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Shotcut Video Editor for Windows のインストールと使い方

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タイムライン編集が可能な オープンソースで無料の 多機能 動画編集アプリ

Shotcut Video Editor は Meltytech が開発した ノンリニアビデオエディタ用 エンジン「 MLT 」を実装した 日本語をサポートしている オープンソースの 無料 ビデオエディタで、タイムライン編集など 有料の動画編集アプリと遜色ない 機能が利用できる。

システム要件

バージョン 21. 03. 21 現在

OS : Windows 7 / 8 / 10 ( 64bit のみ )
GPU : OpenGL 2.0 が動作する環境

SD 画質

CPU : Intel / AMD 2 GHz 以上の シングルコア
RAM : 4 GB 以上

HD 画質

CPU : Intel / AMD 2 GHz 以上の 4コア
RAM : 8 GB 以上

4K 画質

CPU : Intel / AMD 2 GHz 以上の 8コア
RAM : 16 GB 以上

使用する動画の解像度によって 要求するスペックが高くなり 1920 x 1080 の 動画を編集する場合は ミドルレンジモデル 以上の パソコンが必要。

ソフトの入手先

Shotcut Video Editor for Windows 公式ダウンロードページ



Shotcut Video Editor のインストール

オープンソースで開発されているため、アドウェアやサードパー

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Shotcut のインストーラーは ダウンロードページの「 GitHub 」の「 Windows unstaller 」をクリックすると 直接ダウンロードできる。

広告が表示された場合は「 Close 」でダウンロードが開始し、広告が閉じないので ブラウザの「 戻る 」を使用するか ダウンロード完了後に ブラウザを閉じる。

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インストーラーを起動して ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

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使用許諾書を確認して 問題なければ「 I Agree 」。

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インストール先に こだわりがなければ デフォルト設定で「 Next 」。

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デスクトップにショートカットアイコンが必要であれば「 Create Desktop Shortcut 」にチェックを入れて「 Install 」。

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インストールが終了したら「 Close 」でセットアップ完了。

Shotcut Video Editor の使い方

Shotcut Video Editor での 動画制作は「 プロジェクトの新規作成 」→「 素材の追加 」→「 素材の配置 」→「 素材の編集 」→「 エフェクトやトランジションを追加 」→「 出力 」という手順になる。

サポートしている入力 / 出力フォーマット
FFmpeg ライブラリを使用しているため 主要な 動画ファイル・画像ファイル・音声ファイル を取り込むことが可能。

プロジェクトの作成

プロジェクトは 作業内容を保存するファイルで  拡張子は「 .mlt 」。

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画面中央の「 新規プロジェクト 」で ファイルの保存先 を「 プロジェクトのフォルダ 」、 ファイル名 を「 プロジェクト名 」で指定して「 開始 」をクリック。

映像モードはデフォルトで「 自動 」になっており 最初に追加した 動画の解像度とフレームレート が設定値として使用されるので、変更が必要な場合は「 自動 」をクリックしてリストから選択するか カスタムで設定。

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作成したプロジェクトファイルを ツールアイコンの「 ファイルを開く 」から 読み込むと 保存時の状態が復元される。

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プロジェクトファイルは Shotcut 起動時に表示される「 最近のプロジェクト 」や「 使用履歴 」からも開くことが可能。

プレイリスト – 素材の追加

「 プレイリスト 」は 制作する動画で使用する 動画・画像・音声 などの素材リスト。

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素材は「 プレイリスト 」にドラッグで追加。

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リストの表示形式は 下部の アイコンで変更できる。

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プレイリストに追加したアイテムをダブルクリックすると 中央の プレビューに表示され、音声が含まれているアイテムは「 音声ピークメーター 」に 音量レベルが表示される。

プレビューに表示されているのが 編集可能 なアイテムで、タイムライン や プレイリスト で編集する際は 編集対象のアイテムが プレビューに表示されているか確認する。

タイムラインパネル – 編集

動画のカット や 組み合わせ などの 編集作業は タイムライン上で行う。

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プレイリストから 使用するアイテムを ドラッグで タイムラインのトラックに配置する。

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トラックはデフォルトで 映像トラックが 1つ 表示されており メニューから追加できる。

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トラックには「 映像 」と「 音声 」があり 映像トラックは 音声を含んだ動画 や 画像 の追加が可能で、音声トラックは 音声ファイルのみ追加でき 波形で表示される。

トラックはレイヤーになっているので 映像 や 音源などを 重ねて 合成することができる。

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タイムライン上で選択しているアイテムは 赤枠で表示され トラックの背景色が オリーブ色になる。

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タイムライン上の ルーラー ( 再生位置マーク )を 任意の箇所にスライドと プレビューが表示される。

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トラック間 は ドラッグでクリップを移動できる。

カット

動画から不要な箇所を削除する場合は 任意の箇所で 分割する。

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分割する位置にルーラーを合わせて ツールアイコン または コンテキストメニューから「 再生ヘッドで分割 」を選択。

ルーラーはキーボードのカーソルを使用すると 1ミリ秒単位で移動できる。

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指定位置で クリップが分割するので 不要なクリップを選択して コンテキストメニューから「 削除 」で削除する。

トリム

トリム はカットと異なり クリップの 始点 または 終点 を ドラッグして指定することで 切り取りを行う。

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クリップの始点・終点に マウスオーバーすると カーソルが矢印に変わるので ドラッグして 設定。

