DVD Shrink のインストールと使い方

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dvd_shrink_png_by_magog64

保護解除機能を実装した無料 DVD リッピング ソフトの定番

DVD Shrink は完成度の高さと操作性の良さで、 リッピング の定番ソフトとして人気を博したが、日本語版は2004年7月で更新が終了、英語版も2005年5月で開発を終了している。
日本語版のラストバージョンは 3.2.0.16。

未だ現役で活用できるが 一部の保護技術には未対応のため リッピング できない DVD も増えてきている。

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リッピングソフトの保護解除能力を比較

DVD / Blu-ray リッピングソフトの保護解除能力を比較 DVD-Video の保護技術には、CSS (Content Scramble System) , RC (Region Code)  , RCE (Re […]

このアプリケーションは DVD に使用されているアクセスコントロールやプロテクトの解除機能を有しており、その機能を使用すると著作権法に定める「技術的保護手段の回避」に抵触するため、個人で作成したものなど、コピーガードのかかっていない DVD 限定で使用してください。

著作権法と違法行為

システム要件

ラストバージョン 3.2.0.15

OS: Windows 98 / Me /  2000 /  XP
※ Windows 7  / 8.1  / 10 で動作確認済み。

DVD -Rへ書き込む場合は DVD -RWに対応した光学ドライブ。

スペックが低くても動作するが 処理にかなりの時間を要することになる。
DVD Shrink は10MB程度だがリッピング する際には HDD の空き容量は 5GB以上必要。

ソフトの入手先

FILEHIPPO DVD Shrink 3.2.0.15 ダウンロードページlink



公式サイトにも記載されているが DVD Shrink Gold や DVD Shrink 2014 など DVD Shrink のソフト名を騙った偽物が出回っている。
確認できたのは DVD Shrink のバージョン 4.1 や 4.3 など 幻のバージョン 4.x 。
これらの多くは DVD Shrink のユーザーインターフェースを少し変更しただけの模造品で あの手この手で課金を要求してくる。
ダウンロードサイトなどで高評価になっているが 自作自演なので要注意。
2015年8月 DVD Shrink 日本語版を提供していたとして サイト管理者と該当ページにリンクを貼っていた出版関係者が 著作憲法違反の容疑で初摘発 された。
2012年の著作憲法改正後 DVD Shrink 日本語版の入手は難しくなっていたが、今回の摘発により入手は不可能だと思ったほうが良いかも。

DVD Shrink のインストール

日本語版のラストバージョンは前述のとおり 3.2.0.16 なのだが 2015年 9月現在で公開されている DVD Shrink 英語版のラストバージョンは安定版の 3.2.0.15。

公式サイト のダウンロードページにある DVD Shrink は 書き換えられている可能性が高いので、ダウンロードサイト FILEHIPPO から英語版の 3.2.0.15 をダウンロードする。

DVD Shrink -019

FILEHIPPO のダウンロードページにある「 最新バージョンをダウンロードする 」をクリック。

DVD Shrink -020

ダウンロードは自動で開始するので 完了するまで待つ。

DVD Shrink -021

ダウンロードが完了すると「 DVD shrink32setup 」というインストーラーが出現。

DVD Shrink -022

インストーラーを実行するとセキュリティ警告が出るので「 実行 」。

DVD Shrink -001

DVD Shrink のセットアップウィザードが開始。

DVD Shrink -002

使用許諾書が表示されるので「 I accept the agreement 」にチェックを入れて「 Next 」。

DVD Shrink -003

インストール先を指定。
特にこだわりがなければデフォルトのままでOK。

DVD Shrink -008

スタートメニューへの登録。
ここもデフォルトのままでOK。

DVD Shrink -012

デスクトップに DVD Shrink のショートカットを作成する場合は「 Create a desktop icon 」にチェックを入れる。
同様にタスクバーのショートカットを作成する場合は「 Create a Quick launch icon 」にチェックを入れる。

DVD Shrink -014

最終確認をして「 Install 」をクリックすると DVD Shrink がインストールされる。

DVD Shrink -015

インストールが完了したら「 Launch DVD Shrink 」にチェックを入れた状態で「 Finish 」をクリックすると DVD Shrink が起動する。

