エンドツーエンドで暗号化されるオープンソースの匿名 電子メール
ProtonMail は スイス の「 Proton Technologies AG 」が提供している エンドツーエンド ( E2E ) でメールを暗号化し、ログの保存や トラッキングを行わない プライバシー保護を重視した 匿名メールサービス。
無料プランが 用意されており 個人のライトユーザーであれば 無料プランの制限内でも十分に利用できる。
無料プランの制限
- 利用可能なストレージ容量 : 500MB
- 送信制限 : 1 時間 最大 50メッセージ , 1 日最大 150 メッセージ
- ラベル : 最大 20
- ドメイン : protonmail.com のみ ( カスタムドメインは使用不可 )
PC で ProtonMail を利用する場合は ウェブブラウザ を使用するが、有料プランにアップグレードすれば ProtonMail Bridge を利用でき、ProtonMail を Microsoft Outlook や Thunderbird などのメールクライアントに統合することも可能になる。
Gmail は 2017年 に メール内容をスキャンしての 広告表示を停止しているが、2018 年には Google が サードパーティに Gmail の閲覧を許可していたことが発覚しており、中国 , ロシア , トルコ など インターネットが規制されいる国や、インターネットを監視しているアメリカ, イギリス など に設置されているサーバは 国家権力がアクセスできるため プライバシーの侵害が問題になっている。
アカウントの登録
ProtonMail の 新規登録
ProtonVPN を利用していないか ProtonVPN で利用している ユーザー名 を メールアカウントに使用したくない場合は ProtonMail のアカウントを新規作成する。
バージョン 3. 16. 34 現在
ProtonMail 公式サイト の「 Get encrypted email 」をクリック。
「 FREE 」の詳細を展開して「 SELECT PLAN 」をクリック。
アカウント名を入力して protonmail ドメインのメールアドレスを作成し パスワードを設定。
パスワードを失念した場合に使用する リセット用の メールアドレスを入力。
「 ProtonMail’s Terms and Conditions 」のリンクをクリックして 使用許諾書を確認後、問題なければ「 CREATE ACCOUNT 」をクリック。
認証コードの送信先を「 Email 」「 SMS 」から選択して「 Email 」はメールアドレス , 「 SMS 」は国を選択後 携帯電話番号を入力して「 SEND 」。
メール / SMS に送信される 6 桁の認証コードを「 Verification code 」に入力して「 COMPLETE SETUP 」をクリック。
アカウントの登録が完了したら ProtonMail が開き「 メールの表示名 」の設定画面になるので、送信先に表示する 表示名を設定して「 完了 」。
デフォルトでは アカウント名になっている。
ProtonMail を日本語表示にするため 上部の「 SETTINGS 」をクリック。
左ナビゲートメニューの「 Account 」にある「 Language 」のリストから「 日本語 」を選択。
ProtonMail が日本語化される。
https://mail.protonmail.com/login をブラウザのブックマークに追加して登録完了。
ProtonVPN ユーザー の ProtonMail 利用
ProtonVPN を使用している ユーザーは 使用している ユーザー名 と パスワード で ProtonMail にログインするだけで 利用できる。
ProtonVPN

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ProtonMail 公式サイトから「 LOG IN 」。
ProtonVPN で使用している ユーザー名 と パスワード でログイン。
アカウントの設定画面になるので ProtonVPN で使用している「 パスワード 」を 再入力。
ProtonMail が開いたら 表示名 を設定して「 SETTINGS 」から 日本語表示 に切り替える。
ProtonMail が日本語化される。
https://mail.protonmail.com/login をブラウザのブックマークに追加して登録完了。
ProtonMail の設定
「 表示名 」「 署名 」「 書式 」「 ラベル 」などは すべて「 設定 」で編集する。
上部 ツールメニュー から「 設定 」をクリック。
「 アカウント 」では「 表示名 」や「 署名 」の編集ができる。
「 外観 」では 新規メール作成時の表示 や 受信トレイの表示 などを変更できる。
ProtonMail はデフォルトで「 HTML形式 」になっているので「 プレーンテキスト形式 」に変更する場合は「 外観 」の「 作成時の書式 」で「 プレーンテキスト 」を選択。
ProtonMail の使い方
ProtonMail は SSL で通信が暗号化され、ProtonMail ユーザー と ProtonMailサーバ 間 , ProtonMailサーバに保存されるメッセージは 常に暗号化されており、送受信されたメールから IPアドレスを取得せず ログも保存されないため、メールの内容はもとより送信者の匿名性も確保されている。
メールの 基本操作 は メール暗号化の選択が追加された程度で Gmail など一般的なウェブメール と大差ない。
ProtonMail はレスポンシブデザイン になっており ウインドウの 横幅に応じて メニュー や 本文表示 の体裁が変化する。
ユーザーインターフェースは Gmail と Outlook の「 いいとこ取り 」したようなデザインと仕様になっているので シンプルで使いやすい。
