sTabLauncherのインストールと使い方


sTabLauncherはアプリケーションやフォルダなどのショートカットを登録するランチャーアプリ。
デザインはMacのDockに似ているが、タブ形式になっているため、登録するフォルダやアプリケーションが増えても効率的に表示できる。

Windows XP時代から継続しているフリーソフトで日本語にも対応。
以前はセットアップに悪名高い「Babylon」のインストール項目が含まれていたが、現在のバージョンではアドウェア等のインストールはない。

現バージョン2.2.3.2はWindows10でも動作するので、Windows10のスタートメニューに表示される「タイル」が使いにくいなら、試す価値はあるかも。

システム要件

バージョン2.2.3.2現在

システム要件の記載はないが、WindowsXP以降で動作確認済み。
Microsoftの.NetFlamework2.0が必須。

ソフトの入手先

sTabLauncher 公式ダウンロードページlink

Microsoft .Net Framewok2.0 SP2 ダウンロードページ
※Window8・Windows10はダウンロードする必要はない。



sTabLauncherのインストール

Window8やWindows10では「.NetFlamework2.0」が無効になっているため、sTabLauncherをインストールする前に有効にする必要がある。

コントロールパネルを開く。
Windows10の場合はスタートメニューから「Windowsシステムツール」の中にある。

コントロールパネルの「プログラムと機能」を開き、左ナビゲートバーの「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック。

一番上にある「.NET Framework3.5(.NET2.0および3.0を含む)にチェックを入れて「OK」をクリック。

機能を追加するため「Windows Updateからファイルをダウンロードする」をクリック。

追加が完了したら「閉じる」をクリック。

ダウンロードしたsTabLauncherはZIPファイルなので、選択してコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から「すべて展開」で解凍する。

解凍したフォルダ内のインストーラーを起動。
セットアップウィザードは日本語化されていないので「Next」をクリック。

インストール先とランチャーを使用するユーザーの選択。
特にこだわりがなければインストール先も使用者もデフォルトのまま「Next」。

PCを複数のアカウントで共用している場合で、sTabLauncherを設定を含めて共有するなら「Everyone」にチェックを入れる。

インストールの準備ができたので「Next」。

インストールが完了したら「Close」でセットアップウィザードを閉じて終了。

使用方法

ランチャーソフトなので、始めにある程度設定しておけば後はショートカットを追加していくだけ。

インストール終了後は自動的に起動しないため、デスクトップに作成された ショートカットアイコンをクリックして起動させる。

初回起動時のみ言語選択画面がでるので「日本語」を選択。

デスクトップの上部に2つのタブが半透明で出現する。

半透明になっているタブの所へカーソルを持って行くとタブが飛び出してくる。

初期設定

はじめにタブの数や形状、ランチャーの位置、自動起動などの設定を行う。

タブの上でコンテキストメニューを出して「オプション」を選択。

「一般」ではドックの表示位置と使用言語、スタートアップ時の動作を設定する。

ドックの位置はデスクトップの上部または下部いずれかになるので好みで選択。

ランチャーはスタートアップ時に自動起動していた方が便利なので「起動時に開始する」にチェックを入れる。

タブは「タブの管理」で「追加」をクリックすると無題の新規タブが追加される。

タブに名称を付けるには「タブ説明」で「説明」の箇所に使用する名称を入力し、好みの応じてタブに表示されるフォントスタイルやサイズ、カラーも変更できる。

※ミュージックタブについてはWindows Vista以降はサポートされていない。

「タブのスタイル」では予め用意されている形状を▲▼をクリックして変更可能。
また、タブのカラーを変更するには、「タブの色」の箇所で表示されているカラーをクリックし、開いたカラーパレットの中から好みのカラーを選ぶ。

ただし、タブの変更は個別になっており、1つのタブで変更したスタイルを全体に反映させることができないため、全て同じ形状にするためには、タブの数だけ変更作業が必要になる。

追加したタブはそのままタブとして表示されているので、タブの並び替えを行う場合「タブの管理」にある「< >」の矢印をクリックして任意の場所へ移動させる。

「タブのアイコン」で「参照」をクリックすると、予め用意されているミッフィーとトトロのアイコンがあり、任意のアイコンを指定するとタブに表示される。

アイコンは「アイコンの位置」で縦・横を変更できる。

アイコンは背景が透明化された幅65px  高さ100px以内のPNGファイルであればオリジナルも追加可能。

「アイコン」はタブに表示される各アプリケーションのアイコンサイズや、アイコン名のフォントサイズなどを設定。
設定内容は変更が即座に反映されるので確認しながらの調整が可能。

