DVDFab11 DVDコピーのインストールと使い方


DVDFabがバージョン11にメジャーアップデートした。
デザインが刷新されただけでなく、少々使い勝手の悪かったタスクリストがメインウインドウに追加されたり、モバイルデバイスに動画を転送できる機能が実装されるなど、ユーザービリティが向上している他、変換処理などの基本性能が底上げされているが、基本操作はDVDFab10を踏襲している。

すでにDVDFab10のライセンスを取得している既存ユーザーは、そのままライセンスがDVDFab11に引き継がれるので、新たにライセンスを購入する必要はない。
また、DVDFab11はDVDFab10と共存できるため、DVDFab11をインストール後もDVDFab10は利用可能。

試用期間は30日間で、試用期間後の継続利用にはライセンス購入が必要。

Caution
このアプリケーションはDVDに使用されているアクセスコントロールやプロテクトの解除機能を有しており、その機能を使用すると著作権法に定める「技術的保護手段の回避」に該当し、2012年10月以降は違法になったため、個人で作成したものなど、コピーガードのかかっていないDVD限定で使用してください。

システム要件

バージョン11.0.0.1

OS:Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 /10
CPU:Pentium II 500 MHz
RAM:512MB
HDD:20GB以上の空き容量

DVD-Rへ書き込む場合はDVD-RWに対応した光学ドライブ。

※公式記載のシステム要件は上記のとおりだが、OSのシステム要件を下回っているので、使用するOSの推奨最小要件を満たしている必要がある。

ソフトの入手先

DVDFab 公式ダウンロードページ



DVDFab11 DVDコピーのインストール

DVDFab DVDコピー単体のインストールはできず、DVDFab11をインストールして、DVDコピーの機能のみアクティベートすることになる。
有料ソフトなのでアドウェアや無関係なアプリがインストールされることはなく、インストール作業は至ってシンプル。

ダウンロードページの「無料ダウンロード」のボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードする。
ダウンロードされるのは64ビット版で、32ビット版は下にある「ここで32ビットバージョンをダウンロード」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のメッセージが出たら「はい」で許可。

セットアップウィザードの「カスタム」をクリックすると、インストール先の指定や、デスクトップへのショートカット作成が選択可能。

「ユーザーエクスペリエンスプログラム」はDVDFab11をインストールしたPCのハードウェア情報、DVDFab11の使用状況やエラーなどの情報を、匿名でDVDFabへ送信するもので、データは製品の改善などに使用される。

デフォルトでは「ユーザーエクスペリエンスプログラム」に参加するようになっているため、不要であればチェックを外しておく。

設定が完了したら「インストール」をクリック。

DVDFab10と同様、インストールの進捗に従っておサルが描かれていく。

インストールが完了するとブラウザが開くので、そのまま閉じてOK。

DVDFab11が起動すると、初回のみチュートリアルが表示される。

DVDFab10ユーザー

DVDFab10のユーザーはDVDFab10起動時にDVDFab11へのアップグレードがアナウンスされ、そのままウィザードを進めることでDVDFab11をインストールできるが、DVDFab10がバージョンアップするわけではなく、DVDFab11が別途インストールされる。
購入したライセンスはDVDFab11へ引き継がれるが、DVDFab10とDVDFab11を共存させた環境では、ライセンスを共有することになる。

DVDFab11をインストールする場合は「更新」をクリック。

この画面はDVDFab11をインストール後も、「スキップ」をクリックするまでDVDFab10起動時に毎回表示される。

ダウンロードが開始する。

「はい」をクリックするとDVDFab11のインストールが開始する。

使用方法

DVDコピーは、基本的にDVDディスクを「DVDフォルダの作成」「ISOイメージファイルの作成」「DVDブランクメディアへコピー」の3機能で、コピーの種類として「フルディスク」「メインムービー」「分割」「結合」「カスタム」が用意されている。

メインウインドウの左端にある「コピー」が「DVDコピー」のメニュー。

DVDディスクをドライブに挿入、もしくはISOファイルをマウント(DVDFabへドラッグアンドドロップも可能)するとメインウィンドウ上で読み込みの進捗が表示される。

