さくらインターネットからXServerへお引越し


2017/09/24

9月11日から「Service Temporarily Unavailable」が表示される503エラーが頻発するようになった。

11日は「Kaspersky Freeのインストールと使い方」をアップしたくらいで、特にアクセスが集中しているわけでもなく、503エラーの理由がさっぱり分からない。

使用しているのは「さくらインターネット」のレンタルサーバで、プランはスタンダード。

コントロールパネルの「リソース情報」を確認すると、転送量もCPUの使用時間も大して伸びていないのに、11日から503エラーが異常発生している。

9月13日から「リソースブースト」という機能を有効にしたので、14日から発生回数は低減したものの、どうやら9月11日に「プログラムの過負荷により、CGI/PHPが制限されている」らしい。

当サイトは見ての通りコメントもトラックバックも許可していないので、大量のスパムでコメントが埋め尽くされることもない。

では、なぜ?。。。
サポートにメールで連絡したところ、原因はプログラムの起動上限数に達したことらしい。

ご利用サーバを確認したところ、プログラムの同時起動数が上限に達し
ているログが多数ございました。そのため、503エラーが発生している
状況でございます。

プログラムの同時起動数につきましても制限が設けられており、上限に
達した場合には503エラーを返し、一時的にサーバへのアクセスを制限
いたします。

ご利用のプログラムの設計を見直す、検索エンジンの クローラー等の過剰なアクセスがある場合は制限を行う、アクセス数の 多いコンテンツは静的コンテンツに切り替えるなどしてプログラム起動 数の削減を図ってくださいますようお願いいたします。

なお、ご利用サーバを確認したところ、サーバコントロールパネルの
「リソース情報」に制限についてのコメントが表示されておりました。

制限のコメントが表示されている場合、お客様にて設置されているコンテ
ンツ(プログラム)を見直していただき負荷が減りましても、制限は自動で
解除されません。

要約すると「原因は分からないがサーバに規定値以上の負荷がかかったので、取り敢えず勝手に制限をかけたから、原因を調べて対応したら連絡してこい」ということらしい。

この件で理不尽なのは、制限がかかったという通知が無いこと。
503エラーが出て、ページに「Service Temporarily Unavailable」と表示されると、個人的にものすごく不快な気分になる。
なによりせっかくアクセスしてくれたユーザーに対して失礼極まりない。

憤慨していても仕方ないので、取り敢えず「さくらインターネット」に見切りをつけ、無料サーバを使用していた「X Server」の有料プランを契約して引っ越すことにした。



XServerの設定

まず何よりもXServerの契約をしないと始まらない。
XServerには通常タイプのレンタルサーバと、WordPressに特化したwpXなるものが存在しており、WordPressを使用するならwpXのほうが、より高速っぽい感じだが、たまたま通常サーバで独自ドメイン無料キャンペーンが開催されていたので、思いっきり釣られてしまった。

Xserver

申込んだのはXServerのスタンダードプランで、10日間の試用期間付き。

「サーバ新規お申込み」をクリックすると契約ページ移行するので、必要事項を入力して申し込んだら、「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] 」というタイトルのメールが届くので確認。

メールには「インフォパネル」という管理画面に入るためのIDとパスワードのほか、サーバアカウントの情報も記載されている。

メールに記載されているリンクから「インフォパネル」に入り、続いてメールに記載されている情報を元に「サーバーパネル」へログイン。

「ドメイン」の「ドメイン設定」をクリック。

「ドメイン設定の追加」タブで使用するドメインを入力して「ドメイン設定の追加」をクリック。
当サイトの場合は「eizone.info」を追加。

ドメインが正しく追加されると、「ドメイン設定の一覧」に初期ドメインと追加した独自ドメインが表示される。

次に「さくらインターネット」にあるWordPressのデータベースをインポートするためのデータベースを作成するため「MySQL設定」をクリック。

「MySQL追加」タブで任意の半角英数の文字を入力し、「MySQLの追加(確認)」をクリック。

「MySQLデータベースの追加(確定)」をクリックしてデータベースを作成。

続いて「MySQLユーザーの追加」タブで、MySQLユーザーIDに任意の半角英数を入力し、パスワードを設定したら「MySQLユーザーの追加(確認)」をクリック。

作成したユーザーIDを確認して「MySQLユーザーの追加(確定)」をクリック。

「MySQL一覧」タブを開くと、先程追加したユーザーIDが「アクセス権未所有のユーザー」に表示されているので、「追加」をクリックしてアクセス権を付与する。

これで基本部分の設定は完了。

最後に「MySQL一覧」に表示されている「MySQLx.x情報」の内容を書き出すか、テキストなどにコピーしておく。

さくらインターネットからエクスポート

XServerの設定が終わったら、「さくらインターネット」のサーバにあるWordPressのデータとデータベースをエクスポートする。

データベースをエクスポートするため、「さくらインターネット」の「コントロールパネル」にログイン後、左ナビゲートメニューから「データベース設定」を選択し、データベースサーバの「管理ツール」になる「管理ツールログイン」をクリック。

