保護解除機能を実装した DVDFab の UHD Blu-rayリッピングアプリ
DVDFab UHDリッピング の最新版 は下記参照

DVDFab 12 UHDリッピング のインストールと使い方
コピーガード解除機能を実装した DVDFab の UHD Blu-rayリッピングアプリ DVDFab 12 UHDリッピング は 中国のソフトウェアベンダー DVDFab Software ( 旧 Fengtao So […]
システム要件
バージョン11. 0. 8. 9 現在
OS:Windows 7 / 8 / 8.1 /10(64ビットのみ)
RAM:4GB以上
HDD:200GB以上の空き容量
※サポートされている UHD Friendly ドライブ
※HWアクセレーターを使用する場合はIntel Kaby Lake以上のCPU、NVIDIA GeForce GTX 1050以上のビデオカード
ソフトの入手先
DVDFab 11 UHDリッピング のインストール
DVDFab UHDリッピング は DVDFab 11 オールインワン の一機能 なので DVDFab 11 をインストールして該当機能だけを使用することになる。
ダウンロードページを下にスクロールして「 DVDFab 11 」の「 無料ダウンロード 」をクリック。
ダウンロードしたインストーラーを起動して ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい 」で許可。
ダウンロードしたインストーラーを起動し「 カスタム 」をクリックすると インストール先の指定や デスクトップへのショートカット作成、ユーザーエクスペリエンスへの参加の 3項目が選択可能。
ユーザーエクスペリエンスプログラムは アプリケーションの使用状況などを匿名で DVDFab のサーバに送信するものなので 不要であればチェックを外す。
設定ができたら「 インストール 」をクリック。
「 すぐ体験 」で DVDFab 11 が起動する。
DVDFab 11 UHDリッピング の使い方
変換するプロファイルがパススルーのみなので 出力するファイル形式を選択したら特に設定する項目はない。
ただし、バージョン11.0.5.0現在、MP4ファイルでの出力は字幕の表示位置にバグがあるため、実質的に使用できるファイル形式はMKVとM2TSになる。
DVDFab UHDリッピングは 「DVDリッピング」「Blu-rayリッピング」と同様 メインウィンドウの「リッピング」を使用する。
DVDFab 11を起動した後、UHD BDをドライブに入れると自動的に分析が開始。
プロファイルの設定
DVDFab バージョン 11.0.8.7 から DVD / BD / UHD それぞれ使用するデフォルトプロファイルを設定するように仕様が変更され、設定したプロファイルは保存され デフォルトで設定したプロファイルがセットされる。
プロファイルの設定画面には「 モバイル機器 」と「 ホームシアター 」があり、それぞれ使用するプロファイルの設定と デフォルトで使用するプロファイルを指定する。
プロファイルの設定画面は 初回起動時に表示されるが「 共通設定 」の「 プロファイル 」で変更可能。
「 モバイル機器 」のプロファイルはデフォルトで「 MP4 4K DolbyVision. H265. 10bit 」が設定されているが「 ホームシアター 」は使用する ファイルフォーマットのほか デバイスへの互換性やビデオ品質の選択が必要。
UHD Blu-ray では「 HDR 10 」が採用されており「 Dolby Vision 」はオプション扱いで、「 Dolby Vision 」をサポートしているのは LG電子など一部のメーカーのみなので、使用するデバイスが「 Dolby Vision 」をサポートしていなければ「 HDR10 のみに対応 」にチェックを入れる。
ビデオ品質は ロスレス ( 無劣化 ) と 高品質 ( 圧縮 ) の二択で、「 ロスレス 」を選択した場合は 選択したファイルフォーマットに合わせて MKV Passthrough か MP4 Passthrough が設定され、「 高品質 」は MKV.4K.HDR10.H265.10bit か MP4.4K.DolbyVison.H265.10bit が設定される。
現バージョン ( 11.0.8.9 ) では「 MP4.4K.DolbyVison.H265.10bit 」はパススルーになっており、エンコードされず 字幕が別ファイルで出力され、「 MP4.4K.HDR10.H265.10bit 」では Blu-rayの解像度 の位置で字幕が表示されるなど、MP4 のプロファイルは問題が多いので MKV の利用を推奨。
パススルーは UHD BDに格納されている M2TSファイルを抽出し、指定したファイルへ格納するもので、エンコード ( 圧縮 ) されないため画質・音質の劣化がない反面 ファイルサイズはソースと同じになる。
出力フォーマットの変更
出力するファイル形式を MKV , MP4 以外のフォーマットに変更する場合は プロファイル設定画面の「 変更 」をクリックすると プロファイルの選択画面が開く。
読み込んだタイトルのみ 出力ファイル形式を変更した場合は タイトルのプロファイルリストから「 Choose Other Profile… 」を選択。
UHD BD では DVD や BD で選択可能な 通常の MP4 や AVI などは選択できず、UHD BD の品質に維持できるフォーマットのみ選択可能になる。
デバイス / Web最適化 / Enlarger AI
デバイスではメーカーの機種別に解像度に合わせたプロファイルで、「 Web最適化 」は YouTube へのアップロードに連動したプロファイルだが、いずれも UHD BDの品質を維持できるフォーマットではないため 使用できない。
Enlarger AI は DVD の解像度を BD へ、BDの解像度を UHD BD へ 人工知能を使用してアップスケーリングする機能なので UHD BD では使用不可。
デバイス / Web最適化 のプロファイルを選択すると「 未対応 」のダイアログがでる。