DVD Shrink の使い方

DVD Shrink は基本的に自動設定なので 2クリックで リッピング することができる。

DVD Shrink -018

DVD Shrink のメニューは「ディスクを開く」「ファイルを開く」「分析」「バックアップ」「フルディスク」「再編集」の6項目で、「分析」「バックアップ」は DVD ディスクを読み込ませるまでグレーアウトしている。

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リッピング する DVD メディアをドライブに入れ、「Open Disk」をクリックする

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DVD の分析が始まり、プログレスバーで進捗が表示される。

この分析画面で「 Decryption Status 」が「 No Encrypted 」だと DVD は暗号化されていないが、ここに英数字と記号が並ぶと 暗号化されている DVD なので リッピング すると違法になる。

DVD-Shrink028

初期設定では片面1層の DVD -R(4.7GB)に収まるよう設定されているため、目標容量をオーバーしている場合は自動的に圧縮が行われる。

圧縮の設定は「Compression Setting」の項目に表示され、圧縮率が高いと画質が劣化する。
上図のようにCompression SettingのVideoが100%の状態が最もオリジナルに近い状態で、この数値が低下するとともに画質も劣化していく。

dvd-shrink033

Backupをクリックするとバックアップ時詳細設定画面が出る。
「Target Device」では出力先と出力するファイル形式を選択する。

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出力するファイル形式は ISO と DVD フォルダ。

ISOファイルはディスクイメージで、 DVD ディスクが1つのファイルになったもの。

DVD フォルダ は VIDEO TS と AUDIO TS のサブフォルダから構成され、初期設定では VIDEO_TS フォルダ内に生成されるVOBファイル(動画ファイル)は1GB単位で分割される。
どちらで出力しても画質等は変わらず ファイルサイズも DVD への書き込み作業も同じ。

DVD Region

dvd-shrink034

バックアップする DVD のリージョンコード設定。
デフォルトではリージョンフリーなので特に問題はない。
日本のリージョンコードは「2」で、国内で販売されているプレーヤーもほぼリージョンコードが「2」で設定されているため、リージョンコードを「1」に設定してバックアップすると、国内のプレーヤーで再生できなくなる。

Quality Settings(品質設定)

dvd-shrink037

バックアップ品質の設定。
DVD Shrink はデフォルトでは1Passエンコーディングの設定になっており「 Perform deep analysis before backup to improve quality 」にチェックを入れることで 2Passエンコーディングに変更できる。

1Passエンコーディングはファイルの内容を予測しながらビットレートを割り当てる方法で、高速で処理できる反面、ビットレートが上手く割り当てられないと画質や音声の劣化の原因になる。
一方の2Passは一度ファイルの内容を分析し、ビットレートの割り当てを決めてからエンコードする方法で、ビットレートの無駄がなく 画質や音声の品質が向上する反面、処理速度は非常に遅くなる。

「 Compress video with high quality adaptive error compensation 」は圧縮時に発生するエラーを最小限に留めるもので、オリジナルとバックアップデータを比較し エラーを検出した場合に補正する機能で、通常処理と比べ高品質なバックアップが可能になるが、CPUに高負荷がかかるため 低スペックのマシンでは処理が完了するまで数時間必要になる場合もある。

Options

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オプションの次の3項目で デフォルトでは「完了時にPCをシャットダウンする」以外にチェックが入っている。

「バックアップ処理を低優先度モードで実行」
「バックアップ完了時にPCをシャットダウンする」
「終了時に音声を鳴らす」

Burn Settings

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書込設定はライティングソフトNeroのみに対応していたのだが、現在のNero 2015では使用できない。
デフォルト設定では無効になっている。

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設定が完了したら「OK」をクリック。
バックアップ(エンコーディング)が開始する。

生成されたISOファイルまたは DVD ファイルは、ImgBurnなどのライティングソフトを使用して DVD に書き込みを行う。
また、ISOファイルの場合はVirtual Clone Driveなど仮想ドライブソフトを使用してマウントすると、ウインドウズメディアプレイヤーなどで再生が可能。
Media Player Classicなど一部のメディアプレーヤーではISOファイルや DVD ファイルを直接再生することもできる。