DVDディスクを認識すると、初期設定では「フルディスク」で出力できる状態になる。

「フルディスク」以外のメニューを選択する場合、上部の「フルディスク」と表示されている部分をクリックし、「DVDコピー」のメニューを展開する。
ただし「DVD変換」「Blu-ray変換」「UHDをブルーレイに変換」は別機能なので、体験版として使用できるが、初回使用から30日経過すると使用できなくなる。

「DVDFab11」は実行する処理を「タスク」として追加でき、「DVDコピー」のメインウィンドウに認識したDVDディスクのタイトルが追加された時点で、自動的にタスクとして追加される。

「DVDFab10」では「フルディスク」から「メインムービー」などメニューを切り替える度にタスクとして追加されて面倒だったが、「DVDFab11」では改善されており、「コピーモード」のメニューを切り替えると「非アクティブ」の状態になり、右端のボタンをクリックしてアクティブ化しないとタスクへ追加されなくなった。

「DVDFab11」では「タスクリスト」がウインドウのメニューに追加されたことで、「DVDFab10」よりも認識しやすくなったのは、地味ながら誤処理の防止には非常に有効だったりする。

「コピーモード」のメニュー変更はアクティブ化しないとタスクへ追加されなくなったが、ディスク認識時に自動で追加されるタスクはリストに残っているため、メニュー変更後にアクティブ化すると、タスクリストには2つのタスクが存在することになるので注意が必要。

コピー処理を実行する前は、必ず「タスクリスト」を確認し、不要なタスクが登録されている場合はチェックボックスをクリックし「削除」しておく。

削除したタスクは「ゴミ箱」をクリックすると、下ペインにリストが表示され、タスクの右端にカーソルを合わせて出現する矢印をクリックすると、削除したタスクを復元することができる。

タスクは削除だけでなく、「アーカイブ(保存)」することも可能で、後から同じタスクを実行する場合などには便利かも。

「アーカイブ」したタスクは「アーカイブタスク」で確認でき、タスクの右端にある矢印アイコンをクリックするか、チェックを入れてから下部にある「再読込み」をクリックすると、タスクの再読込みが実行され、該当のタスクが「現在のタスク」へ移動する。

「アーカイブタスク」のアクセス時に説明が表示されるとおり、「アーカイブタスク」にはユーザーがアーカイブしたタスクのほかに、コピー処理実行時にエラーやクラッシュになったタスクも追加されるので、必要に応じて「再読込み」もしくは「削除」しておく。
ちなみに「レポート」はバグ報告の送信ウインドウが開く。

フルディスク

DVDコピーの最も一般的な処理で、DVDディスクの内容を全てコピーして、ISOイメージファイルたDVDフォルダとして出力する。

「クローン」がDVDディスクの内容を一切変更せずコピーするのに比べ、「フルディスク」はDVD9をDVD5に圧縮したり、メニューの操作、ボリュームラベルの変更が行える。

圧縮などの編集を行う場合は、読み込んだタイトルに表示されているスパナアイコンをクリック。

スパナアイコン以外のメニューは、プレビューが「▶」アイコン、タイトルの情報確認が「i」アイコン、「X」アイコンはタイトルを削除できる。

「ボリュームラベル」はファイル名ではなく、メディアに付けられた名前で、文字化けする可能性があるため、半角英数字のみを使用する。
デフォルトではソースと同じボリュームラベルになっている。

「出力」では圧縮設定が可能で、「DVD5」にすることで4.7GBのDVD-Rに収まるサイズに圧縮される。
ちなみに「DVD9」は片面2層のDVD-DL(8.54GB)のことで、「DVD5」は片面1層のDVD-R(4.7GB)のこと。

その他は特に変更が必要な項目がなく、「Cinavia」などBlu-ray ディスクに採用されているコピーガードや、DVDの再生環境ではオプション扱いのDTS音源など、ソースに含まれていない項目に関してはチェックボックスがグレーアウトして選択できなくなっている。

複数のディスクを1つのディスクにまとめる「結合」を利用する場合は、ISOファイルやDVDフォルダをメインウィンドウにドラッグ・アンド・ドロップするか、上部にある「+追加」をクリックしてISOファイルやDVDフォルダを指定する。

「ナビゲーション」は、DVDのメニュー操作を変更するもので、「ディスク挿入時にトップメニューへジャンプ」「ディスク挿入時に本編映像へジャンプ」などに変更できる。
変更する場合は「共通設定>DVD>PathPlayer」のリンクをクリック。

