ChromeOSが起動しない時の対処法

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Chromebook のリカバリ方法

Chromebook には Windows のようなリカバリメディアは付属しておらず、「回復」や「Recovery」ドライブも存在しないが、リカバリが必要な事態は普通にやってくる。

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Chrome OS is missing or damaged.
Please insert a recovery USB stick or SD card.

見た目はシンプルで緊張感の欠片もないが、WindowsならBIOSの画面で「BOOTING is missing」と無慈悲に表示されているのと同じ。

「ChromeOSが見つからないか破損しているので、リカバリ用のUSBメモリかSDカードを挿入しろ」という内容が表示されているが、前述のようにChromebookにはリカバリーメディアは付属していない。

ただ、Chromebook として市販されている製品は、HP・Dell・Acer・Asusなどベンダーを問わず、すべてのモデルが Google に登録されており、Googleが提供しているChromebook用 リカバリアプリを使用して、使用しているモデル用のリカバリメディアを作成できる。



リカバリーを実行する前に

エラー画面には詳細な情報が記載されていないが、ChromeOSが起動しなくなった場合は、リカバリーメディアを作成してから、リカバリーを実施することになる。
エラー画面に記載されているURLへアクセスすると、「Chromebookヘルプ」の「Chromebookを復元する」のページが開く。

Chromebookヘルプ「Chromebookを復元する」link

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「Chrome OS is missing or damaged. 」のエラーが出た場合、ヘルプに記載がある通り、まず電源を入れ直してみる
Windowsでいうところの再起動なのだが、運が良ければこれで回復する。

ChromeOS-recovery003「Chrome OS is missing or damaged. 」ではなく、「Reset this Chrome device!」と表示されていたり、ログイン画面が表示された後でエラーが発生し、再起動しても修復しない場合などは、リカバリーではなくリセットで回復する可能性がある。

Chromebookヘルプ「Chromebookを初期状態にリセットする」link

ChromeOS のリカバリーメディア作成

リセットすることもできず、電源を入れ直しても状況が改善されない場合、残された方法はリカバリーのみなので、稼働している別のパソコンを使用してリカバリーメディアを作成する。

リカバリーメディア作成に必要なもの

  • エラーが発生しているChromebook
  • Google Chrome がインストールされたパソコン
  • 4GB以上のUSBメモリまたはSDカード

リカバリアプリの起動

WindowsやMac、Chromebookなどから、Google Chrome を使用して「Chromebook リカバリ ユーティリティ」のページアクセスしてアプリを起動する。

Chromebook リカバリーユーティリティlink

以前はGoogle Chromeに追加する形のアプリだったものが、2017年12月に Chrome ウェブストアから「アプリ」の項目が削除され、現在は Google Chrome で対象ページにアクセスすると、これまで「Chromeに追加」と表示されていたものが「アプリを起動」に変更されている。

Google Chromeについては下記参照
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「Chromebook リカバリ ユーティリティ」のページは Google Chrome でアクセスすると「アプリを起動」と表示されるが、他のブラウザでアクセスすると「Chromeに追加」になり使用できない。

 

ChromeOS-recovery007アプリをクリックしたらリカバリメディア作成のウィザードが起動するので「開始」。

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モデルナンバーの入力画面になるので、エラーが発生しているChromebookに表示されている「Model」の英数字で構成されている番号を入力。

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モデル番号を全て入力すると「モデルが完全に一致するものが見つかりました」と表示される。

今回のChromebookはASUSのChromebook Flip C100A。

モデル番号ではなく「リストからモデルを選択」で「メーカー」と「機種」から選択することも可能。

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4GB以上のUSBメモリかSDカードをパソコンに挿入。

当然ながらデバイスに保存されているデータは消去されるので事前に確認しておく。

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使用するデバイスを選択して「次へ」。

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「今すぐ作成」をクリックしてリカバリメディアを作成する。

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リカバリメディア作成中。

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ようやく完了。
所要時間はUSB2.0のメモリを使用して15分ほど。

「完了」をクリックすると Chromebookリカバリユーティリティ が閉じる。

Chromebook リカバリ ユーティリティ が利用できない場合

使用環境によっては Chromebookリカバリユーティリティ で モデル番号を入力後、リカバリイメージのダウンロードと解凍まで進むものの、USBメモリへの書き込みが 0% から進まずハングアップ状態になることがある。

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「リカバリ イメージ作成中」と表示されるが、プログレスバーは  0% から全く進行しない。

基本的な対処法
  • 別のパソコンを使用する
  • 別のUSBメモリを使用する
  • 別のUSBコネクタを使用する
  • Google Chromeのデベロッパー版 Chrome Canary で試行してみる

Chrome Canary  公式ダウンロードページlink

上記の方法で最も可能性があるのは「別のパソコンを使用する」。
経験則で言うとデスクトップPCよりもノートPCを使用したほうが成功する確率が高い。

その他の方法としてはイメージファイルをダウンロードして、手動でリカバリメディアを作成することになるが、各モデルのリカバリ イメージファイルの場所は非公開。
2015年11月で更新が止まっている見た目に怪しいページでからダウンロードすることになるので、可能な限り正攻法での対処を推奨。

Chromebook リカバリイメージ  リンクページ(My Chrome Home)link

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リンクページをスクロールすると画像リンクが飛んでいるリストがあるので、使用しているモデルを探して「Download」をクリックすると、Googleのダウンロードサーバから対象のイメージファイルのダウンロードが開始する。

ただ、ページの更新は2015年11月で止まっており、すべての Chromebook をサポートしているわけではない。

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ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、ファイル名に ChromeOSのバージョン、モデルのBoard Nameが入っているバイナリーファイルが展開する。

念のため Chromium OS の Developer Information for Chrome OS Devices のページで Board Name を確認。

Chromium OS  Developer Information for Chrome OS Deviceslink

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バイナリーファイルが入手できたら Rufas を使用して USBメモリに書き込みを行う。

Rufas-icon

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「選択」でファイル選択時に「ISOイメージ」のドロップダウンリストから「すべてのファイル(*.*)」を選択して、解凍したZIPファイルの中にあるバイナリーファイルを指定。

書き込みには20~30分かかるが、Chromebookリカバリユーティリティと同じリカバリメディアを作成できる。

 

Chromebook のリカバリ

リカバリメディアを作成したら、エラーが発生しているChromebookに接続されているマウスや外付けのドライブ、USDメモリやSDカードなどを全て取り除き、AC電源を接続する。

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キーボードの「ESC」と「更新」キーを同時に押した状態で、電源ボタンを押す。

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電源ボタンを押した瞬間に画面が黒くなり、離すと元の画面に戻るが、それまでは「ESC」と「更新」のキーを押し続けて、戻ってから離す。

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リカバリメディアをChromebookに挿入すると自動的に認識してリカバリーが開始!

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リカバリーが完了したら再起動するのだが、リカバリメディアが挿入された状態だと起動しないので、画面が黒くなったらリカバリメディアをChromebookから取り外す。

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正常に処理されていればChromebookが起動するはず。





CHROME OSのセットアップ

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