DVDFab11 Blu-ray コピーのインストールと使い方


「DVDFab11 Blu-ray コピー」は強力な保護技術解除機能を実装したDVD / Blu-rayのリッピング統合ソフト「DVDFab11」の一機能で、Blu-rayの保護技術「AACS」の解除をサポートしており、Blu-rayディスクの複製、ISOイメージファイルへの出力、Blu-rayフォルダへの出力のほか、Blu-ray-R DL(BD50)に収録されたデータをBlu-ray-R(BD25)に圧縮することもできる。
ただ、DVDはサポートしていないため、DVDのコピーには「DVDFab DVDコピー」が必要。

30日の試用期間は無償で利用できるが、ウォーターマークが入るなどの制限があって実用的ではない。
製品版の価格は1年間有効なライセンスは約7,500円だが、常に割引が実施されているので実質的に5,500円前後で購入可能。
また、音声にウォーターマークを含める保護技術「Cinavia」の除去には別途「DVDFab Blu-ray Cinavia 除去」の購入が必要になる。

姉妹品の「DVDFab11 Blu-ray リッピング」はBlu-rayディスクのコンテンツを動画ファイルとして出力する機能だが、HandBrakeなどサードパーティー製のフリーソフトを使用すると「DVDFabコピー」で出力したISOファイルなどから動画ファイルを作成することもできるので、「無劣化でソースを複製」したい場合は「DVDFabコピー」の使用がベスト。

Caution
このアプリケーションはBlu-rayに使用されているプロテクトの解除機能を有しており、その機能を使用すると著作権法に定める「技術的保護手段の回避」に抵触するため、個人で作成したものなど、コピーガードのかかっていないBlu-ray限定で使用してください。

著作権法と違法行為

システム要件

バージョン11.0.0.4

OS:Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 /10
CPU:Pentium II 500 MHz(PC/AT互換 1GHz以上)
RAM:512MB(2GB以上)
HDD:20GB以上の空き容量

※公式記載のシステム要件は上記のとおりだが、OSのシステム要件を下回っているので、使用するOSの推奨最小要件(カッコ内のスペック)を満たしている必要がある。

ソフトの入手先

DVDFab 公式ダウンロードページ



DVDFab11 DVDコピーのインストール

DVDFab Blu-rayコピー単体のインストールはできず、DVDFab11をインストールして、Blu-rayコピーの機能のみアクティベートすることになる。
有料ソフトなのでアドウェアや無関係なアプリがインストールされることはなく、インストール作業は至ってシンプル。

ダウンロードページの「無料ダウンロード」のボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードする。
ダウンロードされるのは64ビット版で、32ビット版は下にある「32bitバージョンをダウンロード」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のメッセージが出たら「はい」で許可。

セットアップウィザードの「カスタム」をクリックすると、インストール先の指定や、デスクトップへのショートカット作成が選択可能。

「ユーザーエクスペリエンスプログラム」はDVDFab11をインストールしたPCのハードウェア情報、DVDFab11の使用状況やエラーなどの情報を、匿名でDVDFabへ送信するもので、データは製品の改善などに使用される。

デフォルトでは「ユーザーエクスペリエンスプログラム」に参加するようになっているため、不要であればチェックを外しておく。

使用許諾書も確認し、問題なければ「クイックインストール」をクリック。

DVDFab10と同様、インストールの進捗に従っておサルが描かれていく。

事前にライセンスを購入している場合も「すぐ体験」をクリック。

DVDFab11が起動すると、初回のみスキンの選択画面が表示されるので、好みのスキンを選択して「OK」。

後からスキンを変更する場合は、メインウインドウ右上のコントロールボックスにあるTシャツのアイコンをクリックすると、選択画面が表示される。

稀に「Qt5 Network.dll」「Qt5 Core.dll」などが見つからないというエラーメッセージが出ることがある。
使用環境ではインストールしたDVDFab11を「設定を保存」した状態でGeekUninstallerを使用してアンインストールした後、再インストールした際に発生したのだが、メッセージに記載の通りDVDFab11を再インストールしたらエラーが回避され、以降は同様の操作をしてもエラーを再現できなかった。

 

使用方法

「Blu-rayコピー」は「DVDコピー」と同じメニューを使用し、「Blu-rayフォルダの作成」「ISOイメージファイルの作成」「Blu-rayブランクメディアへコピー」が主な機能で、コピーの種類として「フルディスク」「メインムービー」「分割」「結合」「カスタム」が用意されている。

