KickstarterでバックしたSuperScreenは詐欺だった模様

スポンサーリンク
Reports-icon

Kickstarterの詐欺プロジェクトで118ドルの損害

ちょうど買って2ヶ月のZenFone3 Deluxeを保護ケースなしの状態で落としたとき、タイミング良く  Kickstarter に掲載されていたのが、スマホと無線接続するタブレットサイズのタッチスクリーン「Super Screen」。

内容を見て一も二もなく飛びついてプロジェクトをバックしたのが2017年4月20日。
バックナンバーは5792。

Superscreen – Supercharge your phone with a 10.1″ HD displaylink

Zenfon3-016

これがあれば液晶にヒビが入ったZenFoneでも快適に操作できる、はずだった。。。。

 



この製品、予定では2017年12月に出荷だった。
まだ12月21日なので月末までに発送される可能性もゼロではないが、限りなくゼロに近い。。

superscreen001

開発者が最後に進捗をアップデートしたのは2017年10月初旬。
「Pilot Update」というタイトルで、ユーチューブにアップされたスマホと連動するSuperScreenのデモ動画のリンクが付いていた。

プロジェクトが何らかのトラブルで開発が遅れ、進捗状況のアップデートが遅れることもあるが、それでもバッカーが騒がないよう、少なくても月に1度くらいのアップデートはある。

superscreen002

で、案の定、世界中のバッカーが騒いでいた。(笑)
まぁ、すでに支払い済みなので笑っている場合ではないのだが。。。

バッカーのコメントで目立つのが「2012年10月の利用規約に記されているバッカーの権利」を主張するもので、「開発者がバッカーの要求を満たしていない場合は返金する必要がある」と記されてるが、残念ながら現行の利用規約には該当項目はない。

superscreen004

現行の利用規約には、開発者がプロジェクトを完成できなかった場合、バッカーに対してプロジェクト未完の原因、資金の使途、残資金の按分などが義務付けられており、契約に違反するとバッカーから法的責任の追求を受けることがある、となっている。

superscreen005

更に、Kickstarter は出資金の返金は行わないことも明記されている。

つまり、開発者がトンズラした場合、バッカーは自ら開発者を訴える必要があり、それに関して Kickstarter は一切関与しないということ。

Kickstarter は買い物ではなく、あくまで投資なので、失敗したら資金は消える。
株式を購入して値下がりするのと同じ。
だからバックする場合は慎重に選ぶか、届いたらラッキー的な心構えが必要。

superscreen006

ただ、今回のSuperScreenに関しては対応が不味すぎる。
それなりに見栄えのするサイトも作成されているものの、こちらのコミュニティも最後の更新は数ヶ月前。

本当にプロジェクトが存在し、10月くらいまでは進行していたが、何らかの問題があってバックレたのか、はじめから計画的な詐欺だったのかは不明。

プロジェクトが頓挫して資金が戻ってこないのは仕方ないが、この製品は欲しかったなぁ。。。


2018/01/05更新

と、思っていたら、なんと年明けに進捗が更新された!

superscreen007

出荷は2018年12月を予定しているらしい。。。
完全にバッカーをナメてる。

これでSuperScreenが詐欺だったことは明白になった。

プロジェクトが頓挫するのは仕方がないと思うが、詐欺に引っかかったと思うと非常に腹立たしい。
年明け早々、ちょっと不愉快だったりする。


2019/01/11更新

それから更に1年後の2019年。
出荷が2018年の末だったことを思い出し、ほぼ1年ぶりにSuperScreenのページを開いた。

無論、製品は手元に届いていない。

で、驚いたことにSuperScreenは2018年に入ってからも毎月1回の頻度で進捗のアップデートが行われていた。
ただ、アップデートが行われていても、SuperScreenが手に入ると思っている お目出度いバッカーはおらず、コメント欄は「返金しろ」という内容で埋め尽くされている。

そして、引っ張るだけ引っ張った挙げ句、2018年10月にようやく正式にプロジェクト終了がアナウンスされていた。

superscreen008

もちろん返金はされていない。

この詐欺プロジェクトに引っ掛かったバッカーは18,184名。
集まった資金は$2,542,045、当時のレートだと1ドル112~113円なので、112円で換算しても2億8千万円もの資金を調達したことになる。

はじめから架空のプロジェクトだったとしたら、その知能犯ぶりには感心してしまう。
気になるのは当時 IT系のメディアが SuperScreen を記事にして、詐欺の片棒を担ぐ結果になっていること。
メディアには責任が無いとは言え、結果的に詐欺を幇助していることに変わりはないので、そのあたりの影響力などは考慮すべきかと思う。




関連記事

Reports-icon

Synology Diskstation DS218 – NASのセットアップ

多機能 NAS Synology Diskstation DS218 J のセットアップ NAS (Network Attached Storage)は 外付けHDD のような感覚で使用できる ネットワーク HDD で、 […]

Reports-icon

UHD Friendly ドライブとファームウェア ダウングレード方法

UHD Blu-rayのリッピング時に必須のBDドライブ UHD Blu-ray ディスクをパソコンで視聴するには、UHD BDで採用されている保護技術AACS2.0によって、CPUやMBのオンボードグラフィックが「 I […]

Reports-icon

第9世代 Amazon Fire HD 10 のホームアプリ変更

Launcher Hijack を使用して 第9世代 Amazon Fire HD 10 のホームアプリを変更 面倒な ROOT 化が必要なく、Amazon Fire タブレットのホームアプリを変更切る Launcher […]

Reports-icon

パスワードの管理 – Password Manage

パスワードの管理方法 と 漏洩 リスク 本人認証をする上で最も使用されている方法が ログイン ID と パスワード の入力。 最も原始的な パスワード 解析は、ユーザーIDと パスワード の組み合わせを一つずつ試していく […]

Reports-icon

Essential Phone 3度目のメジャーバージョンアップ

Essential Phone  が Andoroid 10 へ バージョンアップ 2019年9月3日に「Pixel」向けに配信が開始された Andoroid 10。 今回のバージョンアップからコードネームはお菓子の名称 […]





タイトルとURLをコピーしました