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CloudReady Home のインストールと設定

CloudReady-icon

古いパソコンのリユースに最適な無料の Chrome OS

CloudReady は アメリカの ソフトウェアベンダー「 Neverware 」が開発している GoogleのオープンソースOS 「Chromium」をベースに構築されたオペレーティングシステムで、Home エディションのみ無料で利用可能で PC を Chromebook 化 することができる。

CloudReady では Google Play ストア は利用不可。
CloudReady をインストールする際に必要なものは 8GB もしくは 16GB の USB フラッシュメモリと インストールメディアを作成する Windows , Mac , Chromebook いずれかのパソコンと CloudReady をインストールするパソコン。
Chromium と同様で 現在(バージョン 83 .2 )サポートされているのは 64bit 環境のみで、以前 提供されていた 32bit 版の CloudReady は廃止されており、 32bit版 の CloudReady は 2019年 8月 でアップデートが停止している。

Windows 10 の大型アップグレードにより デュアル環境の CloudReady が破壊されるため、現バージョンではデュアルブートはサポートされていないが Oracle VM VirtualBox  がプリインストールされているので、そこそこのマシンスペックは必要になるが 仮想環境の構築も可能。

Neverware は 2020年 12月 Google に買収されたが Home エディション については 現在のところ 無料提供 は継続される見込みで Google Play ストア の利用についても 即時の変更はないとアナウンスされている。

システム要件

CloudReady

バージョン 83. 2 現在

CPU : 64bit
RAM:2GB 以上
ストレージ:16GB 以上の空き

Intel の GPU [ Intel GMA 500 / 600 / 3600 / 3650 ]  はサポート外
CloudReady には動作テスト済みの認定モデルがあるので インストールするマシンが存在するか事前確認を推奨。

CloudReady 認定モデル

インストールメディア作成アプリ

OS: Windows 7 以降

ソフトの入手先

CloudReady Home エディション ダウンロードページ



インストールメディアの作成

使用する USB メモリは 8GB もしくは 16GB のみ利用可能 で SanDisk の USB メモリは利用不可。

cloudready-home-009

ダウンロードページの「 INSTALL THE HOME EDITION 」をクリック。

cloudready-home-010

インストールの手順が表示されるので 少しスクロールして「 DOWNLOAD USB MAKER 」をクリックしてインストーラーをダウンロードする。

CloudReady Home 026

ダウンロードした「 CloudReady -usb-maker 」を起動。

セットアップウィザードが開始するので SanDisk 製 以外の 8GB か 16GB のUSBメモリを PC にセットして「 Next 」。

CloudReady Home 028

PC にセットした USBメモリを正しく認識しているか確認の上 チェックを入れて「 Next 」。

CloudReady Home 029

USBメディアの作成が開始する。

プロセス完了までに 最大 20分かかると表示されているように 結構な時間がかかるので気長に待つ。

古いUSBメモリを使用すると20分以上かかることもあるため USB 3.0 で 新し目のデバイスの利用を推奨。

CloudReady Home 030

処理が完了したら「 Finish 」でセットアップウィザードを終了してUSB メモリを PC から外す。

CloudReady Home 032

「 Finish 」で閉じると Windows がフォーマットするか訊いてくるので「 キャンセル 」もしくは「 X 」でダイアログを閉じる。

Chromebook リカバリーユーティリティを使用する場合

USB MAKER で作成した インストールメディア が正常に動作しない時 や 作成時にエラーが発生する場合は「 Chromebook リカバリーユーティリティ」を使用して CloudReady のイメージファイルからインストールメディアを作成することも可能。

cloudready-home-011

CloudReady のダウンロードページから「 If you’re using a Mac or a Chromebook : 」の「 DOWNLOAD 64-BIT 」または「 DOWNLOAD 32-BIT 」をクリックして Zip ファイル をダウンロードする。

CloudReady Home 002

「 Chromebook リカバリ ユーティリティ」のページへアクセスしてアプリを起動したら 右上のギアアイコンから「 ローカルイメージを使用 」を選択して ダウンロードした Zip ファイルを指定。

