Splashtop Wired XDisplay の特徴
- タブレットやスマホをサブディスプレイとして使用できるユーティリティアプリ
- 出先でも簡単にデュアルディスプレイ環境を実現
スマホのような高解像度で 5インチ程度のモニタは、視認性も含めて操作しづらいため、デュアルモニタとして実用的に利用する場合は Amazon Fireなど 10インチ前後のタブレットがベター。
開発元
- 開発元:SPLASHTOP INC
- 開発元の拠点:米国
ダウンロード
Wired XDisplayは試用版のため 10分間の使用制限があり、アップグレードするには別途 Wired XDisplay Proのインストールが必要。
システム要件
XDisplay Agent for PC
- バージョン:1.5.8.3
- OS:Windows 7/ 8.x/ 10/ 11
iPadや iPhoneを利用する場合はパソコン側に iTunes (Bonjour) のインストールが必須。
Splashtop Wired XDisplay
- バージョン:1.1.0.3
- OS:Android 4.0 以上
Android 13では動作するが、LineageOS 20では接続できなかった。
第三者と共有されるデータ
- ユーザーファイルやドキュメントと、ファイル・ドキュメントに関する情報
XDisplay Agent for PC のインストール
公式サイト から 「Donwload for Windows」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
Splashtop Wired XDisplay Agent が開いたらインストール完了。
USBデバッグの設定
設定 の デバイス情報 にある ビルド情報 を 7回タップして 開発者向けオプション を有効にする。
設定 の システム で 詳細設定 を展開して 開発者向けオプション をタップ。
USBデバッグ をタップして有効にする。
ダイアログが表示されたら「OK」で許可し、USBケーブルでパソコンに接続。
USBデバッグのダイアログが表示されたら このパソコンからの USBデバッグを常に許可する をチェックして「許可」。
Splashtop Wired XDisplay のインストール
Playストア から Splashtop Wired XDisplay をインストールする。
初回起動時にダイアログが表示されるので、使用許諾書とプライバシーポリシーに問題なければ 「AGREE」をタップ。
通知の送信を許可。
Androidデバイスがパソコンと USBケーブルで接続されていることを確認して「OK」をタップ。
Androidデバイスがミラーリングされた状態になれば接続完了。
接続の際には Android 用の USBドライバが必要で、通常は Windowsが自動的にインストールを行うが、デバイスをパソコンが認識しない時は手動でドライバをインストールする。
Google USBドライバ ダウンロードページ
XDisplay Agent の設定
Windowsのディスプレイ設定で、Androidデバイスを ミラー から 拡張 に変更できる。
Windows10 は マルチディスプレイ の項目を 表示画面を複製する から 表示画面を拡張する に変更。
Windows 11 は ディスプレイ で 表示画面を複製する から 表示画面を拡張する に変更して「適用」。
Androidデバイスが拡張モニタになる。
Splashtop Wired XDisplay の使い方
接続したらサブディスプレイのような感覚で使用できるが、 Androidデバイス側にわずかなタイムラグがあるため、操作感はリモートデスクトップに似ている。
接続をしてから 10分経過するとダイアログが表示されて切断されるが、何度でも再接続できる。
接続した状態でも Androidデバイスは操作可能で、モニタと Androidのホーム画面を分割表示する場合は、デバイスの 履歴ボタン をタップしてから Splashtop Wired XDisplayのアイコンをタップ。
分割画面 をタップ。
仕切りをスワイプして画面を切り替える。
関連記事
WOLの起動だけでなく、WOLで使用される Magic Packet の受信状況確認やローカルエリアのスキャン機能を実装しているオープンソースの多機能 Wake On Lan アプリ