オーディオ・Hi-Fi音声
オーディオ・Hi-Fi音声ではソースから音声を抽出して 指定したファイル形式で出力する。
Blu-ray から音声のみを出力する場合は「 オーディオ 」から任意の音声コーデックを選択する。
「 オーディオ 」と「 Hi-Fi音声 」では設定項目が異なり、「 Hi-Fi音声 」は可逆圧縮の「 Flac 」と無圧縮の「 Wav 」が選択でき、ファイルサイズや汎用性を気にせず ソースの音源をそのまま出力したい場合に最適。
字幕
本編の字幕を OCR で検出して SRT ( SubRipText ) で出力するプロファイル。
プロファイルを「 SRT 」にして出力すると OCR 処理が開始する。
日本語 OCR の精度は 悪くないものの 誤認識 もそれなりにあるので、字幕ファイルとして利用する場合は再チェックが必要。
タイトルの確認
UHD BD には複数のタイトルが収録されているので 選択されているタイトルを確認する。
認識したタイトルの「 他のタイトルを選択 」をクリック。
ディスクに収録されているタイトルが一覧表示されるので、選択されているタイトルにマウスオーバーで表示される再生ボタンをクリック。
プレビュー画面が開き選択したタイトルが再生される。
再生されたタイトルが違う場合は、再生時間などを目安に別のタイトルを確認して任意に選択して「OK」をクリック。
画質の設定
画質はドロップダウンリストからサイズを指定するだけで、ビットレートなどが自動的に設定される「 高品質 」で HandBrake の matroska H.265 2160P 相当のビットレートになる。
画質はタイトル部分のドロップダウンリストから選択する。
ビットレートを調整する場合は スパナアイコンをクリックして詳細設定で変更する。
ビットレートをダイレクトに指定しても良いのだが、ソースによってターゲットビットレートは変化するため ビギナーには「 ビットピクセル 」での調整を推奨。
「 高品質 」で「 ビットピクセル 」は「 0.1 」で 数値を上げるとビットレートも増加するが、ファイルサイズも大きくなるので要注意。
音声と字幕の設定
音声や字幕はドロップダウンリストから選択する。
音声はドロップダウンリストを展開して、収録する音声にチェックを入れる。
チェックボックスの前にある「 ▶ 」はデフォルトの音声になるため、字幕との組み合わせを考慮して指定する。
変更する場合は デフォルトに指定する音声の先頭部分をクリック。
UHD BD は 複数の 音声 , 字幕 をファイルに格納できるが、音声は特にファイルサイズが膨れるので要注意。
チャプターの指定
チャプター番号を指定することで、任意のチャプターのみファイルに出力することも可能。
チャプターのドロップダウンリストから出力するチャプターの範囲を指定。
1つのチャプターのみ出力する場合は、開始・終了に同じチャプターを指定する。
開始チャプターは終了チャプターよりも大きな数値が選択できないので、チャプター「 5 」を指定後に「 7 」へ変更するなら、終了チャプターを 7 にしてからでないと開始チャプターを7には変更できない。
保存先の指定とタスク
通常はメインウインドウ下の「 保存先 」の右にある「 フォルダアイコン 」をクリックして、ファイルの保存先を指定する。
「 フォルダアイコン 」ではなく「 保存先 」のテキストボックスをクリックすると、ローカルの保存先のほかに「 携帯機器 」「 DVDFab MovieServer(見つかりません) 」が表示される。
「 DVDFab MovieServer 」は DVDFab が販売しているメディアサーバで 同一ネットワーク上に存在すれば選択が可能になる。
「 モバイル機器 」は 後述の DVDリモート の設定が完了しているとモバイルデバイスへのファイル転送がシームレスで実行できる。
「 保存先 」を指定したら処理を実行する前に「 タスクリスト 」を開き、「 現在のタスク 」で実行する内容を確認してから「 開始 」をクリック。
ファイルの出力は環境に依存するが2時間のタイトルで1時間ほど。
出力が完了したらUHD BDをサポートしているメディアプレーヤーで再生して、問題なければ完了。
タスクの削除
タスクは自動的に追加されるため エラーが発生して中断したものなどが登録されている場合があり「 現在のタスク 」に追加されているタスクは チェックボックスにチェックが入っていなくても全て実行されるので、「 開始 」をクリックする前に確認して 不要なタスクは削除する。
不要なタスクが登録されている場合はチェックボックスを有効にして「 削除 」をクリック。
削除したタスクは「 ゴミ箱 」をクリックすると下ペインにリストが表示され、タスクの右端にカーソルを合わせて出現する矢印をクリックすると復元できる。
タスクは削除だけでなく「 アーカイブ(保存) 」することも可能で、後から同じタスクを実行する場合などには便利かも。
「 アーカイブ 」したタスクは「 アーカイブタスク 」で確認でき、タスクの右端にある矢印アイコンをクリックするか、チェックを入れてから下部にある「 再読込み 」をクリックすると、タスクの再読込みが実行され、該当のタスクが「 現在のタスク 」へ移動する。ちなみに「 レポート 」はバグ報告の送信ウインドウが開く。
メタ情報
UHD BD には デフォルトで メタ情報が 埋め込まれているので 自動的に処理される。
出力前に取得しているメタ情報を確認する場合は「 映画 / テレビ番組を検索 」をクリック。
サーバに登録されているメタ情報に該当するタイトルがあれば メタ情報が表示される。
DVDFab 11 UHDリッピング の購入手順
購入ページから「DVDFab UHD Ripper」を選択し、クレジットカードまたはビットコインで支払い後、DVDFabの会員登録を行い、登録したメールアドレスとパスワードで製品をアクティブ化する。
詳細な購入方法とメンバー登録やライセンス認証など購入後の流れ、最新のセール情報は下記ページを参照。

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