詳細は 下記参照
Google-Chrome-icon

ChromeOSが起動しない時の対処法

Chromebook が Chrome OS is missing or damaged で起動しなくなった際のリカバリ方法 Chromebook には Windows のような リカバリメディアは付属しておらず「 回復 […]

Chromebook リカバリ ユーティリティ で 書き込みできない場合は Rufas を使用して解凍したZIPファイルの中にある「 CloudReady -free-xx.x.xx-xx-bit.bin 」というバイナリーファイルを USB メモリに書き込む。

CloudReady のインストール

CloudReady をインストールするパソコンでUEFI / BIOS を起動して、USBディスクからの起動設定ができれば 後はセットアップウィザードに従って設定を行う。

Live USB で起動しているため HDD にインストールするまでは 処理速度が遅いので ある程度の忍耐が必要。

CloudReady Home 037

作成したUSB のインストールメディアを 1st Boot に設定して起動。

しばらくすると CloudReady のロゴが表示され  USBメモリの読み込みが実行されるので 次の画面に切り替わるまで待つ。

CloudReady Home 042

「 Welcome ! 」と表示されたら日本語化するため「 English ( United States ) 」をクリック。

CloudReady Home 43

「 言語 」と「 キーボード 」を日本語に変更して「 OK 」。

CloudReady Home 045

日本語で「 ようこそ!」になるので「 続行 」。

CloudReady Home 046

ネットワークの接続設定をして「 接続 」。

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匿名のデータ収集に関する記載が表示されるので確認して問題なければ「 CONTINUE 」。

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「 Chromebook 」へのログインは、取得している Googleアカウント を入力。

cloudready050

Googleアカウント に ログインする と Chromeブラウザ が起動して アカウントの同期が開始するので USB メモリ の アクセスランプが落ち着くまで待って ブラウザは一旦閉じる。

Live USBで動作しているため 不必要な クリック や キー入力 を行うと ハングアップする可能性があり、その場合は電源長押しで強制終了することになるので要注意。

cloudready012

初回のみメッセージが出るので「 ✕ 」で閉じる。

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CloudReady を PC にインストールするため、タスクトレイをクリックして「 Install OS 」を選択。

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「インストールする前に PC 内のデータはバックアップされているか要確認。

インストール中にデータが損失したり CloudReady が正常に動作しなくても責任は負いません。それでも良ければ「 Install CloudReady .. 」をクリックしてください。」みたいなことが書かれている。

「 INSTALL CloudReady 」をクリック。

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ハードディスクの内容はすべて消去されるので要注意。

インストールが開始するとキャンセルはできないので、決心がついたら「 ERASE HARD DRIVE & INSTALL CloudReady 」をクリック。

インストールが完了すると自動的にシャットダウンするが 放置していると途中でスリープ状態になって 復帰できない可能性が高いため 定期的にカーソルを動かしておくことを推奨。

シャットダウン直前に画面が暗くなるので 完全に電源が落ちていることを確認してからUSBメモリを取り外す。

Windows 10 の更新によって CloudReady が破壊されることが確認されたため Windows とのデュアルブートは 2018年 6月に廃止。

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正常にインストールされていれば電源を入れると CloudReady が起動する。

メディアプラグイン

CloudReady は ChromeOS とほぼ同じなのだが CloudReady には設定ページに「 Media Plugin 」という項目があり ChromeOS では標準でサポートしている機能を個別にインストールする必要がある。

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「設定ページ」にはタスクトレイのアカウントアイコンをクリックし、「ギア」アイコンをクリックする。

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「Adobe Flash」は駆逐されゆく規格だが、未だに使用しているサイトが多いのも実情なので、必要に応じてインストールする。

「 Proprietary Media Components 」は MP4 などの動画や音声の再生をサポートする。

いずれのプラグインもインストール後は再起動が必要。

ASUS TransBook T100TA

2014年にリリースされた10.1インチ 2 in 1の 格安ノート PC 「 TransBook T100TA 」に 64bit 版の CloudReady をインストール。

