ベーシックディスクとパーティション

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Windows 標準のディスク管理 ベーシックディスク と パーティションについて

Windows の ディスク管理には ベーシックディスクダイナミックディスク があるが、ダイナミックディスクは開発が終了しており、Windows での利用が非推奨 になった。

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ディスクの状態確認 や 操作は Windows 標準機能の ディスク管理 で行う。

Windows 10/ 11 は スタート のコンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から ディスク管理 で 直接開くことができる。

パーティション

パーティション は ディスクドライブ に仕切りを作り、システムが物理的に複数のドライブとして取り扱うもので、最大のメリットはシステム損傷時のデータ保全。

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Cドライブ のデータが損傷して OS が起動できなくても、ディスクドライブ の MBRGPT が パーティション情報を記憶しているため、ディスクドライブを別の PC に増設すれば 各ドライブにアクセスできる。

通常 Windows や 各プログラムは Cドライブ に保存されるが、 Aドライブ・Bドライブは もともと システム起動時に使用されていたフロッピーディスクに割り当てられたドライブ文字で、現在はレガシーデバイスとなったため使用されていない。

MBR と GPT

MBR と GPT は SSD/ HDD など 補助記憶装置内 のパーティション形式を表しており、2 TB 以下の ディスクドライブは Windows の場合 デフォルトで Master Boot Record ( MBR ) が使用されている。

Master Boot Record

Master Boot Record ( MBR ) は ディスク内の構成を記した地図のような役割を担っており、パーティションに関する情報をもっている 補助記憶装置 ( ハードディスクなど ) で 一番初めに読み込まれる。

MBR のパーティションの情報には OS がインストールされている ブートパーティション が含まれており、MBR の情報を元に Windows などの OS は起動する。
MBR は物理ドライブ毎に存在するため、接続していたドライブをパソコンから取り外して 別のパソコンに接続してもドライブにアクセスできるのだが、規格が古いために 2 TB 以上の領域を認識することができず、1 つの物理ドライブに対して作成できる プライマリパーティション は 4つが上限になっている
GUID Partition Table

GUID Partition Table ( GPT ) は MBR の後継規格で、2 TB 以上の領域を認識でき、作成できるパーティション上限が 128 になっている。

 GPT は EFI の拡張機能を利用するため BIOS 環境では使用できず、32bit OS の場合は Windows 8 以降でなければ 起動ディスクとして使用できない。
ハードディスクの大容量化 や UEFI の普及に伴い GPT  を利用する機会は増えているが、2 TB 以下のディスクドライブを利用する場合は MBR が下位互換に優れている。

パーティションの種類

MBR 形式のパーティションには プライマリ パーティション拡張パーティション があり、Windows などの OS は 物理ドライブとして認識される プライマリ パーティション にのみインストール可能。

GPT 形式は プライマリのみのため パーティションの種類はない。

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システムディスク ( Cドライブ ) にはドライブレターが設定されていない システムで予約済み と 回復パーティション が自動的に作成されるため、3 つの プライマリ パーティションが存在している。

パーティション作成

Windows の ディスク管理 で パーティションを作成する場合は、ディスクがフォーマットされるため データが消失するが ディスク管理アプリを使用すれば ディスクのデータを保持したまま パーティションを編集できる。

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フォーマット

ドライブのフォーマットには 通常フォーマットクイックフォーマット があり、クイックフォーマットは 通常フォーマットで実行される作業を省略して フォーマットの所要時間を短縮する。

通常フォーマット
データ管理領域の消去 / ディスクの不良チェック / 不良箇所の書き込み禁止の措置 を実行。
クイックフォーマット
データ管理領域の消去 のみ実行。
使い回しているハードディスクの場合は 通常フォーマットを推奨。
フォーマットはデータが消去されるわけではなく、データの管理領域 を消去して データへアクセスできなくなるだけなので、復旧ソフトなどを使用することで データを復元できる可能性があるため、ディスクのデータを完全に消去したい場合は ディスクを物理的に破壊するか、ディスクに上書きを繰り返す 消去ソフト を使用する。
ボリューム

作成されたパーティションをシステムが使用できるようにした領域が ボリュームで、ベーシックディスクで 作成できるのは シンプルボリューム のみになるため、ベーシックディスクでは パーティションと ほぼ同義だと思って差し支えない。

