

USBメモリにインストールする場合は、「タイプ」を「USBドライブ」に変更すると、「ドライブ」が接続されているUSBドライブのドライブレターになるので「OK」をクリック。
使用するUSBメモリは8GB以上必要で、USB3.0を推奨。

ドライブがUSBメモリのドライブレターに変わらない場合は、プログラムがUSBメモリを認識していないので、再度接続を試みるなり、「Remix OS for PC Installation Tool」を再起動するなり、メモリをフォーマットするなりして、それでもダメなら別のUSBメモリを使用した方が良いかも。

ハードディスクへインストールする場合、Remix OSが使用するシステムサイズを選択。
Remix OSのほか、Android用のアプリなどを追加していくので32GBを推奨。

USBメモリへインストールする場合は、「USBメモリ内のデータを全て消去するので、続行する前にバックアップを取ってください」というメッセージがでるので、続行する場合は「OK」、中止する場合は「Cancel」をクリック。

インストールが開始。

ハードディスクへインストールした場合は「今すぐ再起動」でPCを再起動。

USBドライブへインストールした場合は「終了」。

ハードディスクへインストールした場合は、PC起動時にOSの選択画面が表示されるので、Remix OSを選択。
放置しているとWindowsが起動する。

USBメモリから起動する場合はBIOSやUEFIのブートメニューを起動し、Rimix OSをインストールしたUSBドライブを指定する。

Silicon PowerのUSB2.0のメモリを使用した結果、Rimix OSの初回起動時はOSを読み込んで表示するまでに40分、そこから初期設定が完了するまでに30分。
辛うじて起動するものの、設定完了後も読み込みが遅すぎてエラーが頻発するので、まともに使える環境ではない。

Rimix OSのセットアップ

Androidと同様、初回起動時には言語選択やWiFiの設定、Google Playの有効化などを実行。また、Android-x86と同様で、初期状態のキー配列は英字キーボードになっているため、Google日本語の導入とキーボードの変更が必要。

OSの読み込みが完了したら言語選択画面が表示される。
ここでは「日本語」がないので取り敢えず「English」を選択。

EULA(使用許諾契約)が表示されるので、確認してから「Agree」をクリック。

接続可能なWiFiが正常に表示された場合は、セキュリティーを入力して接続。
何も表示されない時は右上にある「Skip」をクリック。

Android用のアプリをダウンロードするにはGoogle Playをアクティブにする必要があるので、チェックが入った状態で「Next」。

なんとなくWindowsライクなRimix OSが起動。
初期設定でWiFiを拾えなかった時は、起動後も無反応なので再起動。

意外とWiFiが曲者で、スリープから復帰したときもWiFiが無反応だったりするので、焦らず怒らず再起動。

初めに言語を「日本語」に変更。
ギアアイコンの「Settings」を開いて「Personal」の「Language & input」をクリック。

「Language」をクリックして表示されるリストから「日本語」を選択。

これで日本語に変更完了。

続いてGoogle Playを起動して「Google日本語入力」をインストール。

インストール時に「入力情報が送信されるだの何だの」とメッセージが出るが、これは注意喚起のメッセージで、Google日本語入力だけでなく、ATOKなどIMEをインストールする際にシステムが表示するもの。

GoogleはGoogle日本語入力の情報は外部に送信していないと説明している。

Google日本語をインストールしたら、そのまま「設定」に入って「ハードウェアキーボードの設定」をクリック。

「日本語109A配列」を選択。

「キーボードレイアウト」も「日本語109A配列」に変更。
これでキーボードの日本語化が完了。

Android-X86では強制終了したKindleも問題なく起動。
ただし、Amazonプライムビデオは本編が再生できなかった。

Android-X86よりもWindowsっぽいので、マウスとキーボードで操作するには断然 Remix OSのほうが使いやすい。
ただ、タッチパネル操作の名残で「右クリック長押し」や「ドラッグ」など操作に癖があるため慣れが必要。
個人的にはノートPCのタッチパッドでのスクロールが微妙にストレスがたまる。

ガッツリとWindowsの代替え機になるかというと微妙だが、サブマシンとしてはそれなりに使えるので、Windows XPやVistaなどを搭載しているマシンを復活させるには手頃かも。