メインウインドウの左端にある「コピー」が「DVDコピー・Blu-rayコピー」のメニュー。

Blu-rayディスクをドライブに挿入、もしくはISOファイルをマウント(DVDFabへドラッグアンドドロップも可能)するとディスクの解析が開始する。

ディスクを認識すると初期設定では「フルディスク」で出力できる状態になる。

「フルディスク」以外のメニューを選択する場合、上部の「フルディスク」と表示されている部分をクリックし、「Blu-rayコピー」のメニューを展開する。
ただし「DVD変換」「Blu-ray変換」「UHDをブルーレイに変換」は別機能なので、体験版として使用できるが、初回使用から30日経過すると使用できなくなる。

「Blu-rayコピー」のメインウィンドウに認識したディスクのタイトルが表示された時点で、自動的にタスクとして追加される。

コピー処理を実行する前は、必ず「タスクリスト」を確認し、不要なタスクが登録されている場合はチェックボックスをクリックし「削除」しておく。

削除したタスクは「ゴミ箱」をクリックすると下ペインにリストが表示され、タスクの右端にカーソルを合わせて出現する矢印をクリックすると復元できる。

タスクは削除だけでなく、「アーカイブ(保存)」することも可能で、後から同じタスクを実行する場合などには便利かも。

「アーカイブ」したタスクは「アーカイブタスク」で確認でき、タスクの右端にある矢印アイコンをクリックするか、チェックを入れてから下部にある「再読込み」をクリックすると、タスクの再読込みが実行され、該当のタスクが「現在のタスク」へ移動する。

「アーカイブタスク」のアクセス時に説明が表示されるとおり、「アーカイブタスク」にはユーザーがアーカイブしたタスクのほかに、コピー処理実行時にエラーやクラッシュになったタスクも追加されるので、必要に応じて「再読込み」もしくは「削除」しておく。
ちなみに「レポート」はバグ報告の送信ウインドウが開く。

Cinaviaの保護ディスク

Cinavia(シナビ)は通常のコピーガードと異なり、音声にウォーターマーク(電子透かし)を埋め込む技術で、Cinaviaのコードによって指定された機器以外で録画や再生を行った場合に、音声がミュートになったり、動画の再生が停止したりする。

DVDFabでディスク解析時にCinaviaを検出するとメッセージがでる。

このメッセージは「DVDFab Blu-ray Cinavia 除去」を購入して有効になっていても表示されるが、テスト環境では「DVDFab Blu-ray Cinavia 除去」がアクティベートされていれば、出力されるISOファイルや複製したBlu-rayディスクでCinaviaが検出されることはなく、2016年度製のBlu-rayプレーヤーでも問題なく再生できた。

Cinaviaが検出されたメディアにはタイトル横にCinaviaのアイコンが表示される。

フルディスク

「Blu-rayコピー」の最も一般的な処理で、Blu-rayディスクの内容を全てコピーして、ISOイメージファイルやBlu-rayフォルダとして出力する。

「クローン」がディスクの内容を一切変更せずコピーするのに比べ、「フルディスク」はBD50をBD25に圧縮したり、メニューの操作、ボリュームラベルの変更が行える。

Blu-rayディスクで圧縮などの編集を行う場合は、読み込んだタイトルに表示されているスパナアイコンをクリック。

スパナアイコン以外のメニューは、プレビューが「▶」アイコン、メタタグ編集が「M」、タイトルの情報確認が「i」、「X」はタイトルを削除できる。

「ボリュームラベル」はファイル名ではなく、メディアに付けられた名前で、文字化けする可能性があるため、半角英数字のみを使用する。
デフォルトではソースと同じボリュームラベルになっている。

「出力」では圧縮設定が可能で「BD25」に設定すると、25GBを超えたコンテンツはBlu-ray-Rに収まるサイズに圧縮される。
通常、圧縮はビデオビットレートを下げるため画質が犠牲になるが、コンテンツに含める音声を絞り込むことで空き容量を増やし、画質の劣化を最小限に留めるのが「優れたビデオ品質を出力するためにターゲットオーディオのみ選択」の項目。

5.1chの音声があれば2chの音声は基本的に不要で、音声よりも画質を重視するなら可逆圧縮のTrue HDなど「HDオーディオ」を外せば更に空き容量が増加する。

複数のディスクを1つのディスクにまとめる「結合」を利用する場合は、ISOファイルやDVDフォルダをメインウィンドウにドラッグ・アンド・ドロップするか、上部にある「+追加」をクリックしてISOファイルやDVDまたはBlu-rayフォルダを指定する。

