マルウェア検出率が高い無料の Android セキュリティアプリ
Sophos Intercept X for Mobile は 英国のセキュリティベンダー Sophos が開発している 広告のない完全無料の セキュリティアプリで、AV-Comparatives や AV-TEST のテストで マルウェアの検出率100% など 優れた成績を収めている。
システム要件
バージョン 9. 7. 3524 現在
Android 7.0 以降
アプリの入手先
Google Play ストア Sophos Intercept X for Mobile
Sophos Intercept X for Mobile 公式サイト
収集されるデータ
- インストール済みのアプリ
- ウェブ閲覧履歴
- アプリのクラッシュログ
- アプリの診断
Sophos Intercept X for Mobile のインストール
Sophos Intercept X for Mobile はインストール後 デバイスを保護するため、各項目でアクセス許可が必要になる。
Sophos Intercept X for Mobile は Google Play ストア からインストール。
インストール後に Sophos Intercept X for Mobile を起動し、利用条件等に問題なければ「 同意して実行する 」をタップ。
ストレージへのアクセスを許可が必要なので「 許可 」をタップ。
システム からも アクセス許可確認のダイアログが表示されるので「 許可 」。
Sophos Intercept X for Mobile を常時バックグラウンドで実行してデバイスを保護するため「 常に保護 」をタップ。
システム からの ダイアログも「 許可 」。
使用履歴へのアクセス を許可するため「 許可 」をタップ。
使用状況へのアクセス の一覧が開くので Sophos Intercept X for Mobile をタップ。
使用状況へのアクセス許可 を有効にして「 戻る 」ボタンを 2 回タップ。
他のアプリの上に重ねて表示 を「 許可 」。
他のアプリの上に重ねて表示の一覧 が開くので Sophos Intercept X for Mobile をタップし、他のアプリの上に重ねて表示 を有効にして「 戻る 」ボタンを 2回タップ。
外部ストレージへのアクセス を許可するため「 設定の変更 」をタップ。
すべてのファイルへのアクセスの一覧 が開くので Sophos Intercept X for Mobile をタップし、すべてのファイルを管理できるアクセス権を付与 を有効にして「 戻る 」ボタンを 2 回タップ。
最新情報 が表示されて セットアップ完了。
Security & Antivirus Guard のインストール
アプリの不用意なアンインストールを防止する アプリのロック を使用する場合は、保護をより強化するため Sophos Intercept X for Mobile のプラグイン Security & Antivirus Guard を追加インストールする。
Google Play ストア Security & Antivirus Guard
Google Play ストア からインストール。
インストール後に Sophos Intercept X for Mobile を起動して「 常に保護 」をタップ。
システム からの ダイアログも「 許可 」して セットアップ完了。
初期設定
Sophos Intercept X for Mobile は 各パーミッションの設定後、メイン画面が表示されて 自動的にスキャンが開始する。
スキャン後に 画面ロック・PIN・生体認証の設定 や USBデバックなどの問題が検出されるので デバイスは安全でありません をタップ。
セキュリティリスクのある項目が表示される。
検出された項目をタップすると 詳細情報が表示されるので、設定を変更する場合は「 設定の確認 」から Android OS の設定を編集。
常に デバイスが保護されています の状態にしておく。
ネットワークセキュリティ
WEBフィルタリング・リンクチェッカー・Wi-Fi セキュリティ は デフォルトで無効になっているため ネットワークセキュリティ から設定する。
各機能を有効にするには ネットワークセキュリティ をタップ。
WEBフィルタリング
WEBフィルタリングは 悪意のあるコンテンツへアクセスした際に 警告メッセージが出る機能で、デフォルトで 悪質なコードが埋め込まれたコンテンツ・フィッシング や 詐欺サイト・スパイウェアを含むコンテンツ が有効になっている。
WEBフィルタリング で保護される ブラウザ
Webフィルタリング をタップ。
Webフィルタリングがオフになっています のスライダーをタップして有効にする。
「 オンにする 」をタップ。
設定 の ユーザー補助 が表示されるので Sophos Accessibiluty Service をタップし、Sophos Accessibiluty Service のスライダーをタップして有効にし、フルコントロールを「 許可 」したら「 戻る 」ボタンを 2 回タップ。
フィルタには アダルト関連コンテンツ・犯罪行為を増長するコンテンツ など 子供用のフィルタも用意されており、設定を行う場合は 任意の項目をタップ。
リンクチェッカー
リンクチェッカーは メール や PDF ファイルなどの ドキュメントファイルのリンクをチェックする保護機能。
ネットワークセキュリティ から リンクチェッカー を選択して有効にする。
ダイアログが表示されるので「 OK 」。
デフォルトのアプリ の設定画面が開くので ブラウザアプリ をタップして Sophos Intercept X for Mobile を選択後「 戻る 」ボタンを 2 回タップ。
Wi-Fi セキュリティ
Wi-Fi セキュリティ は Wi-Fi 接続時 や Wi-Fi が切り替わる際に ネットワークの脅威を検出する保護機能。