PathPlayerとはDVDFabが実装している、実際にプレーヤーで再生する際に必要なファイルのみをコピーする機能。

DVDFab10では初期状態で有効になっていたが、PathPlayerが原因でディスクの読み込みに失敗することがあった為か、DVDFab11では「必要に応じてPathPlayerを有効にする」がデフォルトになっており、使用する場合は「常にPathPlayerを有効にする」に変更する必要がある。

PathPlayerを有効にすると「DVDの再生順序変更」や「不要なPGCを除去」などが選択可能になるので、任意の項目を選択して「確認」をクリック。

設定変更後は再起動が必要になるため「はい」でDVDFab11を再起動する。

ただ、前述のようにPathPlayerを有効にした場合、ディスクの読み込みに失敗するケースがあるため、エラー発生時はPathPlayerを無効化してみると良いかも。

 

ファイルの出力は、「保存先」の右横にある「DVDフォルダ」または「ISOイメージファイル」アイコンで出力形式を選択し、保存先を指定する。

ドライブを2台以上搭載した状態で、直接ブランクメディアへ書き込みを行う場合は、「保存先」の▼をクリックしてブランクメディアが挿入されたドライブを選択。

「DVDFab MovieServer」はDVDFabが販売しているメディアサーバで、同一ネットワーク上に存在すれば選択が可能になると思われる。

準備ができたら誤操作を回避するため、「タスクリスト」の「現在のタスク」で実行する内容を確認してから、「開始」をクリック。

「現在のタスク」に追加されているタスクは、チェックボックスにチェックが入っていなくても、「開始」をクリックすると全て実行されるので要注意。

メインムービー

DVDディスクに収録されているメニューや特典映像、宣伝などを除外し、本編のみをコピーするのが「メインムービー」。

基本的な操作は「フルディスク」と同じ。

「他のタイトルを選択」をクリックすると、現在選択されているコンテンツの確認ができる。

初期状態でDVDディスクに収録されている「本編」が選択されており、複数のコンテンツを選択することはできないが、チェックを変更することで本編以外の出力も可能。

各タイトルの内容を確認するには、「タイトル」部分にカーソルを合わせて表示される「▶」の再生アイコンをクリック。

プレビューが表示される。

クローン/ライティング

「フルディスク」がDVDディスクに収録されている全ての内容をコピーし、ボリュームラベルや圧縮設定が可能なのに対し、ソースと全く同じものを生成するのが「クローン」。

操作は「フルディスク」と同じだが、出力はISOファイルかブランクメディアへの直接書き込みのみになる。

分割

「分割」は片面2層(DVD9)のDVDディスクに収録されているデータを、片面1層(DVD5)のDVDディスク2枚に分けて出力する機能。

 

DVD9は8.54GBで、DVD5は4.7GBなので、理屈では2枚に分割して出力すれば「無圧縮=無劣化」でできそうな感じだが、残念ながらDVD9に収録されている本編は、ほぼ4.7GBを超えているため、分割にしても本編が収録されているディスクは圧縮される。

上図ではフルディスクで5853MBあるディスクを分割し、本編ディスクが74%に圧縮され、ディスク2はわずか81MBのムービーが収録されているだけ。

分割を実行する際は、収録される内容をしっかり確認したほうが良いかも。

結合

複数のディスクを1つディスクにまとめるのが「結合」。

「DVD9(8.54GB)」に収まる8100MBが上限で、それを上回るサイズの結合を行うと圧縮されてしまう。

2枚のDVD5のディスクを1枚のDVD9に収めたり、画質は劣化するが2枚のDVD5ディスクを1枚のDVD5に収めたい場合などに利用できる。

DVDFab Mini

DVDFab11と同時にインストールされるDVDFab Miniは、DVDFab11の主要機能「コピー」と「リッピング」に特化したアプリで、DVDFab10で同時インストールされていたものと同じ。

DVDコピーで使用できるのは「Copy」のみ。
「MP4」は「DVDリッピング」を購入する必要がある。

選択できるのは「フルディスク」「メインムービー」のコピーモードと、「DVD9」「DVD5」の出力サイズのみ。

後は出力する保存先にDVDドライブを選択すれば直接書き込み、フォルダアイコンからハードディスクを選択すれば「DVDフォルダ」、ISOをクリックして保存場所を指定すれば「ISOファイル」で保存される。

