FastStone Photo Resizer の特徴
- リサイズ・リネーム・フォーマット変換を高速に一括処理
- サムネイル画像を確認しながらリサイズ・リネームが可能
- 回転・クロップ・色調補正のほか、色深度の変更、ウォーターマークの追加、テキスト入力をサポート
開発元
- 開発元：FastStone Corporation（AndrewLu 氏）
- 開発元の拠点：カナダ
ダウンロード
システム要件
- バージョン：4.4
- OS：Windows
サポートしているファイル形式
- 読み込みをサポートしているファイル形式
JPEG, JPEG2000, PNG, GIF, BMP, TIFF, PCX, TGA, WMF, EMF, ICO, CUR, PPM, HEIC, WEBP - 書き出し（保存）をサポートしているファイル形式
JPEG, JPEG2000, PNG, GIF, BMP, TIFF
HEIC と WEBP は Windows10/ 11でサポート
インストール
公式サイト から exe の「download」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
セットアップウィザードが開いたら「Next」。
使用許諾書に問題なければ「I Agree」。
インストール先を確認して「Install」。
「Finish」でインストール完了。
日本語化
TiltStr:: 日本語化パッチ ダウンロードページ から FastStone Photo Resizer の最新バージョンをダウンロード。
ダウンロードした Zipファイルを選択してコンテキストメニュー（右クリックメニュー）の すべて展開 で解凍。
解凍したフォルダ内にある FSPR_v4.4jp2 を FastStone Photo Resizer のインストール先にコピー/ 移動する。
FastStone Photo Resizer は デフォルトで C:\Program Files (x86)\FastStone Photo Resizer にインストールされている。
コピーした FSPR_v4.4jp2 を起動して Microsoft Defenderがブロックしたら 詳細情報 をクリックして「実行」。
ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
正常終了 のダイアログが表示されたら「OK」で閉じる。
FastStone Photo Resizer を起動して日本語化されていることを確認。
FastStone Photo Resizer の使い方
ファイルのリサイズ・リネーム・フォーマット変換などは 一括変換 、リネームのみの場合は 一括リネーム を選択。
右ペインはファイルエクスプローラになっているので、変換するファイルが保存されているフォルダを開き、サムネイル表示にする場合は右上のアイコンで切り替える。
変換するファイルを選択して「追加」するか、「すべて追加」で表示ファイルを一括して追加する。
ファイル/ フォルダは 入力リスト にドラッグして追加することも可能。
入力リスト からに追加したファイルを削除する場合は「除去」、一括削除は「クリア」を選択するか、、ファイルを選択して Delete キー。
出力形式と出力先を指定。
出力形式 の「設定」では、選択したファイル形式の色数や品質などを編集できる。
画像のリサイズや回転などは 拡張設定 を有効にして「拡張設定」を開いて設定、リネームは リネーム を有効にしてテキストボックスに変換後のファイル名を設定し、「変換」で実行。
処理の状況が表示されるので「完了」で閉じる。
リサイズ（拡大縮小）
リサイズは「拡張設定」から 拡大縮小 タブを開き、拡大縮小 をチェックして有効にする。
拡大縮小の単位/ サイズを選択し、変換後のサイズを設定。
- ピクセル単位
幅と高さをピクセル単位で指定し、アスペクト比を保持する場合はクロップや塗り潰し（レターボックス）で調整が可能。 - パーセンテージ
画像の拡大/縮小率を指定する。 - 印刷サイズ
幅と高さを inch か cm 単位で指定し、DPI（dot per inch）を設定。
アスペクト比を保持する場合はクロップや塗り潰し（レターボックス）で調整が可能。 - 片面に基づいて拡大縮小
幅または高さの一辺をピクセル単位で指定。
アスペクト比は常に保持される。
フィルターでは ランチョス法（Lanczos）・バイリニア法 など複数の拡大縮小の方法が選択できるが、こだわりがなければデフォルトのランチョス法を使用。
デジカメの画像はデフォルトで 72DPI になっていることが多く、印刷で使用する場合は 一般的に 300DPIを使用する。
リネーム
リネームはファイル名と変数を組み合わせ、開始番号を設定する。
使用可能な変数は「？」から確認できる。
日時の変数はファイルの 更新日時 を取得する。
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