自転車のボトムブラケット(BB)とクランク交換

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クロスバイクのボトムブラケットとクランク交換

BB と表記されることが多い「 ボトムブラケット 」は ペダル を漕いだ際に回転する部分で、クランクは BB に固定することになる。

ボトムブラケット( BB ) は複数の種類が存在するが、最も一般的なのが クランク の接合部分が四角い「 スクエア 」タイプで、サイズは主に「 68 mm 」「 70 mm 」「 73 mm 」があり 使用しているフレームによってサイズが決まってくる。

Cross Bike BB - 001

サイズは実際にノギスなどで計測しても良いのだが、使用されている既存 BB や自転車のスペック表で確認したほうが確実。

Cross Bike BB - 002

BB は「 ボトムブラケットシェル 」と呼ばれる横向きのパイプ内に入っている。

BB 交換時にはフレームの合わせたサイズの選定と同時に 使用する クランクセット の軸長に合わせる必要がある。

Cross Bike BB - 003

「 軸長 」は BB の両端にある クランク を固定する シャフト の端から端の長さで、 クランクセット によって適合する軸長は異なってくる。

そのため既存の クランクセット を利用して BB のみを交換する場合は 現在使用している BB と同じ 軸長 のものが必要で、 クランクセット を交換する場合は 新たに使用する クランクセット に適合した BB を選定する。

また、 スクエアタイプ BB と クランクセット を交換する場合は フロント と リア の チェーンライン を合わせる必要があり、慎重を期すると手間暇がかかるので、ネットの情報を参考に 同じモデルのフレームと互換性のあるパーツを探すのが手っ取り早い。

チェーンラインの計算方法 link



使用工具とパーツ

BB や クランク の交換には専用工具が必要になる。

ペダルレンチ

クランク から ペダル を取り外す際に使用する専用工具。

クランクリムーバー

クランクリムーバー は文字通り クランク を外すための工具で 別名「コッタレス抜き」。

BBツール( BB抜き )

ボトムブラケット を取り外す(取り付ける)ための専用工具。

キーレンチ

クランクを外す際に必要。
トルクレンチのみでも可。

トルクレンチ

締め付け トルク の調整に必須。

デュラエースグリス

BB をセットする際などに使用。

クランクセット

オリジナルの クランクセット のサイズは170mmだったため、同じ170mmで8速対応、ガード付きの「 シマノ ALTUS 」を使用。

ボトムブラケット(BB)

クランクセットが 軸長 が 123mm のため 68 cm LL123 のメーカー推奨「 シマノ BB-UN26 」を使用。

クランクの取り外しと取り付け

クランクセットの交換 , BB の交換 , フロントディレイラーの交換 などの際には 始めに クランク を外さないといけないが、クランク の取り外しには専用工具が必要。

Cross Bike BB - 004

既存の クランク から ペダルレンチ を使用して ペダル を外す。
厚みなどが合えば モンキーレンチ でも代用可。

Cross Bike BB - 12

ペダル は左右とも ペダル を漕ぐ方向の逆側に回して外す。

解説本などには「 自転車の後ろにまわり 反対側のクランクを持って回す 」と書かれているが、ペダルが固着している時は全く回らないので、ペダルレンチをかました状態でレンチをゴムハンマーなどで軽く叩くと良いかも。

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ペダルを外したら チェーン を ギア から外し、 クランク の締め付けボルトを キーレンチ で緩めていく。

締め付けボルトにカバーが付いている場合のあるので ボルト が見えない時はカバーを外す。

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シティサイクル( ママチャリ )や ルック車( なんちゃってMTBなど )の場合は クランク 締付けボルト に 14mm のボルトが使用されていることがあり 輪業用ラチェットレンチ link が必要になる。

Cross Bike BB - 008

クランクリムーバー は クランク の溝にパーツを取り付け、BB の シャフト に当てるパーツをねじ込むことで クランク が押されるという仕組みになっている。

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ペドロス の クランクリムーバー には BB のシャフトを押すパーツが スクエア用 と オクタリンク・ISIS用 があるので、パーツの付け違いに要注意。

BB のシャフトが四角い スクエアタイプ の場合は 上図の細い方を使用する。

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クランクリムーバー を手で締め込む。

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更にモンキーレンチでしっかりと締め込む。

bb-crank011

クランクリムーバー の締め付けパーツをねじ込んでいく。
先端が BB のシャフトに当たると急に硬くなるが、回り始めると後は クランク が徐々に外れてくる。

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クランク が外れると BB のシャフト露出する。
同じ要領で反対側のクランクを外したら完了。

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BB を交換しない場合は パーツクリーナー などで露出した BB の シャフト の汚れを取り除き、グリス を シャフト に塗布する。

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新しい クランク を取り付け、締付けボルトを指定トルクで固定したら換装終了。

シマノ の場合は締め付けトルクは「 5 – 7 N – m 」。

新しい クランク にグリスが付いていない場合は 締付けボルトにもグリスを塗布しておく。

ボトムブラケット( BB )の取り外しと取り付け

ボトムブラケット( BB )を取り外すには、まずクランクを取り外し その後で BB ツールを使用して BB シェル から ボトムブラケットを抜き取る。

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クランク を取り外して BB の シャフト を露出させる。

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ギア のついている クランク側(右側)で BB ツール をしっかりを噛ます。

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BB は「 左回し 」で緩めていく。

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BB を摘出。

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反対側も BB 抜きを使用して同様に取り除く。

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BB シェル 内部の汚れをパーツクリーナーで取り除く。

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新しい BB のネジ山に グリス を塗って BBシェル に入れ、ある程度まで手で締め込む。

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最後に BBツール を使用してしっかりと固定する。

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反対側も同様に ネジ山にグリスを塗布し BBシェル に入れる。

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左側のパーツがプラスティックの場合は BB ツール で締めすぎると破損するので要注意。

これで BB も換装作業が完了。





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