レザージャケットのオイル入れ

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レザージャケットの基本メンテナンス

レザージャケットも本革なので当然ながら手入れが必要。
革ジャンもブラッシングと乾拭きが基本で、オイル入れは革のツヤがなくなったり、表面が乾燥し始めてからでも遅くはない。

ケア用品

ラナパーが他のオールマイティタイプの製品と大きく異なるのはワセリンを使用していること。
ワセリンは石油を精製して作られた鉱物油で、ラナパーは見た目も使用感もワセリンに似ている。

保湿剤としてドラッグストアで普通に販売されているワセリンは、鉱物油のため肌に浸透せず、表面に油の膜を形成するので、肌の乾燥を防ぐ目的で使用される。
同様に革に使用した場合も、革に浸透せず表面を覆うため、防水、防汚とツヤ出しの効果を期待できる。

ラナパーの主成分は蜜蝋、ホホバオイル、ラノリン(羊毛脂)、ワセリン。



作業手順

レザージャケットだけではないが、革製品は湿気が天敵なので、しっかりと陰干しするなどして乾燥しておくのが保管時のポイント。
ホコリ防止のためにビニール袋をかぶせるなど論外で、オイル入れした直後にタンスの中へしまうのも厳禁。
湿度の高い日本は革にとって決して居心地の良い場所ではなく、常にカビの脅威に晒されているので、オイル入れで革のコンディションを整えるよりも、保管の方が重要だったりする。

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オイル入れの前にホコリなどを落とすためにブラッシング。
ブラシをかけながら傷など革の状態を確認する。

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ラナパーには専用のスポンジが付属しているが、無い場合はキッチンスポンジのザラザラした方を切り取り、凸凹したところもカットして直方体にすればOK。

スポンジにラナパーを少量つけて塗り伸ばしていく。
クロスを使用するとラナパーをクロスが吸収して伸ばしにくいので、スポンジの使用を推奨。
ラナパーは柔らかいので薄く伸ばしていくことができ浸透性も高い。

革の状態にもよるが、スポンジにつけたラナパーを革が吸収しなくなったら、そこが上限。
塗り過ぎないように注意しながら全体に塗り伸ばしていく。

care002上図の白枠部分がラナパーを塗布したところ。
分かりにくいが光沢が異なっている。

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クロスで塗りすぎたラナパーを拭き取りながら、全体的に乾拭きしていく。

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最後に軽くブラッシングして完成。
ツヤが出すぎてPuレザーのようになってしまったが、ラナパーは磨かなくても簡単に艶が出るので非常にお手軽。

Caution
ラナパーの取説には不可解な点がいくつかある。
合成皮革にも使えると謳いながらPUレザー(ポリウレタン)には使えないと注意書きがあったり、ラナパーのウェブサイトには「汚れ落とし」が効果として掲載されているのに、「クリーナーではないので汚れは落ちません」と書かれていたり。。。
実際、ラナパーの成分的にクリーナー効果は全く期待できず、動物性のラノリンは効果的にミンクオイルと同じなので、使い過ぎると革を軟化させる可能性もある。
製品そのものは決して悪いものではないだけに、不信感を与えかねない過剰な訴求が残念。





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