Google Pixel のフラッシュ
- Pixel 2以降のデバイスは、Android to Flash Tool を使用して指定したバージョンにフラッシュが可能
- LineageOSなどに書き換えたデバイスや、バージョンアップしたデバイスを工場出荷時の状態に戻せる
- USBデバッグを有効にすれば、専用サイトからウィザード形式で操作できる
ADBドライバのインストール
パソコンと Androidデバイスを USBで通信を可能にするため、 ADBドライバ をインストールする。
ユニバーサル ADBドライバ ダウンロードページ の「Download」をクリックし、 ADBドライバ のインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動するとセットアップウィザードが開始するので、デフォルト設定でインストールする。
アクセス
USBデバッグの有効化 / OEM ロック解除
開発者向けオプション のメニューを表示させるため、設定 の デバイス情報 を開き ビルド番号 を7 回 タップ。
設定 の システム にある 詳細設定 から 開発者向けオプション をタップ。
USBデバッグ を有効にする。
ダイアログが表示されたら「OK」で許可し、 PIN コード を入力すると USBデバッグ が有効になる。
ブートローダーからのロック解除を許可するため、開発者向けオプション の OEM ロック解除 を有効にする。
PIN を入力して ダイアログが表示されたら「有効にする」をタップ。
ADB サービスの停止
Pixelを接続するパソコンに ADBをインストールしている場合は PowerShell で ADBサービスを停止する。
Android to Flash Tool の使用手順
Pixel を USBでパソコンに接続すると USBデバッグ の許可を求められるので「許可」。
Android Flash Tool にアクセスし、ダイアログが表示されたら「Allow ADB access」をクリック。
Select device のリストから接続したデバイスを選択。
最新バージョンの Androidをインストールする場合は Back to Public 、旧バージョンをインストールする場合は More releases からバージョンを選択。
「Install Build」をクリック。
デバイスとインストールするビルドの情報が表示されるので、確認して「Confirm」。
ライセンスに問題なければ「I Accept」をクリックしてインストールを実行。
モード変更の確認ダイアログが表示されたら「Reselect device」。
Pixelを選択して「接続」するとファクトリーイメージのダウンロードが開始し、自動的に 指定したバージョンの Androidがインストールされる。
デフォルト設定で ブートローダーのロック が有効になっているので「Start」。
「Done」をクリックしてデバイスを再起動。
Androidが正常にインストールされると Current status に Install Complete と表示されるので、USBケーブルを取り外し、デバイスの電源ボタンを押して再起動。
インストールしたバージョンの Android が起動する。
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