シンプルボリューム ウィザード

Windows の ディスク管理 で  未割り当て のパーティションに ボリュームを作成する場合、 ベーシックディスクは シンプルボリューム のみ可能。

ストライプボリュームスパンボリューム は ダイナミックディスク へ変換が必要。

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シンプルボリュームの作成は ディスク管理 で 未割り当てのパーティションを選択し、コンテキストメニュー ( 右クリックメニュー ) から 新しいシンプルボリューム を選択。

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新しいシンプルボリューム ウィザード が開始するので「 次へ 」。

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シンプルボリュームのサイズを指定。

最大ディスクサイズを指定すると 1 つのパーティションで 1つのボリュームをもったディスクになり、最大サイズ以下のサイズを指定すると 未割り当ての領域を残した状態で ボリュームが作成される。

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使用可能なドライブ文字がリストで表示されるので 任意のドライブ文字を割り当てる。

ドライブ文字を割り当てないと ドライブにアクセスすることができない。

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このボリュームを次の設定でフォーマットする にチェックを入れて「 次へ 」。

ファイルシステム : NTFS
アロケーションユニットサイズ : 既定値
ボリュームラベル :  任意

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ボリュームサイズを調整して シンプルボリュームウィザード を繰り返し実行すると、3 つの プライマリパーティションが作成され、4 つめは 拡張パーティションになり、拡張パーティション内に 論理ドライブが作られる。

拡張パーティションの作成

拡張パーティションのみを ディスクドライブに 作成したい場合は diskpart を使用して設定を行う。

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スタート を右クリックして Windowsターミナル ( PowerShell ) を起動し、diskpart と入力して Enter キー。

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ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

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別ウインドウが開くので list disk と入力して Enter キー。

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パーティションを作成するディスク番号を確認。

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select disk の 後に 半角スペースを入れ、パーティションを作成するディスク番号を入力して Enter キー。

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選択したディスクを すべて 拡張パーティションにする場合は create partition extended と入力。

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任意のサイズで拡張パーティションを作成する場合は create partition extended size=xxxxxx と入力してサイズを指定。

サイズの単位は MB 。
サイズの指定は 2 進法 が使用されるので 切りのよい数値にするなら 1024 を基本にする。
1024 B  = 1 KB / 1024 KB = 1 MB / 1024 MB = 1 GB / 1024 GB = 1 TB
500 GB の拡張パーティションを作成する場合は 512000 MB

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list partition と入力して Enter キー。

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論理ドライブ を作成する パーティション番号を確認。

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select partition の 後に 半角スペースを入れ、論理ドライブを作成する パーティション番号を入力して Enter キー。

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create partition logical size=xxxxxx で 作成する 論理ドライブ のサイズを入力。

単位は MB で size の入力を省略すると 拡張パーティションの空き容量が全て 1つの論理ドライブになる。
複数の論理ドライブを作成する場合は create partition logical size=xxxxxx のコマンドを繰り返す。

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拡張パーティションと論理ドライブの作成が完了したら exitdiskpart を終了し、Windowsターミナル も閉じる。

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ディスク管理を開き、作成した論理ドライブを選択して コンテキストメニューから フォーマット を選択。

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フォーマットの設定をして「 OK 」。

ファイルシステム : NTFS
アロケーションユニットサイズ : 既定値
ボリュームラベル :  任意

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ダイアログが表示されるので「 OK 」。

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論理ドライブ が使用可能になる。

フォーマット後 ドライブ文字が 割り当てられていない場合は、論理ドライブを選択し コンテキストメニューの ドライブ文字とパスの変更 で ドライブ文字を指定。

DISKPART コマンド による パーティション削除

起動ディスクとして使用していた ディスクをフォーマットした際、システムで予約済み が削除できない場合は Diskpart で削除する。

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スタート を右クリックして Windowsターミナル ( PowerShell ) を起動し、diskpart と入力して Diskpart を起動。

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Diskpart  が開いたら list disk と入力してエンター。

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パーティションを作成するディスク番号を確認。

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select disk の 後に 半角スペースを入れて パーティションを削除する ディスクを指定。

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clean と入力して ディスクのパーティション情報をクリア。

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パーティションが削除されたら  exitdiskpart を終了し、Windowsターミナル も閉じる。

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ディスク管理 を開き、クリーン化したディスクのコンテキストメニューから ディスクの初期化 を選択。

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パーティション形式を選択して「 OK 」。

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