Evernote for Windows のインストールと使い方

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Evernote の特徴

  • 多機能なクラウドタイプのオーガナイザーアプリ
  • メモの入力・ウェブページのクリップ ・ファイルの保存など様々な情報を収集し 整理できる
  • 保存するデータ量に制限がなく、使い込むほどにデータベースとしての価値が向上

Evernote は 2016年 6月に Basicプラン(現 FREEプラン)の同期可能なデバイス数を 2台に制限したため、複数デバイスでの利用は有料版へのアップグレードが必要で、使用デバイスの変更も月間 2回の制限がある。

開発元

  • 開発ベンダー:Evernote Corporation
  • 開発ベンダーの拠点:米国

ダウンロード

プランの比較

FREE PPERSONAL
ノートサイズ上限 25MB 200MB
月間アップロード容量 60MB 10GB
同期可能デバイス 2台 無制限
画像ファイルの文字認識
PDF/ Officeファイル内の文字認識 不可
ホームのカスタマイズ 不可
Googleカレンダーとの連携 不可

システム要件

  • バージョン:10.68
  • OS:Windows 10/ 11

Webクリッパー のサポートブラウザ

  • Google Chrome/ Safari/ Firefox/ Opera/ Microsoft Edge

アカウントの作成

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公式サイト メールアドレスパスワード を登録するか、Googleアカウントと連携する。

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アカウントが作成されるとウエルカム画面が開き、アンケートに回答すると有料プランが選択された状態になるため、無料プランを利用する場合は トライアルをスキップ をクリック。

インストール

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公式サイト の「Windwos用のダウンロード」をクリックしてインストーラーをダウンロード。

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ダウンロードしたインストーラーを起動し、使用許諾書に問題なければ ライセンス同意書の利用規約に同意する をチェックして「次へ」で、インストールが自動実行される。

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インストールが完了したらログイン画面になるので、メールアドレスとパスワードを登録して Evernoteアカウントを作成するか、Googleアカウント/ Apple IDと連携してログイン。

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有料プランのトライアル画面が表示されるので、無料版を利用する場合はダイアログを閉じる。

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ウエルカム画面で「開始する」をクリックして設問に回答。

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無料プランを利用する場合は Evernote Free を選択して「無料版で続行する」をクリック。

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Evernoteが使用可能になる。

Evernote Webクリッパー – ブラウザ 拡張機能

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Webクリッパー はブラウザで閲覧しているウェブページを ノート として取り込む拡張機能で、公式サイト の「Webクリッパーをインストール」をクリックし、拡張機能をブラウザに追加。

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インストールした Webクリッパー のアイコンをクリックして Evernoteにログインすると利用可能になる。

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保存したいウェブページを開いて Webクリッパー のアイコンをクリックし、クリップ形式を選択して「クリップを保存」で Enernote のノートに追加される。

スクリーンショット は ブラウザの表示部分をドラッグして部分選択 とクリックして全体を撮ることが可能で、取り込んだ画像には 注釈ツール を使用して 矢印・コメント・マーカーなどを追加できる。

設定

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Evernoteは Windows起動時に自動起動するので、必要なければメニューバーの ツール から 設定 を開き、環境設定アプリケーション起動時に Evernote を開く を無効にする。

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環境設定アプリケーション にある Evernoteのローカルデータ では、Evernoteの保存先を変更できる。

画像の文字認識

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Evernoteは画像の文字を認識して検索できるが、初期設定では英語のみになっているので、 ツール から アカウント情報 を選択し、個人設定言語 で 文字認識に使用する言語 を 日本語 + English に変更して「変更を保存」。

画像の文字認識は検索する文字数に比例して精度が低下する。

Evernote の使い方

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ホーム には ノート最近保存した内容スクラッチパッド が表示される。

アップグレードするとタスクやカレンダーなどのウィジェットの追加/ 削除ができる。

Evernoteは強力な検索機能を実装しているが、無造作にノートを蓄積すると検索で目的のノートを探すのが難しくなるため、ノートの題名・タグ・ノートブック・スタックを使用して管理する。

ノート

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ノートは Evernoteの基本単位で、メモ・Webページのクリップ・画像・添付ファイルなどは全て ノート として保存される。