購入手順

DVDFabの製品はすべて同じ購入手順になっており、登録したメールアドレスがアカウントになり、DVDFabの「メンバーページ」で購入製品の確認や追加が可能になっている。

購入ページの「すぐ購入」をクリック。

他の商品が表示されるが、ページをスクロールして「DVDFab単品」のところで、「DVDFab DVD Copy」のWindows版にチェックが入っていることを確認し、「申し込み」の箇所で「1年・2年・無期限」からライセンスの有効期限を選択。

購入するライセンスの期限を選択したら、更にページをスクロールしていくとページ最下部に合計金額が表示されているので、購入する場合は「安全購入」をというボタンをクリック。

常にキャンペーンが実施されているので、サイトに表示されているクーポンコードをを探して入力後に「適用」をクリック。

支払いはクレジットカードかビットコインなので、VISA・MASTER・Bitcoinの三択から任意にチェックを入れる。

※裏技的だがペイパルも利用できる。(後述)

メールアドレスのほか氏名・住所・電話番号などを入力して「購入」をクリック。

クレジットカード情報を入力して「今すぐ支払う」をクリック。

この決済画面でカード情報を入力せずに「今すぐ支払う」をクリックするとペイパルでの支払いが可能になる。(次項参照

うまく決済完了すると「お支払完了!」のページが表示される。

ページに記載がある通り、24時間以内に登録メールが届かない場合に備え、注文番号ほかの情報はスクリーンショットやメモなどで保管しておく。

DVDFabで決済ができない場合

使用環境によって異なるのかもしれないが、個人的にDVDFabでの製品購入時に決済エラーが頻発して難儀した。

クレジットカードの限度額オーバーや支払い滞納などによる利用停止なら理解もできるのだが、普通に利用できるクレジットカードを使用しても支払いに失敗する事がある。

決済エラー時に複数のクレジットカードで試してみたものの、全てエラーで弾かれたので、おそらくカード情報を処理するサーバ側の問題かと思われる。
無論、最も疑うべきは入力ミスなので、その点を再確認して間違いがないというのが大前提なのだが、決済エラー発生時の対処法にはいくつかある。

  • ブラウザを変更する

使用しているブラウザがChromeであれば、FirefoxやIE、Edgeなど他のブラウザで試してみる。

  • 別のカードを使用する

もしかしたら決済できるかも。

  • 時間を空けてみる

サーバの処理問題が原因であれば、タイミングさえ合えば決済できるはず。

上記いずれの方法でも決済ができない場合は、ペイパルを利用して送金することになる。

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ペイパルでの送金

PayPalでの送金はPayPalのアカウントを取得してことが前提で、PayPalに登録しているクレジットカードで決済できる。

「お支払いが失敗しました!」ページに表示されている「PayPalで支払って」のリンクをクリック。

「注文情報」と「取引ID」の入力ページが開くので、このページを残したまま、別タブや別ウインドウでPayPalのサイトを開く。

PayPalにログイン後、上部メニューの「ツール」→「支払う」を選択。

「商品またはサービスの代金を支払う」をクリック。

メールアドレスの箇所に、DVDFabの注文情報ページに表示されている「payment@dvdfab.cn」というアドレスを入力して「次へ」。

支払額を入力して「続行」。

支払い方法と支払額が表示されるので確認して「今すぐ支払う」をクリック。

支払い完了。

支払い後、PayPalに登録しているアドレス宛に取引明細が届くので、メールに記載されている「取引ID」を、DVDFabの購入ページに戻り、「取引IDを入力」の箇所に入力して「送信」。

リアルタイムで取引情報の照会が実行され、確認が取れると登録メールが送信される。

PayPalの取引IDを送信した際にも「支払い状況の確認が失敗しました!」とエラーが発生することがある。

その場合、記載されている service-jp@dvdfab.cn まで、支払い状況の確認に失敗したことと下記項目を記載の上、メールを送信する必要がある。

  • 登録したメールアドレス
  • 氏名
  • 購入製品名
  • PayPalでの決済金額
  • PayPalの取引ID

メールは日本語で問題なく、DVDFabのサポートはしっかりしているので、その点は安心。





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