圧縮を軽減する

DVD をバックアップする際には、必ずデータがエンコード(変換)されるので、画質は多少なりとも劣化する。
この劣化を極力抑えるには、バックアップ設定でエンコードを2Passに変更したり、エラーの補正機能を使用するより、単純に圧縮率を下げれば良い。
無論、5GBの DVD を4.7GBの DVD に収めるためには圧縮が必要で、実際には4.46GBまで圧縮されることになる。

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バックアップする DVD にもよるが、多くの DVD にはメニューが存在し、場合によっては主音声の他にも副音声が収められているケースがある。
DVD Shrink は DVD を分析すると、上図のように左側に DVD に収められているコンテンツ、右側に音声と字幕の情報が表示される。
上図の場合、メインムービーは4,015MBで、メニューが203MB、エクストラが244MBになっており、メニューとエクストラを削除すれば447MBの節約になる。

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バックアップするデータを選択するには、「Re-author」をクリックし、右側に表示されている DVD 内のコンテンツを右側の「 DVD Structure」にドラッグするだけ。
上図はMain MovieのTitle1を選択した状態になっている。

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次に「Compression Serttings」のタブに切り替え、「 DVD Structure」に移動させたコンテンツに含まれる音声と字幕のデータを選択する。

後はフルディスクと同様、「Backup!」をクリックし、バックアップ設定をして実行するだけ。
2Passエンコードはビットレートを適切に振り分けるので画質が向上するわけだが、エンコードするデータサイズが小さければ、振り分けるビットレートに余裕があるため、1Passでも問題なくエンコードできる。

圧縮率の調整

DVD -Rに書き込まず、ISOファイルや DVD フォルダでデータを保存する場合は、無理に4.7GBまで圧縮する必要はないので、非圧縮か非圧縮に近い圧縮率で リッピング したほうが高画質になる。

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「Video」のプルダウンメニューで「Automatic」を「Custom Ratio」に変更し、圧縮率を数値で指定するか、スライドバーを移動させてサイズを指定する。
非圧縮にする場合は「No Compression」を選択。

サイズがオーバーする場合

DVD Shrink erはリニアPCM音源の圧縮が苦手なので、 DVD の内容によっては圧縮しきれないケースがある。
そのような場合は、 DVD Shrink で2度エンコードするよりもAmoK DVD Shrink erの使用を推奨。

動画ファイルにする

DVD Shrink はエンコード機能を実装していないが、 DVD をMpeg2ファイルとしてなら少々強引に出力できる。

メニューの「Edit」→「Preference…」で設定メニューを開き、「Output Files」のタブを選択。
上図赤枠部分の「Split VOB files into 1GB size chunks」のチェックを外す。
推奨(recommendes)になっている通り、デフォルトでは DVD ファイルで出力するとVOBファイルは1GB単位で分割されるが、このチェックを外すことでVOBファイルは分割されずに生成される。

DVD -Videoで使用されているコーデックはMPEG2なので、現在主流のMPEG4と比較すると圧縮率が低く、ファイルサイズは大きくなる。
ただ、 DVD -Videoを動画ファイルにする場合は、いずれにせよ元データのMPEG2をエンコードするため、仮にMPEG4で高品質設定にしてもノーマルな状態では元データの画質を上回ることはない。

ここで生成されたVOBファイルはMedia Player Classicなど一部のプレーヤーでは直接再生可能だが、汎用性を高めるためには拡張子を.vobから.mpgに変更する。

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ファイルの拡張子が見えていない場合は、「コントロールパネル」→「フォルダオプション」の「表示」タブを開き、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す。

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「VTS_01_1.VOB」ファイルを「名前の変更」で、VOBをmpgに変更する。
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。」というメッセージがでるので、「はい」をクリック。

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拡張子を変更すると「種類」が DVD -VideoからMPEGに変わる。
拡張子とファイル名の間にあるドット( . )を消してしまうと、ファイルの種類が未定義になってしまうので要注意。





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