ANDROIDのセットアップ

Android x86 7.1 の起動とインストール

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Android-x86 6.0 の起動とインストール

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Android-x86 6.0 の起動とインストール

Android-x86は、モバイル用のAndroidをx86系のコンピュータで使用できるようにしたOS。大雑把に言ってしまうと、Windowsが動作してるPCで、スマホやタブレットで使用しているAndroidが使えるようになる。

x86系というのは、インテルが開発したCPUに使用されたアーキテクチャの総称で、インテルのCPUだけではなく、AMDなどの互換プロセッサも含まれる。

Android-x86は文字通り、スマホやタブレットで使用しているAndroidがPCで動作するのだが、スマホやタブレットでは指かスタイラスペンで行っていることを、マウスで操作するのは違和感があり、お世辞にも使いやすいとは言い難い。
また、Amazon KindleやAmazon プライムビデオ、三井住友銀行などPlay Storeからインストールしたアプリでも、いくつかは正常に動作せず、強制終了したり画面の向きがおかしなことになっていたりする。
ただ、タッチスクリーン対応のノートPCなら、普通にキーボード付きのタブレット感覚で使用でき、予想以上に快適だった。

よりPCでの操作に適した仕様に改良されたものに「Remix OS」や「Phoenix OS」があるので、PCをマウスで操作するなら「Remix OS」の利用を推奨。

Android x86 7.1のインストール方法については下記のページを参照してください。

Android x86 7.1 の起動とインストール

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インストール時のパーティション作成方法とファイルシステムの種類に変更があります。

システム要件

提示されているシステム要件は無いが、公式サイトでは検証用のPCとしてASUSのEee PCを使用していると記載されているので、2008年前後のローエンドPCでも動作するように設計されているらしい。

ソフトの入手先

Android-x86  公式ダウンロードページ



Android-x86をLive CDで起動

Android-x86はISOイメージファイルで提供されており、ファイルサイズは655MB。
ISOファイルをCD-Rに書き込み、BIOSもしくはUEFIのBoot設定を変更すれば、インストールしなくても、Live CDとして使用できるので、取り敢えずAndroid-x86がどのようなOSなのか試用するのに最適。
ただし、Live CDからの起動では設定が保存できないため、一時的な利用に限られる。

Android-x86の公式ダウンロードページにある「Android-x86 x.x」の「View」をクリック。
ISOファイルは32bit版と64bit版が提供されており、古いPCなら32bit版を選択したほうが無難。
メモリを4GB以上搭載しているPCで、CPUも64bitに対応しているなら64bit版を選択。

広告だらけの怪しいページに移動してダウンロードが自動で開始する。
ダウンロードが完了したらブラウザは閉じてOK。

ImgBurnを使用してダウンロードしたISOファイルをCD-Rに書き込む。

ISOファイルをCD-Rに書き込んだらドライブにセットしてPCを再起動。
OSが起動する前に「Del」または「F2」などのキーを押して、BIOSもしくはUEFIを呼び出して、Boot設定でCD-Rをセットしたドライブを1st Boot デバイスに指定。

BIOSを呼び出すキーについてはパソコンのマニュアルを参照するか、「Del」「Esc」のほか、BIOSが開くまで「F1」「F2」・・と再起動を繰り返し、可能性のあるキーを押していく。

全てが上手く行けばAndroid-x86のブートメニューが開くので、一番上にある「Run Android-x86 Without installation」を選択して「Enter」キーを押す。

データのロードに少し時間はかかるが、しばらくすると「android」と表示され、続いてandroidのセットアップウィザードが開始する。

はじめに言語設定。
ドロップダウンリストから「日本語」を選択するのだが、データの読み込みが遅く、あまり早く操作するとセットアップウィザードに問題が発生するので、根気よくゆっくりとスクロールした方が良いかも。
ちなみに「日本語」は一番下にある。

WiFiの設定。
デスクトップPCなどで無線LANではなく、有線で接続している場合は、WiFi設定の箇所をスキップしても有線接続を認識しているので問題ない。

Googleアカウントを追加。

ここでややこしいのがキーボード配列。
日本語キーボードは106/109配列なのだが、Android-x86の初期状態ではシステム言語を日本語に変更してもキー配列は英語の101/102配列のままになっている。

文字入力で困ることはないが、記号の配列が異なるので、メールアドレス入力時の「@」は「Shift+2」になる。

メールなどの設定が完了すると、Android-x86が起動する。

ブラウザでのウェブサイト閲覧、メールの送受信の他、Playストアからアプリをダウンロードして使用することもできる。
日本語入力を有効にするためには、Playストアから「Google日本語入力」をインストールする必要がある。
ただし、電源をオフにした時点でインストールしたアプリの他、各設定は全て消失する。
SDカードを挿入している場合、Androidと一部のアプリがSDカードに書き込みを行うが、設定が保存されるわけではない。