「phpMyAdmin」にログインする。
ログイン時のユーザー名とパスワードは、データベース作成時に設定したもので、もし不明な場合はコントロールパネルから変更可能。

ログインしたら「エクスポート」タブを開き、左にある「エクスポート」からWordPressのデータベースを選択。

「データ」の箇所で「完全なINSERT文を作成する」「長いINSERT文を作成する」「BLOBに16進数表記を利用する」にチェックが入っていることを確認。

左の「エクスポート」で「SQL」にチェックが入っていることを確認したら、右下にある「実行する」ボタンをクリック。

※Free Downloaderなどを使用していると正常にファイルがダウンロードされないので、ブラウザの通常ダウンロードを使用。

保存先に「mysql◯◯◯.db.sakura.ne.jp」というファイルが生成される。

FileZillaやFFFTPなどを使用して「さくらインターネット」のサーバにアクセスし、「www」フォルダ内に作成した任意のWordPressフォルダを、任意の保存先へダウンロードする。

ダウンロードファイルの編集とインポート

ダウンロードしたMySQLのファイルと、WordPressの「wp-config.php」ファイルは編集が必要。

エクスポートしたSQLファイルは、OtbEditなどのテキストエディタで開き、上部の「– phpMyAdmin SQL Dump」~「データベース」の「USE ‘◯◯◯◯◯◯`;」の部分までを削除する。

削除しなかった場合、インポートでエラーが発生する。
実際には「データベース」の「CREATE DATABASE~」の構文が不要で、この部分のみを削除してもインポートは可能だが、余分な記述がされたままインポートされるので削除を推奨。

XServerにインポートするため、再度「インフォパネル」から「サーバパネル」を開き、「データベース」の「phpmyadmin(MySQL)」をクリック。

「インポート」タブで「アップロードファイル」にチェックを入れ、「ファイルを選択」をクリックして、編集したSQLファイルを指定後に「実行」。

インポートが完了するとデータベースがインポートされる。

FileZillaやFFFTPなどのFTPクライアントソフトを使用して「さくらインターネット」のサーバにアクセスし、「www」フォルダ内のWordPressのデータが格納されているフォルダをダウンロードする。

ダウンロードしたフォルダ内にある「wp-config.php」ファイルをテキストエディタで開き、「DB_NAME」「DB_USER」「DB_PASSWORD」「DB_HOST」の4項目を、XServerで設定したものに書き換えて上書き保存。

テキストエディタはOTB EditやTeraPad、サクラエディタなどを使用し、Windowsのノートパットやワードパット、Wordなどはエラーの原因になるため使用不可。

FTPクライアントソフトでXServerにアクセスし、ドメイン名フォルダ内にある「public_html」フォルダに、ダウンロードしたWordPressのデータが格納されているフォルダ内のオブジェクトを全てアップロードする。

これでデータの移行は完了。
あとはネームサーバの変更が必要になる。

データの確認

MySQLファイルもWordPressの各データもXServerに移動したものの、普通にサイトへアクセスしてもネームサーバが変更されていないので、さくらインターネットのデータが表示されてしまうため動作確認ができない。
そのため確認するにはXServerへ接続するよう、hostsファイルにIPアドレスを追記が必要になる。

「Cドライブ」→「Windows」→「System32」→「drivers」→「etc」フォルダ内にある「hosts」ファイルをテクストエディタで開く。

※Windows10だと直接開くと管理者権限の問題で保存できないので、一旦デスクトップにコピーしたものを編集してから上書きする。

hostsファイルの一番下に、「IPアドレス + (半角スペース) + ドメイン名」で入力する。

当サイトの場合、xxx.xxx.xxx.xxx eizone.info になる。

IPアドレスはXServerの「サーバパネル」の「サーバ情報」に表示されている。

これで後は普通にブラウザから自サイトへアクセスすると、XServerにアップした方が表示されるようになるので、一通りの動作確認が可能。

ドメインの移管

さくらインターネットへの不信感が芽生えてしまったので、ドメイン管理もXServerに移管することにした。

※サーバのみ「XServer」を使用し、ドメイン管理は「さくらインターネット」を継続使用することも可能で、その場合は「さくらインターネット」側でネームサーバの切り替えが必要になる。

