豪州・日本もファーウェイ・ZTEを排除


2018/08/27

智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。
この世が住みにくいことに変わりないが、日本人は自我を抑えて物事を穏便に済ませる傾向がある。
協調性とか調和とか「和」という、日本を表す文字がすべてを物語っている気もする。

その日本が、オーストラリア政府がファーウェイ・ZTEを次世代通信規格「5G」からの排除を発表したのに続き、ようやく政府の電子機器入札からファーウェイ・ZTEの2社を除外する方針を固めたらしい。

インバウンド消費に注力している中、韓国やパラオのような事にもなりかねないので、いきなり喧嘩を売るような真似はできないにしても、すでに米国や英国の研究機関がリスクありと警鐘を鳴らしている以上、実施してしかるべき対応だと思われる。

オーストラリア政府、5G設備でHuaweiとZTEを締め出し

中国2社を入札から除外 ファーウェイ・ZTE 情報漏洩を懸念



今年のはじめからアメリカではHuawei・ZTEへの風当たりが強くなり、ZTEは身から出た錆ということもあって、経営に大打撃を被った。

Huawei・ZTEの使用禁止法案が米議会に提出

2018/01/14 アメリカで中華メーカーの締め出しが加速している。 過去にはLenovoのPCにはバックドアが仕組まれている可能性が指摘され、実際に一部のモデルではプリインストールされたアプリの脆弱性で、個人情報の流 … 続きを読む

ZTEが窮地に立たされている

2018/04/28 中国の通信機器メーカー大手のZTEが米国の輸出規制を受けて、結構たいへんな事態に陥っている。 日本では数年前にXiaomi(シャオミ)、最近はHuawei(ファーウェイ)がメディアに取り上げられるこ … 続きを読む

Huaweiは創設者 任正非が中国人民解放軍の仲間と設立した会社ということもあり、軍部や政府との結びつきが疑われているが、そもそも中国は民主主義国家ではないので、企業は多かれ少なかれ政府の圧力を受けることになる。

10年ほど前にLenovoがバックドアの問題で米国・英国などの政府機関での使用が禁止され、その後に台頭してきたのが今回問題になっているHuaweiとZTE。
最近はメディアでも異常なほどにHuaweiの端末が取り上げられ、認知度が急速に高まっているが、そのHuawei・ZTEの疑惑が広まると、OPPOが日本市場向けのスマホをリリースし、あまりにもタイミングが良すぎて、なんだか気味が悪い。

ただ、過去にHuaweiやZTEの製品でバックドアが発見されたことはあるものの、現在のところ両社が確実に黒だという証拠はない。
あくまで「疑わしい」というレベルなのだが、国家の情報管理から見れば疑わしいだけで排除するのは当然。

楽観主義・ご都合主義と自惚れが、大局を見誤る結果につながることは経験済みなので、遅きに失することがないよう、リスクへの対処は大いに実施すべきかと思う。





トピックス&コラム

ウイルスや不正アクセスが減少傾向に

2018/10/26 2018年10月25日に公表されたIPA(情報処理推進機構)の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談状況[2018年第3四半期(7月~9月)]」では、ウイルスや不正アクセスの届出数 … 続きを読む

アドフラウド対策によりYahooが直接契約以外の広告配信を停止

2018/09/26 9月20日、Yahooの広告配信を取り扱っている代理店からメールが届いた。 内容は「Yahooの広告配信停止」。 翌日にはNHKでもニュースになっていた。 ヤフー ネット広告の配信一時停止へ 不正対 … 続きを読む

豪州・日本もファーウェイ・ZTEを排除

2018/08/27 智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。 この世が住みにくいことに変わりないが、日本人は自我を抑えて物事を穏便に済ませる傾向がある。 協調性とか調和とか「和」という、日本を表す文字がすべてを物語っ … 続きを読む

Googleのロケーション履歴

2018/08/22 定期的に問題が持ち上がるGoogleとAndroidデバイスだが、今回はAP通信が報じた「ロケーション履歴をオフにしていてもGoogleが一部の位置データを保存している」というもの。 ‘Locati … 続きを読む

キャッシュレス決済の普及と問題

2018/08/18 ここ数年でやたらと「キャッシュレス化」が話題になっている。 しかも、そのニュースの大半は「キャッシュレス化が普及していない日本が遅れている」と煽るような内容だったりするが、個人的には妙な違和感がある … 続きを読む