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ノートはテキストエディタになっており、表やリンクなどは「+」のメニューから選択。

  • タスク
    チェックボックの付いたリストを作成。
  • カレンダー
    Googleカレンダーと連携して予定やタスクを追加できる。
  • リンク
    テキストにリンクを追加。(ノートのリンクも可)
  • ノートリンク
    他のノートへのリンクを挿入。

  • ノートに表を挿入。
  • 区切り
    区切り線を追加。
  • 添付ファイル
    ノートにファイルをインラインで追加。(ファイルをノートにドロップして追加可能)
    オフィスファイルや PDFはプレビュー表示される。
  • 画像
    ノートに画像をインラインで追加。(ファイルをノートにドロップして追加可能)
  • チェックボック
    チェックボックのみを追加。
  • 音声録音
    マイクで録音した音声ファイルをノートに添付。
  • コードブロック
    コード入力用のフィールドを追加。
  • スケッチ
    手書きの画像をノートに追加。
  • Googleドライブ
    Googleドライブ に保存されているファイルのリンクをノートに追加。

タグ

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タグ はノートにつける管理用のキーワードで、ノートの下にある タグを追加 をクリックするか、F3 キーを押してキーワードを入力。

タグの追加 に入力されたキーワードは自動的に追加され、オートコンプリートが有効なので、先頭の文字を入力すると既存のタグが表示される。
タグの削除は、 左サイドパネルの タグ を選択し、タグリスト から削除するタグのメニューを開いて「タグを削除」。

ノートブック

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ノートブック はノートをまとめたもので、作成したノートはノートブックに追加され、左サイドパネルで選択したノートブックが中央ペイン(ノートリスト)に表示される。

デフォルトで 最初のノートブック が作成されており、作成したノートは 最初のノートブックに追加される。

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ノートブックの名前は、ノートリスト の 3点リーダー から ノートブックの名称を変更 を選択するか、ノートブックを選択してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の ノートブックの名称を変更 から編集。

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ノートを作成すると上部に保存先のノートブック名(既定のノートブック)が表示され、ノートを移動 から別のノートブックに変更するか、ノートを左サイドパネルのノートブックにドロップして移動する。

既定のノートブック は 左サイドパネルから変更するノートブックを選択し、ノートリストの 3 点リーダーから 既定のノートブックとして設定 で編集。

サーバと同期しない ローカルノートブック は バージョン 10で削除された。

マージ

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マージ は 同一ノートブック内の ノートを1つにまとめる機能で、ノートリストから 1つにまとめる ノートを Ctrl キー を押しながら選択し、下部に表示される メニューから マージ で実行。

ノートブックをまたいだノートの選択は不可。
マージ は 既存のノートを連結するのではなく 、新規ノートに内容をコピーしているため、マージされたノートを後から分割することはできないが、元のノートをゴミ箱 から 復元できる。

スタック

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スタック は作成したノートブックをカテゴリー分けする本棚機能で、左サイドパネルからノートブックを選択し、ノートリストの 3 点リーダーから スタックに追加新規スタック でスタック名を入力して「作成」で追加。

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選択したノートブックが「スタック」の入れ子になり、ノートブックはドラッグでスタックを移動できる。

作成した スタックは コンテキストメニューから名前を変更できる。

スタックは空になると自動的に削除される。

検索

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検索は ノートの題名・本文・添付された画像に含くまれる文字列 が検索対象で、左サイドパネルの検索バーを使用する。

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検索結果はフィルタを使用することで ノートブック タグ などで範囲の絞り込める。

ショートカット

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ノート・ノートブック・タグなど左サイドパネルに表示されている項目は、ショートカット のスペースにドラッグしてショートカットを作成することでアクセスを効率化できる。

エクスポート

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長期間使用していないノートブックはパフォーマンス低下の原因になるので、ノートリストの 3 点リーダーから ノートブックをエクスポート を選択して外部に出力して Evernote から削除する。

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エクスポートしたファイルは、メニューバーの ファイル から インポート で Evernoteに取り込める。

旧バージョンではインポートしたノートブックを ローカルノートブック として取り込めたので、アップロード容量を消費することはなかったが、現在インポートしたノートブックは サーバに同期されるためアップデート容量を消費する。

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