Wonderfox Photo Watermarkのインストールと使い方


「Wonderfox Photo Watermark」は画像ファイルにウォーターマークを加工する有料の専用ソフト。
WonderFox DVD Ripper Proと同じく日本語には未対応だが、操作画面はシンプルなので、それほど困ることもない。

ウォーターマークとは「透かし」のことで、水に濡れるとマークが浮き出ることから、海外では「ウォーターマーク」と言うらしい。

単にウォーターマークを画像に加工するだけならGIMPでも可能なのだが、ウォーターマーク加工に特化したソフトだけあって、同時に複数の画像に同じウォーターマークを加工することが可能で、ウォーターマークには任意のテキストや画像が使用可能。
また、エフェクトやクロップ、リサイズ、リネームなどの編集機能もあるので、著作権侵害の防止策だけでなく、画像の整理などにも利用できる。

システム要件

バージョン8.3現在

OS:Windows 2000 / XP / Vista / 7 / 8 / 10(32bit / 64bit)
CPU:x86系 1GHz以上
RAM:512MB以上

ソフトの入手先

Wonderfox Photo Watermark 公式ダウンロードページlink



Watermark Softwareのインストール

有料ソフトなのでインストールはシンプルで、特に注意すべき点はない。

ダウンロードページの「Free Trial」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動するとユーザーアカウント制御が表示されるので「はい」をクリックして変更を許可。

セットアップウィザードが起動するので「Next」。

EULA(使用許諾書)が表示されるので確認して問題なければ「I Agree」。

インストール先を指定して「Install」をクリックすると「Watermark Software」のインストールが開始する。。
インストール先は特にこだわりがなければデフォルトのままでOK。

「Finish」でセットアップウィザードを終了すると、「Watermark Software」と同時にWatermark Softwareのウェブサイトが開くのでブラウザを閉じて完了。

使用方法

Photo Watermarkは単にウォーターマークを挿入するだけでなく、画像にテキストやイラスト、他の画像を追加できる画像編集ソフトで、操作性は筆まめなどの宛名作成ソフトに似ているため、簡単な画像編集であれば使いやすいかも。

試用版には画像保存時に「Unregistered」というウォーターマークが左上に挿入されるので、ある意味で無断使用される可能性が更に低くなる気もするが、その他の機能についての制限はない。

ドラッグ・アンド・ドロップには対応していないので、画像単体を編集する場合は「ADD IMAGES」、フォルダ内の画像を一括編集する場合は「ADD FOLDER」を選択して、編集対象のオブジェクトを指定する。
「ADD IMAGES」の場合は「Ctrl」キーを押しながら画像をクリックすると複数選択ができる。

編集する画像は後から追加や削除ができ、「ADD IMAGES」で画像を追加してから、任意のフォルダを指定してフォルダ内の画像を追加することも可能。

画像を1枚追加したところ。

他の画像やフォルダを追加する場合は上の「ホーム」タブをクリック。

「ホーム」下部に「+Photos」「+Folder」「x Remove」「Clear」があり、「Photos」は画像の追加、「Folder」はフォルダを追加、「Remove」は選択した画像のみ削除、「Clear」は全画像削除。

無論、削除しても元画像が削除されるわけではない。

フォルダの追加は画像が保存されているフォルダを指定。

フォルダ内の画像が追加される。

注意が必要なのは、画像単体でもフォルダーでも追加したファイルは区分されることなく、全て編集対象として認識され同じ処理が実行されるということ。
そのため追加した画像の中で「この画像だけ編集」ということはできない。

「ホーム」で追加した画像をダブルクリックすると、Windowsで規定のアプリとして設定されている画像ビュワーで表示される。

Text

任意のテキストをウォーターマークとして追加する場合は「Text」タブを選択。

文字入力は「Create」の「Type Text」の箇所をクリック。

文字入力ボックスが表示されるので任意の文字を入力。

フォントスタイルや文字間隔、行間隔、フォントの縦倍率、横倍率、ドロップシャドーなどの設定も行える。

日本語を使用する場合はフォントを日本語フォントに変更しないと表示されない。

テキストの設定はプレビューで表示されるので確認しながら編集する。

レイヤーモードも用意されている。

「Opacity」は不透明度、「Rotate」は回転、「Tile」はテキストの全面配置。

テキストの拡大縮小、回転はプレビューのバウンディングボックスでも変更可能。
ただし、テキストの編集や縦倍率、横倍率などは不可。

1つ前の状態に戻すには「Undo」、はじめからやり直す場合は「Rebuild」。

一般的なウォーターマークなら、レイヤーモードなど使用せず、任意の文字を入力してフォントスタイルとサイズを調整、カラーはホワイトもしくはグレー、不透明度は65前後、好みで回転やタイル処理をすれば出来上がり。