メールの送信
ProtonMail は ProtonMail ユーザー間 は 意識しなくても メールは エンドツーエンドで 暗号化 されるが、Gmail や Outlook など ProtonMail ユーザー 以外へ 送信する場合は 暗号化 の 有効 / 無効 を選択できる。
送信制限
送信可能な最大サイズ : 25 MB
1 通のメールで送信可能な 受信者数 : 最大 100 件
1 通のメールで送信可能な 添付ファイル数 : 最大 100 個
ブラウザ の 横幅 が 800 px 以上の場合は 左ナビゲートメニュー の上部に「 新規メール 」のボタンが表示される。
横幅 が 800 px 未満の場合は 左上に 新規メール作成の アイコンが表示される。
デフォルト設定だと「 新規メール作成 」画面は Gmail と同じ ポップアップで表示され、コントロールボックス で 最大化 ( 全画面表示 )もできるが、「 Ctrl 」キーを押しながら最大化してもGmail のように ウインドウは分離しない。
新規メールの作成画面が開くので「 送信先 」に 相手のメールアドレス を入力。
複数のアドレスに同時送信する場合は「 宛先 」に続けて入力できる。
連絡先へ登録されていないアドレスは「 @ 」を入力した時点で サジェスト機能 が 主要ドメインのアドレスを表示する。
CC や BCC は「 送信先 」の右にある「 表示 」をクリックすると 入力ボックス が展開する。
メールの書式変更 や 開封確認の要求 は ツールアイコンの 右にある「 その他 」のメニューから選択。
新規作成したメールは自動保存が有効になっているので ウインドウを閉じても「 下書き 」から再編集できる。
新規作成したメールを破棄する場合は 右下の「 ゴミ箱 」をアイコンをクリック。
手動で 「 下書き 」に保存する場合は「 FD 」アイコンをクリック。
暗号化
ProtonMail ユーザー 以外へ 送信する場合 デフォルトで 暗号化 は無効になっているので、非暗号化メール ( 通信は暗号化される ) として送信できる。
ProtonMail ユーザー 間 は 普通にメールを作成して 送信するだけで 自動的にメールが暗号化される。
ProtonMail ユーザー 以外へ 送信するメールを 暗号化 する場合は 左下にある 南京錠のアイコンをクリック。
メールへアクセスする際に必要なパスワードを設定する。
暗号化されたメールを ProtonMail を以外で受信すると「 パスワードのヒント 」が表示されるので パスワード のみ 別途 送信する必要はないのだが、ProtonMail を知らないユーザーに いきなり暗号化したメールを送信しても意味がわからないので 通常の非暗号化メールで 事前通知は必須。
有効期限
有効期限 は 設定した期限が切れると 受信者の 受信ボックスから自動的にメッセージが削除される機能で、ProtonMail ユーザー , 非 ProtonMail ユーザー いずれにも使用できる。
有効期限を設定する場合は 左下にある 砂時計 のアイコンをクリック。
消滅するまでの 期限を設定して「 設定 」。
PGP メール
ProtonMail は PGPメール をサポートしており簡単に「 公開鍵 」を添付して送信することができる。
「 公開鍵 」の送付は ツールアイコンの 右にある「 その他 」のメニューから「 公開鍵の添付 」を選択。
デジタル署名
「 デジタル署名 」は メール 送信者の 身元を確認 するもので メールの信頼性 を高めることができる。
デジタル署名 を追加する場合は ツールアイコンの 右にある「 その他 」のメニューから「 メッセージへの署名 」を選択。
宛先 の前に「 PGP 署名 」のアイコンが追加される。
受信メール
受信メールは Gmail のような ラベル と Outlook のような フォルダ 分けで 管理できる。
フォルダ や ラベル の 新規作成は 左ナビゲートメニューの「 フォルダー / ラベル 」をクリック。
任意の フォルダ や ラベルを追加。
ProtonMail のアップグレード
ProtonMail をアップグレードすると ストレージ容量の増加 , 独自ドメインの利用 , 5つのアドレスの利用 , フィルターの利用 などが可能になるほか、Outlook や Thunderbird など IMAP / SMTPプロトコル ( POP3 は未サポート ) をサポートする メールクライアントと送受信が可能になる Bridge が利用可能になる。
上部メニューの「 アップグレード 」をクリックするとプラン選択画面になる。
ストレージ や 利用可能なアドレス数 , 使用する独自ドメイン などは カスタマイズが可能。
利用するサブスクリプションを選択して「 xxxプランにアップグレード 」をクリック。
クレジットカードは カード情報を入力 , PayPal は選択した状態で 支払金額を 確認して「 Pay 」をクリック。
決済が完了すると 有料プランの機能が利用可能になる。
ProtonVPN ユーザー
すでに ProtonVPN のサブスクリプションを購入しているユーザーは 購入金額を把握しやすいので ProtonVPN のダッシュボードからの購入を推奨。
ダッシュボードの「 Subscription 」にある「 ProtonMail Plan 」の「 Manage subscription 」をクリック。
サブスクリプションの選択ページでは ProtonVPN の 購読しているプランが選択され、ProtonVPN の下に ProtonMail のプランが表示されている。
ProtonMail を有料プランに切り替えると 支払金額 ( Amount due ) が表示される。
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