Android-x86のインストール

Android-x86をインストールする際は、Android-x86単体でのインストールを推奨。
Windowsとデュアルブートにする場合は、Windowsがインストールされているドライブとは別のドライブへインストールしたほうが賢明かも。
Windowsとデュアルブート環境を構築した場合、Windowsと同一ドライブをパーテーションで分けて、Android-x86をインストールすると、Android-x86を削除した際にブートローダーのエラーでWindowsが起動しないなどの問題が発生するので、インストールする際は要注意。

Android-x86はFAT32やNTFSなどのファイルシステムにも対応しているはずなのだが、元がLinuxなのでデータや設定を保存するにはLinuxで使用されているファイルシステムでなけれダメだという情報もあったので、インストール時にLinuxのファイルシステム「ext4」でフォーマットしてみたものの、なぜかAndroid-x86が起動しなかったので、Puppy Linuxで事前にフォーマットしてからインストールしてみた。

Puppuy LinuxをLive CDで起動してから、「システム」の中にあるパーテーション変更ソフト「GParted 」を開き、任意でパーテーションの作成、フォーマットを行う。

Android-x86はシステムファイルのみで1.5GBあり、パーテーションを分割する場合は最低でも2GB以上必要。
アプリやら画像やらを保存するなら、その分も合わせて考慮しておく。

既存のパーテーションサイズを変更するには「リサイズ」でサイズを縮小後に「適用」。
「New」で新規パーテーションを作成し、任意のサイズを指定してフォーマットに「ext4」を選択して「適用」。

パソコンをAndroid-x86のインストールCDからブートして、「Instlation – Install Android-x86 to harddisk」を選択して「Enter」キーを押す。

ちなみに、ノートPCなら問題ないが、デスクトップでワイヤレス キーボードを使用していると、次のインストール先の選択でカーソルが反応しなくなったので、有線キーボードの使用を推奨。

Puppy Linuxでフォーマットした「ext4」を選択。

上図ではパーテーションを分割しているが、Android-x86のみをPCにインストールする場合は、「GParted 」で一旦、全てのパーテーションを削除して、最大容量で新規パーテーションを作成し、「ext4」でフォーマットすればOK。

フォーマットするか訊いてくるが、すでに「GParted 」でフォーマット済みのため「Do not fotmat」を選択して「Enter」キー。

「GRUB」というLinux用のブートローダーをインストールするか訊いてくるので「Yes」を選択して「Enter」。

「GRUB」がインストールされていないとAndroid-x86が起動しないので「GRUB」は必須。

他のパーテーションにWindowsがインストールされている場合のみ「Do you want to create a boot item for Windows?」と訊いてくるので、「Yes」を選択して「Enter」。

パソコンがBIOSではなくUEFIの場合は「Yes」を選択して「Enter」。
「GRUB」をインストールするなら「Skip」。

1つのハードディスクをパーテーションで分割した場合、他の領域をフォーマットするか訊いてくるので、「No」を選択して「Enter」。

ここで「Yes」を選択すると、パーテーション内のデータが全て消失するので要注意。

システムディレクトリを読み込み・書き込み可能にするかの選択。
一応、「Yes」を選択して「Enter」。

インストールが完了したら「Reboot」。

Windowsとのデュアルブートの場合は、Android-x86をインストールしたドライブを1stBootに設定することで、起動するOSの選択が可能になる。

タッチスクリーン搭載の11.6インチ ASUS VivoBook X202Eにインストールしたところ。
Android-x86はマルチウインドウには対応していないので、アプリによっては妙な感じになるものの、ウィジェットも普通に使用でき、タブレットの代用品としても、それなりに使えたりする。
ただ、画面の回転はセンサーがないので使用できないため、「横向き」で固定したほうが無難。

Android用のCPU-Zで確認すると、Android-x86を正しく認識している。
インターナルストレージの容量が54.89GBになっているには誤検出ではなく、500GBのHDDを60GBのSSDに換装しているため。





ANDROID・CHROME OSのセットアップ

Android x86 7.1 の起動とインストール

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Android版 Googleアカウント取得と設定

GoogleアカウントはGoogleが提供している、GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブ、Googl … “Android版 Googleアカウント取得と設定” の続きを読む

Remix OSのインストールと設定

Androidをパソコン用にした「Android-x86」を進化させ、よりパソコンに適した仕様にしたものがRemix O … “Remix OSのインストールと設定” の続きを読む

Android-x86 6.0 の起動とインストール

Android-x86は、モバイル用のAndroidをx86系のコンピュータで使用できるようにしたOS。大雑把に言ってし … “Android-x86 6.0 の起動とインストール” の続きを読む