豊富なエフェクトを利用できる タイムライン編集が可能な 簡単操作の動画編集アプリ
iMyfone Filme は 中国のソフトウェアベンダー「 Shenzhen iMyFone Technology Co., Ltd. 」が開発している リーズナブルな 動画編集ソフトで、フィルタ や トランジション , エフェクト など 豊富なテンプレートが利用できるほか スクリーンキャプチャ機能も実装している。
システム要件
バージョン 3. 4. 1 現在
OS : Windows 7 / 8 / 10 ( 32 & 64bit )
CPU : Intel Core i3 ( 2GHz ) 以上
RAM : 4 GB以上( HDビデオ編集は 8 GB 以上 )
グラフィック : Intel HD Graphics 5500 / NVIDIA GeForce GTX 700 / AMD Radeon R5 以上
ストレージ : 10 GB 以上の空き容量( HDビデオ編集は SSD 推奨 )
第 6世代 ( Skylake ) の Core i は 2015年 にリリースされたモデル。
ソフトの入手先
iMyfone Filme のインストール
iMyfone Filme のインストーラーには アドウェア や スパイウェアは含まれておらず、ほぼ自動で インストールされる。
ダウンロードページにある「 無料ダンロード 」をクリック。
インストーラーを起動して ユーザーアカウント制御の ダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。
使用許諾書を確認して問題なければ チェックを入れて「 インストール 」。
インストールが完了したら「 スタート 」をクリック。
チュートリアルが開始するので クリックして 進める。
iMyfone Filme 起動後は メッセージダイアログが表示され 使い方などを確認できる。
設定
出力するファイルの 解像度 や アスペクト比 などを設定する。
メニューバーの「 設定 」から「 環境設定 」を選択。
ファイルの保存先 は デフォルトで「 ドキュメント 」フォルダになっているので 変更する場合は 任意の場所を指定。
「 プロジェクト設定 」で 作成する動画の アスペクト比 , 解像度 , フレームレート を設定。
iMyfone Filme の使い方
iMyfone Filme での 動画制作は「 素材の追加 」→「 素材の配置 」→「 素材の編集 」→「 エフェクトやトランジションを追加 」→「 出力 」という手順になる。
サポートしている入力フォーマット
サポートしている出力フォーマット
iMyfone Filme は 大きく 3つのペインに分かれており、左上が「 素材 」のペイン , 右上が「 プレビュー 」のペイン , 下が「 タイムライン 」のペインで 、「 フィルター 」「 エフェクト 」「 エレメンツ 」「 トランジション 」などは 素材が表示される 左上のペインから選択する。
プロジェクメディア – 素材の追加
制作する動画で使用する 動画・画像・音声 などの素材は「 プロジェクトメディア 」に追加する。
左上の 素材ペインにある 左サイドバーから「 プロジェクトメディア 」を選択して 使用する素材を ドラッグ するか「 + 」から追加。
追加したファイルを削除する場合は 対象のファイルを選択してコンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から「 削除 」を選択。
進行中の作業内容は「 Ctrl + S 」もしくは メニューバーの「 ファイル 」→「 保存 」で「 .ifp 」という iMyfone Filme ファイルとして保存できる。
タイムラインパネル – 編集
動画のカット や 組み合わせ などの 編集作業は タイムライン上で行う。
メディアを追加するトラックを選択して ルーラー ( 再生位置マーク ) が 開始位置にあることを確認。
使用する素材に マウスオーバーで表示される「 + 」をクリックすると タイムラインに追加される。
追加した動画 や 音声などの トラックは クリックすると 黄色の枠で選択されていることを確認できる。
タイムラインの目盛りはタイムラインの 右上にある スライドバーで 変更が可能。
プレビューでは 通常再生 と フレーム移動 ができる。
トラックの追加と削除 は トラックの上部にある ハンバーガーボタン から操作する。
プロジェクトの保存
iMyfone Filme は デフォルト設定で 1 分毎に 自動バックアップされているが、作業内容は プロジェクトファイル として 保存できる。
メニューバーの「 ファイル 」から「 保存 」または「 Ctrl + S 」で 保存先を指定して ファイルを保存。
カット編集
トラックから 不要な部分を削除する場合は タイムライン上で ルーラー を使用して 分割する。
トラックを選択して ルーラーを分割するフレームに合わせて ツールアイコンの「 分割 」か コンテキストメニュー から「 分割 」を選択。
不要なクリップを選択して ツールアイコンの「 削除 」か コンテキストメニューから「 削除 」を選択。