「アイコンの配置」はタブに登録されたアイコンを「Left(左詰め)」「Center(中央揃え)」「Right(右詰め)」「Near Tab(タブの上部へ配置)」「Spread(均等揃え)」で表示させる。
説明の場所は登録したアイコンの名称を表示させる位置を指定。
設定ができたら「すべてのタブへコピー」をクリックすると、設定内容が全てのタブへ反映される。

sTabLauncherは初期設定で「自動オープン」になっており、マウスオーバーで飛び出してくるのだが、場合によっては作業の邪魔になったりするので、クリックで開くように変更できる。

「動作」ではsTabLauncherの「表示」「非表示」「タブの変更(移動)」をマウスオーバーからクリックに変更でき、更に遅延時間の調整も可能になっており、遅延時間を最小にすることで表示速度が早くなる。

個人的には「sTabLauncherを開く」と「sTabLauncherの非表示」を「マウスクリックで開く」に設定して、「タブの変更」のみ自動表示が一番使いやすい。

「アニメーション」ではタブの透明度や表示サイズなどを設定できる。

「不透明度」の「非表示」はタブが格納されている状態の透明度で、最小にするとほぼ背景と同化する。
同様に「フォーム」の「非表示のサイズ」を最大に設定すると、格納時にほとんど見えなくなる。

タブが飛び出したり、隠れたりする速度を早めるには「フォーム」の「速度」を最大にする。

変更した各設定は「OK」をクリックしてオプション画面を閉じてから反映される。

「プラグイン」はstTabLauncherにランチャー以外の拡張機能を追加するものだが、実際に追加できるプラグインオーディオプラグインのみ。
ミュージックタブを追加することでオーディオプラグインが自動的に追加されるが、そのミュージックタブもオーディオを再生できるのはWindows XP環境のみで、Vista以降はサポートしていない。

「高度」ではタブのアニメーション設定などが可能。

「Play Animation」はタブやアイコンにアニメーションを適用する場合にチェックを入れる。

「アイコンの説明を表示」は登録されたアイコンにソフト名を表示させる場合にチェックを入れる。

「完全にドックされたらsTabLauncherを非表示にする」は、デフォルトで半透明になり、タブが表示されている状態のランチャーを、未使用時には完全に隠す場合にチェックを入れる。
完全に隠れてもデスクトップの最上部にカーソルを持って行くとラン チャーが出てくる。

「常に手前に表示」はランチャーが他のウインドウの下に隠れてしまわないようチェックを入れておく。

「Stay On Top Of Fullscreen Window」にチェックを入れると、他のソフトなどをフルスクリーン表示しても、上部に半透明で表示される。ただ、「完全にドックされたら非表示」にチェックを入れている場合は必要ない。

アイテムの登録

アイテムはタブへドラッグアンドドロップで登録する。

ショートカットではなく、アプリケーションの本体(実行ファイル)をドラッグアンドドロップした場合は、アプリケーションへのショートカットとして登録される。

登録はアプリケーションの本体ではなく、デスクトップに作成されているショートカットやスタートメニューから直接アイコンを引っ張ってくるだけでもOK。
フォルダやファイルも登録可能。

デスクトップにショートカットが散らばっていれば、それらをsTabLauncherにドラッグアンドドロップすればよいのだが、Windows10でタイルにピン留めしているアプリは、そのままドラッグアンドドロップできないので、少々面倒だがスタートメニューのアプリ一覧から登録するアプリを一旦デスクトップにドラッグアンドドロップし、デスクトップに生成されるショートカットをsTabLauncherに登録する。

タブに登録したアイコンは、ドラッグアンドドロップで自由に移動できる。

タブに登録したアイコン間に区切り線を入れる場合は、タブを表示してコンテキストメニューから「区切りの追加」を選択。

同様にアイコンを固定したい場合は「アイコンを固定」、タブそのものを固定した場合は「フォームの固定」にチェックを入れる。

タブはドラッグすることで間隔を変更できるので、登録したアイコンが詰まりすぎた場合や、間延びした場合などは調整が可能。

タブを固定するにはコンテキストメニューから「Lock Tabs」にチェックを入れる。

ショートカットをタブに登録していると、場合によって「?」で表示されることがある。
これはアイコンの参照先が不明な場合に発生し、「コンピュータ」や「ドライブ」などWindows10のデフォルトアイコンを使用しているオブジェクト登録時は、ほぼ「?」になる。

アイコンを変更するには、変更するアイコンにカーソルを合わせてコンテキストメニューから「プロパティ」を選択。

「利用可能なこのアプリケーション用のイメージ」に使用できるアイコンがあれば選択。

Windows10のデフォルトアイコンは「Cドライブ」→「Windows」フォルダ→「System32」フォルダ内にある「imageres.dll」ファイルをドラッグすると表示される。
ただし、アイコンを変更する度にdllファイルのドラッグが必要なため、まとめて登録する際にはデスクトップにショートカットを作成しておくと便利かも。