複数の DVD を Blu-ray にまとめる DVDFab のオーサリングアプリアプリ
DVDFab DVD ブルーレイ変換 の最新版 は下記参照

DVDFab 12 DVDブルーレイ変換 のインストールと使い方
複数の DVD を Blu-ray にまとめる DVDFab のオーサリングソフト DVDFab DVDブルーレイ変換 は 中国のソフトウェアベンダー DVDFab Software ( 旧 Fengtao Softwa […]
システム要件
バージョン 11. 0. 8. 9 現在
OS:Windows 7 / 8 / 8.1 /10 (32bit & 64bit)
CPU:INTEL・AMD 1GHz以上
RAM:512MB(1GB以上推奨)
HDD:20GB以上の空き容量
※Blu-rayドライブ
ソフトの入手先
DVDFab 11 Blu-ray作成 のインストール
DVDFab Blu-ray作成 は DVDFab 11 オールインワン の一機能 なので DVDFab 11 をインストールして該当機能だけを使用することになる。
ダウンロードページを下にスクロールして「 DVDFab 11 」の「 無料ダウンロード 」をクリック。
ダウンロードしたインストーラーを起動して ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい 」で許可。
ダウンロードしたインストーラーを起動し「 カスタム 」をクリックすると インストール先の指定や デスクトップへのショートカット作成、ユーザーエクスペリエンスへの参加の 3項目が選択可能。
ユーザーエクスペリエンスプログラムは アプリケーションの使用状況などを匿名で DVDFab のサーバに送信するものなので 不要であればチェックを外す。
設定ができたら「 インストール 」をクリック。
「 すぐ体験 」で DVDFab 11 が起動する。
DVDFab 11 DVD ブルーレイ変換 の使い方
Blu-rayに書き込むコンテンツは予めリッピングして ISOイメージファイル もしくは DVDフォルダで保存しておく。
保護されていないディスクであれば ImgBurn や BurnAware などのライティングソフトでリッピングできる。
投稿が見つかりません。
DVDFab DVD ブルーレイ変換 は圧縮機能も実装しているが、実行されるオーサリング処理はDVDのコンテンツをそのままBlu-rayに書き込むようなもので、無圧縮の場合 DVDのコンテンツは再エンコードされず、ビデオコーデックはMPEG2のままBlu-rayのM2TSに格納されるので、画質はオリジナルを維持しているが、圧縮が必要になるとソースはすべてビットレートの調整が行われ、H.264/AVCで再エンコードされるため、圧縮率に比例して画質が劣化していく。
また、圧縮するとエラーの発生率が極端に高くなるため無圧縮での処理を推奨。
オーサリング処理の所要時間は、PCのスペックに依存するが、保護されいない5枚のDVDを無圧縮で1枚のBlu-rayへ変換すると40分~60分かかる。
DVDFab DVD ブルーレイ変換 を使用する際は、メインメニューの「コピー」から「DVDブルーレイ変換」を選択。
光学ドライブのDVDは自動で認識される。
書き込み先のBlu-ray ディスクは、オーサリング処理中にディスクを入れ替えるようメッセージ出るので、光学ドライブは1台で問題ない。
複数のタイトルを追加する場合は、ISOイメージファイルやDVDフォルダをドラッグ・アンド・ドロップする。
デフォルトで「My Blu-ray」となっているタイトル部分に追加したタイトルの合計サイズが表示される。
BD25は片面1層 25GBのBD-R、BD50は片面2層 50GBのBD-R DLのことで、BD25の場合は23GBまで、BD50は46.1GBまでは無圧縮で書き込みが可能なため、使用するメディアに応じて収録するタイトルを調整する。
追加したタイトルの合計サイズが、設定しているメディアのサイズをオーバーすると「My Blu-ray」の横に「ディスクに適応」という項目が表示され、チェックを入れることでオーサリング実行時に、指定メディアのサイズに圧縮処理が行われる。
「ディスクに適応」にチェックを入れると画質劣化のメッセージが出る。
圧縮はH.264/AVCでエンコード処理が行われ、ハードウェアアクセラレーションも使用できるのだが、途中で処理の進行が停止したり、処理の進捗が0%のまま進まなかったりと、エラーの発生率が格段に高くなり、強制終了することになるので、圧縮は避けたほうが無難。
使用するメディアの変更、メニューに設定は「My Blu-ray」のスパナアイコンをクリック。
使用するメディアは「出力」の項目にある「出力:」のリストから選択。
選択肢が4つあるものの、「BD9」「BD5」はそれぞれ「DVD9」「DVD5」の誤表記のため、「BD50」「BD25」のいずれかを選択。
「ボリュームラベル」は作成するBlu-rayディスクにつける名前。
通常のBlu-rayプレーヤーで表示されることはないが、パソコンでディスクを読み込んだ際に、光学ドライブに表示される。
作成するBlu-rayにメニューを作る場合は、「メニュー」の「メニューモード」から「カスタム」を、メニューが不要であれば「メニューなし」を選択。
メニューに応じて「再生モード」も指定する。
メニューを作成しても「最初のタイトルから開始し~」を選択すると、メニューを飛ばして再生されてしまう。
メタ情報
バージョン 11.0.4.7 からメタ情報が改善され、コピーするディスクのタイトルやカバーアート、出演者などのメタ情報が追加されるようになった。
メタ情報は ディスクタイトルの情報をDVDFab のサーバに照合し、該当するメタデータをダウンロードする仕組みになっており、メタデータを追加すると Plex や KODI などのメディアサーバアプリで管理がしやすくなる。
メタ情報の使用はデフォルトで有効になっているので、設定を確認・変更する場合は「共通設定」を開く。
「メタ」の項目で「メタ情報を使いたい」にチェックが入っている場合は、メタデータの自動取得が有効になっている。
ただし、メタデータの取得は有料版のみで、無料版ではチェックが入っていても使用できない。
取得しているメタ情報を確認する場合は「 映画 / テレビ番組を検索 」をクリック。
サーバに登録されているメタ情報に該当するタイトルがあれば、メタ情報が表示される。
メタ情報は登録されているタイトルが異なっていると表示されない。
メタデータを検索する場合は、「ディスクタイプ」でコンテンツの種類を選択後、「タイトル」の項目に タイトルを入力し、「年」は空欄のまま「検索」をクリック。
洋画の場合は 邦題で登録されていないタイトルもあるため 原題から検索するほうが手っ取り早いかも。
該当タイトルが検出されたら選択して「確認」。
カバーアートとメタ情報が追加される。
メタデータの取得は非常に便利なのだが、唯一のネックは現バージョンではメタデータのタイトルが中国語になっていること。
メディアプレーヤーで再生時に 中国語でタイトルが表示されてしまう。
気になるようなら mp3tag でタイトルの修正が可能。