CPU :Atom Z3775(1.46GHz)
RAM:2GB

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TransBook T100TA のBIOS の呼び出しは特殊で「 Shift 」キーを押しながら PC を「 再起動 」して起動時に「 F2 」キー もしくは「 Shift 」キーを押しながら PC を「 シャットダウン 」してから「 F2 」キーを押しっぱなしで電源を入れる。

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USBメモリからのBootは、USBメモリを PC にセットした状態でBIOSを呼び出して「 Boot 」タブで「 Boot Option #1 」をセットした USB メモリに変更し「 Windows Boot Manager 」が表示されている場合は「 Disabled 」,「 Secure Boot 」も「 Disabled 」にしてから設定を保存して起動。

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ASUS TransBook T100TA はタッチパネルなので  Chromebook 化との相性は良い。

ASUS TransBook T100TA は タブレット側に eMMCが32GB、キーボード側に 500GBの HDD のストレージを実装しているが、 CloudReady は HDDにインストールされ 図らずもデュアルブートになってしまったが、ブートローダーが機能していないため 普通に起動すると Windos 10 が立ち上がり、 CloudReady は 都度 BIOSでブート設定が必要な環境に陥った。
一旦 GParted で既存のパーティションを 全部削除して eMMCのみフォーマットをした状態で MicroUSB の変換アダプタを使用してタブレット側で CloudReady のLive USB を実行した結果 CloudReady は再びキーボード側の HDD にインストールされ ノート PC スタイルであれば 普通に CloudReady が起動するが タブレットスタイルでは使えなくなってしまった。
不具合らしきものは「 スリープ状態から復帰しない 」現象を確認。
電源ボタンの長押しで強制終了するしか対処法がなく モバイル PC としては結構 致命的だったりする。

Epson Direct Na01 mini

2008年にリリースされたウルトラモバイルの走りEpson Directの「 Na01 mini 」に 32bit版の CloudReady をインストール。

現在 32bit 版 の CloudReady は提供されていません。

CPU :Atom N270(1.6GHz)
RAM:1GB

※システム要件を満たしていないが動作可能(スワップ領域設定)

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「Na01 mini 」は起動時に「F2」でBIOSが呼び出せる。

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USBメモリを1stBootに設定。

後は前述のセットアップを実行して CloudReady をインストール。

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セットアップはしたものの使い込んでいないので何とも言えないが、 Windows XPが走っていたときよりも動作は軽い。
はっきり言って使い物にならないマシンだったのだが、ネットサーフィン程度なら使用できるレベルになった。

ASUS TransBook T100TA とは異なり スリープ状態からも問題なく復帰できるので、こちらは結構 いい感じ。

スワップ領域の設定

ChromeOSと同様、 CloudReady も通常操作であればシステム要件のメモリ2GBで十分に動作するが、さすがに1GBのメモリでは動作がギコチない。
また、2GBのメモリを実装していても、ブラウザのタブをやたらと開いたりすると、メモリが不足してくるため、データを一時的にハードディスクへ保存するスワップ領域を作成する。

cloudready020

CloudReady のShell「Crosh」を起動する。

「Crosh」の起動は「Ctrl」+「Alt」+「T」 の同時押し。

cloudready021

crosh> の後に「swap enable 2000」と入力してエンターキー。

なぜ2000(2GB)なのかというと、Googleがスワップ領域を2GB以内で作成することを推奨しているらしい。

入力したら続いて「exit」を入力してcroshを閉じて完了。

cloudready022

Croshの入力だけではスワップ領域が作成された手応えがないため、Chromeのアドレスバーに「chrome://system」と入力してエンターキー。

表示されたシステム情報から「mem info」を展開して、「Swap Total」に数値が入っていれば領域が作成されている。
作成直後に確認したら1407660KBと微妙な数値になったが、再起動後に確認すると1999996KBで認識した。

作成したスワップ領域を削除する場合は、Croshで「swap disable」と入力するだけ。





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