Wi-Fi セキュリティ を常時有効にするには バックグラウンドチェック を「 ON 」にする。
パーミッションの説明が表示されるので「 許可 」。
ダイアログが表示されるので「 開く 」。
Sophos Intercept X for Mobile の アプリ情報 が開くので、権限 から 位置情報 を選択して 位置情報へのアクセスを 常に許可 して設定完了。
スケジュール
Sophos Intercept X for Mobile は アプリをインストールする際に マルウェアスキャンを行っているが、スケジュール設定 することで インストール後のアプリも 定期的にマルウェアスキャンを実行できる。
ホーム画面 右上のハンバーガーボタン から 設定 を選択。
スケジュール検索 のスライダーをタップして 有効にする。
Sophos Intercept X for Mobile の使い方
Sophos Intercept X for Mobile は インストール時の設定で デバイスをリアルタイムで監視する ライブプロテクションを有効にしているため 設定後の操作は必要ない。
ライブプロテクションで有効な機能
デバイスロックなど デバイスのセキュリティ状態の検査するもので インストールした状態で 有効になっている。
ネットワークセキュリティ
ウェブフィルタリング や リンク先の確認 , Wi-Fi 接続の監視 など 追加でパーミッションが必要な保護機能で デフォルトで無効になっている。
アプリのセキュリティ
新たにインストールするアプリ と ユーザーがデバイスにインストールしたアプリ に対してスキャンを実行し、アプリに偽装したマルウェア や 不要と思われるアプリ ( PUA ) を 検出する セキュリティアプリの基本機能で デフォルトで有効。
Google のセキュリティポリシー が更新され、APK のパッケージをインストールする際に Sophos Intercept X は指定できなくなったが、インストール時のスキャンは実行される。
デバイスのセキュリティ をタップすると セキュリティリスクのある 項目が 黃 や 赤 で表示されているが、ロック画面の通知 や NFC、Bluetooth など 一般的に 使用される セキュリティリスクのある 機能は 有効になっていても 問題として検出されない。
手動によるスキャン
ユーザーがダウンロードしたファイルのほか、インストールした アプリのマルウェアスキャン と Wi-Fi のセキュリティチェック は 手動で 実行することができる。
ファイル スキャン
ダウンロードしたファイルは ファイルマネージャー で Sophos Intercept X に共有して スキャンを実行する。
ファイルマネージャーで スキャンするファイルを 共有。
Sophos Intercept X を選択。
スキャン実行後にダイアログで結果が表示される。
マルウェアスキャン
マルウェアスキャンは ユーザーがインストールしたアプリ と ダウンロードしたファイル が対象。
手動でスキャンを実行する場合は ホーム画面の アプリセキュリティ から「 スキャンの詳細を表示 」をタップ。
「 開始 」をタップすると マルウェアスキャン が開始する。
Wi-Fi チェック
Wi-Fi の安全性 確認は Wi-Fi セキュリティ で行う。
ホーム画面から ネットワークセキュリティ を選択して Wi-Fi セキュリティ の「 WI-FI のチェック 」をタップで実行。
セキュリティツール
Sophos Intercept X for Mobile はライブプロテクションのほか、セキュリティーツールとして 認証・パスワードセーフ・セキュアQRコードスキャナ・アプリのロック を実装している。
セキュリティツールは ホーム画面 右上のハンバーガーボタンからアクセスする。
認証
認証 は多重認証をサポートする機能で、Google 認証システム や Microsoft Authenticator といった認証アプリと同じ機能を提供する。
Google アカウント や Microsoft アカウント など 2 段階認証 をサポートしている アカウントの 管理画面で 2 段階認証 を有効にした後、サインインの方法で 認証アプリを選択して QRコード や 秘密鍵 を表示。
Sophos Intercept X for Mobile の 認証 を開いて「 + 」をタップし、QRコード をスキャンするか 手動追加 で 秘密鍵 を 鍵 に入力。
パスワードセーフ
パスワードセーフは オープンソースのパスワード管理ソフト KeePass Password Safe をベースにした パスワードマネージャー機能。
KeePass Password Safe のデータベースファイルをインポートできるだけでなく、KeePass Password Safe のデータベースファイルを新規作成できる。

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QR コードスキャナ
QR コードスキャナ は スキャンした QR コードを開く前に ターゲット URL を検閲することができる。
アプリのロック
アプリのロック は インストールしたアプリを誤操作でアンインストールしないための保護機能で、有効にすると 設定画面へのアクセス や アプリをアンインストールする際に 生体認証 や PIN 入力 が必要になる。
アプリのロック を使用する場合は アプリのロック を オン にし、 デバイス管理者権限 で「 オンにする 」をタップ。
このデバイス管理アプリを有効にする をタップし、ロックを解除する際の 認証方法を選択して 設定。
デフォルト設定では Google play ストア のみ有効になっており、Google play ストアを開く際に 認証が必要になる。
インストールしているアプリを保護する場合は アプリの選択 から保護するアプリをタップして有効にする。
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