ブランククリップ – 黒ベタ

テキストを ブランク部分 に表示したい場合 Shotcut では「 黒ベタのクリップ 」を作成する必要がある。

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「 ファイル 」から「 その他を開く 」を選択。

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「 色 」を選択して「 プリセット 」から「 黒 」を指定して「 OK 」をクリック。

黒 や 透明 以外の 背景色にする場合は プリセットの下にある「 色 」をクリックして 任意のカラーを指定。

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プレビューパネルが 指定した 色になるので 作成するクリップの時間を入力。

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プレビューパネル から タイムラインパネルに ドラッグして追加。

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ブランククリップが追加される。

トランジション

トランジション は フェードアウト・フェードインなど クリップ間 を スムーズ に遷移させるための 視覚効果。

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トランジションは クリップを重ね合わせると自動的に適用される。

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トランジションの長さは ドラッグで 調整できる。

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トランジションを変更する場合は トランジションをアクティブにして「 プロパティ 」タブの「 映像 」のリストから選択。

スナップの切り替え – マグネット

トランジションを使用せずに クリップを接続する際は「 スナップの切り替え 」を有効にすることで クリップを近づけると 自動的に 結合する。

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マグネット機能を有効にすることで 意図しないトランジション や ギャップ の発生を防止できる。

音声の分離

動画の音声を差し替えたり 削除する場合は 音声を分離させる。

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クリップをアクティブにして コンテキストメニューの「 もっと 」から「 音声を分離 」を選択。

プロパティ

プロパティでは 動画 や 音声 の 再生速度を変更できる。

プロパティは タイムラインパネルで 選択しているクリップにほか アクティブにしたプレイリストのアイテムにも利用できる。

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編集するアイテムをアクティブして「 プロパティ 」タブをクリックすると プレイリスト のパネルが プロパティパネルに切り替わるので「 速度 」を任意に調整。

プロパティは「 映像 」「 音声 」「 メタデータ 」があり 音声タブでは 音声の遅延などを修正する  同期設定も可能。

フィルタの適用

フィルタは クリップ自体に付加する効果で「 ぼかし 」「 画質の調整 」や「 ノイズ 」や「 クロマキー 」などがある。

フィルタは タイムラインパネルで 選択しているクリップ や アクティブにしたプレイリストのアイテムのほかに トラック全体 を対象に適用することもできる。

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フィルタを追加するアイテムをアクティブにして「 フィルタ 」タブをクリック。

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プレイリスト のパネルが フィルタパネルに切り替わり アイテムが選択された状態になるので「 + 」をクリック。

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フィルタは「 映像 」と「 音声 」に分かれており フィルタ名 をクリックすると 適用されて プレビューに表示される。

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不要なフィルタは選択して「 ー 」で削除する。

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「 サイズ・位置・回転 」のフィルタを使用すれば 上層のクリップを ワイプにすることもできる。

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トラック全体を対象に フィルタを適用する場合は トラックの先頭部分にある フィルタアイコン から任意のフィルタを設定。

サイズの変更など クリップに適用しているフィルタの種類によっては トラックにフィルタが適用できない場合もある。
テキストの追加

Shotcut の テキストは フィルタ として実装しているので  トラック全体 か クリップに 追加する。

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テキストには「 シンプル 」と「 リッチテキスト 」があり「 リッチテキスト 」は フォントの指定 や 書式の変更ができる。

日本語フォントの利用も可能。
テキストの入力枠 が ツールバーで隠れている場合は 入力枠を縮小することで ツールバーで 上に移動する。

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テキストに 動きを付けたい場合は「 プリセット 」から選択。

操作履歴からのロールバック

Shotcut は ユーザーの操作を 記録しており 操作履歴 から 指定した操作の状態に ロールバックできる。

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「 操作履歴 」タブを選択して 復元する操作を選択。

書き出し – 出力

出力は 編集した タイムライン上の 動画だけでなく プレイリストも指定でき、ファイル形式は デフォルトで ビデオコーデックに「 H.264 」を使用した「 MP4 」になっている。

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動画の出力は ツールアイコンから「 書き出し 」を選択。

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プレイリストのパネルが 書き出しパネルに切り替わるので「 出力元 」を確認後、任意で ハードウェアエンコード を有効にしてから「 ファイルの書き出し 」をクリックして 保存先を指定。

グラフィックカードが ハードウェアエンコードをサポートしている場合は「 ハードウェアエンコードを使用 」を有効にすることで 処理速度の向上が 期待できる。

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「 操作履歴 」が表示されていたパネルが「 ジョブ 」に切り替わって出力処理の進捗状況が表示される。

出力設定の変更

出力は ファイルサイズ と 画質のバランスが 取れた 設定になっているが、仕上がりの画質に納得できない場合は コーデックの設定で 画質の調整 のほか、出力するファイル形式 や 使用するコーデックの変更も可能。

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デフォルト設定で 画質のみ向上させるには「 詳細設定 」で「 品質 」の数値を上げるのが 手っ取り早い。

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ファイル形式を変更する場合は「 プリセット 」から選択するか「 形式 」と「 コーデック 」でファイル拡張子 や 使用するコーデックを指定する。

次世代の H.265/HEVC や AV 1 コーデックも利用可能。

 





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