移管手続は「さくらインターネットで転出申請」→「さくらインターネットから認証鍵(オースコード)が発行」→「XServerで移管申請」という流れ。

注意が必要なのは、同じXSERVERが展開しているXdomainは別物ということ。
Xdomainにもドメイン移管サービスはあるが、こちらのサービスを利用しても、XSERVERでの管理はできない。

同じだと勘違いしてXdomainでドメイン移管サービスを申請したことをXSERVERに連絡したら、Xdomainで申請をキャンセルするよう回答がきたので、Xdomainにキャンセル申請したら「移管申請中」のためキャンセルできず、「移管承認」をせずに自動キャンセルになった後、再度キャンセルの連絡が必要とのこと。
また、Xdomainで移管申請がキャンセルされるまで、XServerでは移管申請ができないので、とんだ回り道をしてしまった。

移管手続きは初めに転出申請から行う。
さくらインターネットの会員メニューの「契約情報」から「契約ドメインの確認」をクリックし、表示された一覧から該当ドメインの「転出」をクリックしたら、個人情報の取扱に同意。

普通の問い合わせフォームが表示されるので、「サービス名称」で「ドメインの取得」を選択。

「転出」するのに「取得」を選択するのがミソ。

「ドメインの取得」を選択すると、「お問い合わせの種類」にドメイン移管(転出)依頼の項目が選択可能なる。

後は必須項目だけ入力して送信するだけ。
数時間後には認証鍵(オースコード)がメールで送られてくる。
Xserverの移管手順に「レジストラロックの解除申請」とあるが、さくらインターネットではドメイン移管依頼をすることで同時にロックが解除される模様。

転出申請をしても、移管先でオースコードを入力しないと移管手続きは進まないので、サイトへのアクセスには問題ない。

ドメイン移管は「インフォパネル」にログイン後、「追加のお申し込み」をクリック。

利用規約と個人情報の取扱に「同意」する。

「移管」をクリック。

移管するドメインを入力して「検索」。

「申し込むことが可能です!!」と表示されたら「◯◯◯で申し込む」をクリック。

「お申し込み内容の確認」→「お申込内容の確定」と進み、料金の支払方法を選択したら移管の申込みは完了。

支払いが済んだら、「インフォパネル」のトップページにある「ドメインご契約一覧」に先程申請したドメインが表示されているので、「移管申請」をクリック。

さくらインターネットから受信したオースコードを入力して「移管申請を行う(確認)」→「移管申請を行う(確定)」。

申請が完了したら転出届時に入力したメールアドレスに、移管認証のリンクが貼ってあるメールが届く。
このメールが届いたのは申請してから4日後。

前述のように間違ってXdomainで登録したので、この申請をキャンセルして、再度XServerで申請したら、なんと1日で移管認証のメールが届いた。

タイミングの問題なのだろうが、移管認証のメール受信には当日~5日くらいの幅があるらしい。

メールに記載のあるリンク先で移管を承諾。

その後すぐに「レジストラトランスファーアウト意思確認のご案内」というタイトルのメールが「日本レジストリサービス」から届き、移管をキャンセルする場合はリンク先から手続きするよう記載があり、期限が2日後になっている。

すぐに処理を進めたい場合はメール内のURLにアクセスして「承認」すると、移管手続が開始される。

「承認」したら4時間後にはXServerから「ドメイン移管完了のお知らせ」が届いたが、これで終わりではない。

XServerの「インフォパネル」を開き、トップページの「ドメイン」から移管したドメインの「ドメインパネル」をクリックし、「ネームサーバの変更」タブを開いたら、ネームサーバにさくらインターネットのものが表示されているので、「エックスサーバのネームサーバを入力する」をクリックして「ネームサーバの変更」をクリック。

ネームサーバが変わったことを確認したらようやく完了。

ネームサーバの切り替えには最大24時間かかるらしいので、ここまできたら24時間待って、後はさくらインターネットを解約するだけ。

ページのレスポンスも早くなったので、結構いい感じかも。






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