トランジション
トランジション は クリップ間 を スムーズ に遷移させるための 視覚効果 で 最も一般的なのが フェード。
素材のペイン にある「 トランジション 」を選択して 使用する「 トランジション 」を クリップにドラッグ。
クリップを選択して トランジションの「 + 」をクリックすると クリップの 前後 にトランジションが追加される。
追加したトランジションはクリックで選択でき、アイコンをドラッグして 効果の時間調整が可能。
テキスト
iMyfone Filme は テキストのレパートリーが多く 一般的な「 タイトル 」のほかに「 字幕 」「 テロップ 」などから 選択できる。
テキストを 追加する位置に ルーラーを移動してから ツールアイコンの「 テキスト 」を選択して 使用する テキストタイプ の「 + 」をクリック。
トラックに追加された テキストのクリップを選択して 枠部分を ドラッグして 表示時間を調整。
テキストクリップを ダブルクリックするか テキストクリップのコンテキストメニュー から「 編集 」を選択すると、プレビューの横に テキスト入力ボックス と 書式設定 の画面が表示されるので テキストを設定。
テキストクリップを選択した状態であれば プレビュー画面 で直接編集も可能。
書式設定 の上部にある アイコンをクリックすると フォントスタイル と テキストへの アニメーション効果 の設定画面になり、任意のスタイル や アニメーション を選択して「 OK 」で適用。
フィルター / エフェクト
フィルター と エフェクト は クリップ自体に付加する効果で、「 フィルター 」は セピア や モノクロ などのカラー効果, 「 エフェクト 」は 回転 や モザイク などの視覚効果。
クリップを選択して「 フィルター / エフェクト 」から 適用する効果 の「 + 」をクリック。
効果が適用された クリップには「 fx 」と表示される。
複数の効果を適用した場合は クリップに表示されている「 fx 」をダブルクリックするか クリップ の コンテキストメニューから「 編集 」を選択して プレビューの右に表示される 設定画面の下で 個別に 効果を削除できる。
追加した フィルター / エフェクト の一括削除は クリップのコンテキストメニューから「 エフェクトを削除 」。
エレメンツ
エレメンツ は オーバーレイ で追加できる 素材。
ツールアイコン「 エレメンツ 」から 使用する エレメンツの「 + 」で追加。
エレメンツ は 新規トラックに 追加される。
追加した エレメンツは フィルタ や エフェクト と同様に プレビューで確認できる。
オーディオ
「 オーディオ 」には BGM で利用できる 動物の鳴き声 や 環境音 , 効果音 などの サンプルが 200 以上 用意されている。
ツールアイコンの「 オーディオ 」から 使用する 音声の「 + 」で追加。
オーディオトラックに追加される。
録音 / スクリーンキャプチャ
iMyfone Filme は 録音 と スクリーンキャプチャ機能 を実装しており、ボイス・ナレーション をオーディオトラックに追加したり、スクリーンキャプチャを ビデオトラック に追加して編集することができる。
録音する場合は 空のオーディオトラックを選択して タイムラインの上にある「 マイク 」アイコン , スクリーンキャプチャは「 ビデオ 」アイコンをクリック。
「 入力 」で接続している マイク を選択して 録音ボタン をクリックすると 録音が開始する。
録音中は リアルタイムで オーディオトラック に追加される。
スクリーンキャプチャは 「 ビデオ 」アイコンをクリックして表示される バウンディングボックスで 録画範囲 を指定して 録画ボタンを録画が開始する。
録画したデータは「 マイメディア 」に追加される。
ファストビデオ – スライドショー作成
ファストビデオは カテゴリー別に用意された テンプレートを選択するだけで 画像ファイル から スライドショーを 作成できる便利機能。
「 ファストビデオ 」をクリック。
テンプレートが表示されるので 利用するテンプレートを選択。
スライドショーに使用する ファイルを 追加する。
追加した画像は ドラッグ で 表示順序 を調整して「 次へ 」。
プレビューが表示されるので 使用するテンプレートを変更する場合は 左サイドバーから 選択。
BGM の変更 や 画像の表示時間 は ツールアイコンから 設定可能。
設定ができたら「 出力 」。
出力
動画の制作 が 完成したらファイルへ出力する。
メニューバーの「 出力 」から「 ビデオをエクスポート 」を選択。
「 名前 」に出力する ファイル名 を入力して「 保存先 」を指定する。
ビデオビットレート や フレームレート を直接設定する場合は「 設定 」をクリック。
使用するエンコーダー や 解像度 、音声は サンプルレート や チャンネル などの詳細設定ができる。
出力設定が完了したら「 出力 」で 動画ファイルが作成される。
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