ファイルの出力は、「保存先」の右横にある「フォルダ」または「ISOイメージファイル」アイコンで出力形式を選択し、保存先を指定する。

ドライブを2台以上搭載した状態で、直接ブランクメディアへ書き込みを行う場合は、「保存先」の▼をクリックしてブランクメディアが挿入されたドライブを選択。

「DVDFab MovieServer」はDVDFabが販売しているメディアサーバで、同一ネットワーク上に存在すれば選択が可能になると思われる。

準備ができたら誤操作を回避するため、「タスクリスト」の「現在のタスク」で実行する内容を確認してから、「開始」をクリック。

「現在のタスク」に追加されているタスクは、チェックボックスにチェックが入っていなくても、「開始」をクリックすると全て実行されるので要注意。

処理時間は環境によって異なってくるが、Blu-rayディスクはデータ量が多いため、コピーするだけでも数十分から1時間程度、ISOファイルにする場合は更に20~30分ほどの時間を要する。

不具合

データ量が多いためかPCのフリーズやDVDFab単体でのフリーズが発生しやすい。
また、ISOファイルへの出力では、コピー作業完了後に実行されるISOファイル生成時のフリーズも確認している。

対策としてはPCのスペックアップが一番なのだが、繰り返しフリーズするようなら出力をISOやディスクへの書き込みではなく「フォルダ」にし、書き込みやISOファイルへの出力はImgBurnBurnAware Freeを使用、出力設定で「BD50」を選択して非圧縮で処理するなど、PCへの負荷軽減が有効。

メインムービー

ディスクに収録されているメニューや特典映像、宣伝などを除外し、本編のみをコピーするのが「メインムービー」。

基本的な操作は「フルディスク」と同じ。

「他のタイトルを選択」をクリックすると、現在選択されているコンテンツの確認ができる。

初期状態でディスクに収録されている「本編」が選択されているが、Blu-rayディスクは多言語が収録されている事が多く、デフォルトで指定されているコンテンツに「日本語(JA)」が含まれていないこともあるので、本編コンテンツの再生時間を参考に日本語字幕が含まれているタイトルにチェックを入れる。

「タイトル」部分にカーソルを合わせると「」の再生アイコンを現れるので、クリックしてプレビューで正しく日本語字幕が表示されるか確認。

クローン/ライティング

「フルディスク」がBlu-rayディスクに収録されている全ての内容をコピーし、ボリュームラベルや圧縮設定が可能なのに対し、ソースと全く同じものを生成するのが「クローン」。

操作は「フルディスク」と同じだが、出力はISOファイルかブランクメディアへの直接書き込みのみになる。

分割

「分割」は片面2層(DVD9)のDVDディスクに収録されているデータを、片面1層(DVD5)のDVDディスク2枚に分けて出力する機能で、Blu-rayディスクはサポートされていない。

結合

複数のディスクを1つディスクにまとめるのが「結合」。

片面2層のBlu-ray-R DL(BD50)に収まる50GBが上限で、指定した出力メディアを上回るサイズの結合を行うと圧縮されてしまう。

結合できるのはBlu-rayディスクのみで、複数のDVDをBlu-rayとして結合するのは不可能。

「結合」選択時に表示されるタイトル「My Blu-ray」のスパナアイコンをクリックすると、出力メディア(サイズ)の選択やメニューの設定が可能になっている。

DVDFab Mini

DVDFab11と同時にインストールされるDVDFab Miniは、DVDFab11の主要機能「コピー」と「リッピング」に特化したアプリで、DVDFab10で同時インストールされていたものと同じ。

Blu-rayコピーで使用できるのは「Copy」のみ。
「MP4」は「Blu-rayリッピング」を購入する必要がある。

選択できるのは「フルディスク」「メインムービー」のコピーモードと、「BD25」「BD50」の出力サイズのみ。

後は出力する保存先に書き込み可能なBlu-rayドライブを選択すれば直接書き込み、フォルダアイコンからハードディスクを選択すれば「Blu-rayフォルダ」、ISOをクリックして保存場所を指定すれば「ISOファイル」で保存される。

購入手順

購入ページから「DVDFab Blu-rayコピー」を選択。

詳細な購入方法とメンバー登録やライセンス認証など購入後の流れ、最新のセール情報は下記ページを参照。

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