設定が完了したら「Run」をクリック。

出力するファイルタイプは「Output Format」のドロップダウンリストから変更可能。

Output Folderのフォルダアイコンをクリックして保存先を指定したら「Run」で処理を実行。

ホームで追加した全ての画像に同じ処理を実行され、指定した保存先にソース(元ファイル)と同じファイル名で保存される。

ソースと同じフォルダを保存先に指定して処理を実行すると、上書きの警告が表示されるが、デフォルトで「Yes」が選択されているので要注意。

「Text Effects」では各種エフェクタが登録されているので、個性的なウォーターマークのほか、商品の訴求POPなどにも使えるかも。

「サークルC」や「Rマーク」などの特殊文字も挿入できる。

作成したウォーターマークは、「Run」ボタンの上にあるFDアイコンをクリックするとテンプレートとして保存可能。

FDアイコンをクリックするとテンプレートの名前を入力するボックスが表示される。

保存したテンプレートは「Template」の箇所に表示され、クリックすると保存された設定内容が反映されるので、1度ウォーターマークを作成して保存すれば、次回から1クリックで画像にウォーターマークを付けることができる。

Image

Imageタブではテキストの代わりに画像を追加する。
使用できるファイルは、Jpeg・PNG・GIF・ビットマップ・TIFF・ICOファイル・EMF・WMF。
ただし、ウォーターマークとして使用する場合、画像の背景が透明化されたGIFやPNG、TIFF、ICOファイルが必要。

画像を追加するには「Add」をクリックして使用するファイルを選択。

「テキスト」と同様に「不透明度」「回転」「全面配置」のほか、ドロップシャドーやレイヤーモードの選択が可能。

画像サンプルも豊富で、使って良いのか微妙なイラストもあったりする。

使い方によってはウォーターマークというよりは普通の画像加工ソフトになる。

Effect

画像にモザイクやエンボス、ブライトネスなどのエフェクトを適用する機能。
「ブラシ」も用意されており、部分的なモザイクやカラー、ボケ加工も可能になっている。

使用できるエフェクトは1種類のみで、追加したテキストや画像にエフェクトは適用されない。

「ブラシ」には「モザイク」「カラー」「ボケ」の3種があり、使用する場合はツールバーをクリック。

専用の画面が開くので任意に加工する。
いずれもマウスでモザイクを掛ける場所をドラッグ。

「Size」でブラシの大きさ、「Soft」でブラシの強さを調整する。

Frame

フレームは画像に「飾り枠」を付ける機能で、予め用意されているフレームから任意に選択することになるが、フレームは正方形が基本のため、長方形の画像に使用すると、デザインによってはバランスがおかしくなるものもある。

フレームには「Basic」「Cute」「Color」「Texture」「Torn」があり、タブで切り替えを行う。

フレームには飾り枠だけでなく、年賀状に使用できるものからアーティスティックなものまで色々ある。

Resize

リサイズでは画像の大きさを一括変換でき、「ピクセルモード」と「パーセンテージモード」が用意されている。

ピクセルモードでは縦・横のサイズをピクセルで指定、パーセンテージモードでは同様に比率で指定する。

「Constrain propotions」にチェックを入れるとアスペクト比を固定できるのだが、ピクセルモードでは現在表示されている画像に対してのサイズで固定されてしまうため、サイズの異なる画像を一括で処理すると縦横比が崩れた状態でリサイズされてしまうので要注意。

パーセンテージモードでは比率でリサイズするので、アスペクト比が崩れるようなことはないが、Ralphaのように長辺基準、短辺基準でサイズ指定ができないのが少々残念。

Rename

リネームはファイル名を一括変換する機能。

リネームの設定は「Rename」のボタンをクリック。

上図の「001」になっている箇所で「ー +」をクリックして連番の桁数を設定。
「Preset」では連番に「数字(Number)」か「アルファベット(Letter)」を選択可能。

「Initial Value」は開始番号、「increment Digit」は増加数。
「Start with Original Filename」にチェックを入れると、元のファイル名に設定した連番が振られる。
ファイル名を置き換えるには「Start with Customized Filename」にチェックを入れ、「Output」と入力されているテクストボックスに任意のファイル名を入力。

設定ができれば「OK」をクリック。

画像の回転と切り取り

画像全体を回転、反転させたり、一部分を切り取ることもできる。

回転・反転は「Rotate」、切り取りは「Crop」をクリック。

「Rotate」では「Left(左)90度回転」「Right(右)90度回転」「Flip Horizontal(左右反転)」「Flip Vertical(上下反転)」の他、「Angle」の箇所で任意の角度を指定できる。

クロップは切り取る範囲を指定するか、「Common Size」「Common Ratio」で登録してあるサイズを選択する。

「Rotate」も「Crop」も「OK」で設定反映するので、そのままウォーターマークなどの加工を続行できるが、「Save to…」で別ファイルとして保存することも可能。

アクティベーション

試用版で挿入される「Unregistered」のウォーターマークを外すには、レジストリキーを購入してアクティベートする必要がある。

Photo Watermark レジストリキー購入ページ

購入するとレジストリキーがメールで送信される。

支払い方法はクレジットカードのほかPayPalも利用可能。
銀行振込も選択肢にあるが、使用通貨はドルとユーロのみ。

Photo Watermarkを起動して、右上のアイコンをクリックし「Register」を選択。

「Enter License」をクリック。

レジストリキーの入力画面が開くので、送信されてきたレジストリキーをコピーして貼り付けで「Register」をクリック。

アクティベート完了。





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