Ashampoo AntiSpy for Windows10は Windows10 をプライバシー重視の設定に変更する無料ツール。
Ashampoo AntiSpy for Windows10 の概要
- インストール不要で Windows 10 をプライバシー重視の設定に変更
Windows の テレメトリー(リモート情報収集)
Windows は 初期設定のまま使用すると様々な情報が Microsoft に送信される仕様になっており、プライバシー などの設定で関連項目をオフにしても送信されるデータの内容が限定されるだけで、ユーザーの行動は記録され 利用規約の範囲内で Microsoft に送信されている。
Windows の テレメトリー をブロックする場合は Spybot Anti-Beacon の ホワイトラベル(他社製品 を自社ブランドで販売する)製品 Ashampoo AntiSpy Pro へのアップグレードが必要。
開発元
- 開発元:Ashampoo GmbH & Co.KG
- 開発元の拠点:ドイツ
ダウンロード
現在もダウンロード可能だが製品リストからは削除されている。
システム要件
- バージョン:1.1.0.1
- OS: Windows 10
システムの復元ポイント
Ashampoo AntiSpy for Windows10 を実行する前に システムのプロパティ (システムの詳細) にある システムの保護 で システムの保護 が有効になっているか確認。
- 復元ポイントについては システムの復元 の設定と使い方 を参照。
Ashampoo AntiSpy for Windows10 の 使い方
Ashampoo AntiSpy for Windows 10 のダウンロードページにある「Free download」をクリックして アプリケーションをダウンロード。
ダウンロードした Ashampoo_AntiSpy を任意の場所に保存して起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
システムの復元ポイント作成 のダイアログ が表示されるが「はい」を選択。
事前にWindows の設定で システムの保護 を有効にしていないと復元ポイントは作成されない。
Ashampoo AntiSpyが現在の環境を読み込んだ状態で起動し、使用しない項目は スライダーを「OFF」に切り替える。
プリセットの選択
一括設定 の リストから プリセットを選択。
- お勧めの設定
メール / 連絡先 / カレンダー / メッセージ / アカウント情報 / 位置情報 / カメラ / マイク などプライバシーに関する項目へのアクセスをオフにする。 - すべてのオフ
すべての項目をオフにする。 - デフォルト設定
Windowsのデフォルト設定に戻すためすべてオンになる。
お勧めの設定 の使用を推奨。
Windowsが行っている情報収集は便利な機能や快適さを提供するために必要なもので、データの送信をブロックするとセキュリティリスクが低減される反面、 Windowsの一部サービスが利用できなくなるデメリットがある。
プリセットを選択すると ダイアログ が表示されるので「はい」。
設定が反映されたら 一般設定 正常に完了しました をクリックして完了。
備考
無効にできるのはアプリを使用しなくても設定可能な項目だけで、システムに大きな影響がない反面、テレメトリーを完全に遮断することはできないので、プライバシーの保護を重視するなら Spybot Anti-Beacon の利用を推奨。
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