Mp3tag のインストールと使い方
音声ファイルのメタタグ ID3 を編集できるフリーソフト MP3tag は ドイツのソフトウェア開発者 Florian Heidenreich 氏が開発している無料のタグエディタで、オーディオファイルのメタタグ ID3 […]
「タイトル」と「アーティスト」を修正。
メニューの作成
設定での「メニューモード」で「カスタム」を選択すると、用意されているテンプレートが適用される。
メニューの確認や編集は「カスタムメニュー」をクリック。
デフォルトで用意されているテンプレートは1つ。
メニュー構成は「メイン」「シーン」「設定」の3ページで、追加することも削除することもできない。
設置されているオブジェクトは拡大縮小と移動のみ可能で、削除したり他のオブジェクトへの置き換えは不可。
「もっとダウンロード」をクリックすると他のテンプレートが表示されるので、に似のデザインをクリックするとダウンロードして使用可能になる。
各テンプレートによって編集できる範囲が異なっており、最も編集範囲が広いのはデフォルトの「無限の宇宙」。
背景画像の変更は左下にある「画像アイコン」をクリック。
ただし、「ふすき流星」など背景画像が変更できないテンプレートもある。
背景画像として使用できるのは画像ファイルのほか、動画ファイルのスナップショットも可能。
※動画として1シーンを取り込むことはできない。
動画ファイルはキーボードの矢印キーで1秒ずつ移動でき、「クロップ」アイコンをクリックすると16:9のアスペクト比で画像がクロップされるので、位置調整を行う。
取り込んだ動画や画像には、表示される範囲がガイドラインで示されているので、ガイドラインに合わせて画像を移動や拡大させて調整する。
「すべてに適用」にチェックを入れると、全てのページが同じ画像に変更されるのだが、背景の場合はチェックしても変更されないので個別に設定が必要。
サムネイルが表示されているオブジェクトを選択すると「サムネイルのカスタマイズ」アイコンが選択可能になり、背景画像の変更と同様の操作で表示する画像を任意に変更できる。
「ウィジェットを追加」アイコンは、メニューに画像を追加するもので、背景の上にオブジェクトとして配置できる。
厄介なのがテキスト入力。
DVDFab DVD作成 でも同様の現象が起きているが、ダブルクリックで編集可能になるものの、すべてのテキストで日本語入力ができない。
厳密にはIMEの切り替えがオフになっているため、入力が英数字に限定されている。
対策としては、メモ帳など別のアプリで日本語テキストを入力したものをコピーして貼り付ければ、問題なく日本語表記になる。
フォントについては日本語フォントも使用可能。
ページの切り替えは矢印アイコンで実行。
サムネイルなど一部オブジェクトの拡大縮小は縦横比が固定されないので要注意。
音声や字幕の選択ページで編集できるのは「AUDIO」「SUBTITLES」のテキストのみ。
また、「AUDIO」「SUBTITLES」で表示されるのは、一番始めに読み込んだDVDのみなので、複数のDVDを収録する際にはあまり意味がない。
メニュー設定には「プレビュー」ボタンが設置されているが、いまのところテスト環境では100%の確率でプレビューをクリックすると強制終了するため 使用しないほうが無難かも。
Enlarge AI
Enlarge AI は人工知能を利用してアップスケーリングを行う有料モジュールで、 Enlarge AI を導入することで DVD の解像度(720 x 480 )をBlu-rayの解像度( 1920 x 1080 )まで拡大する事が可能になった。
Enlarge AI を使用する場合はタイトル横の「 Enlarge AI 」にチェックを入れる。
Enlarge AI を使用しても 詳細設定はメニューの編集や出力するメディアサイズなどの変更が可能。
処理に要する時間は GeForce GTX 1650 を使用して、2時間程度のDVD1枚に対して24時間ほどかかるため、Blu-rayに収録する DVDの枚数に比例して処理に多くの時間が必要になる。

DVDをプレーヤーで1920×1080に拡大再生

Enlager AI でアップスケーリング
プレーヤーで拡大再生していると消えてしまうような電線や 木のディテール、空の色や 薄くなった煙も Enlarger AI でのアップスケーリングではしっかりと表現される。
ただ、Enlarger AI を利用するためにはグラフィックカードの条件をクリアする必要があるので、購入を検討する場合は グラフィックカードを要確認。

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出力(オーサリング)
設定ができたら直接ディスクへ書き込みすることもできるが、ディスクへ焼く前に作成したムービーの挙動や構成などを再確認するため、一旦DVDフォルダやISOイメージファイルでの出力を推奨。
「DVDフォルダ」または「ISOイメージファイル」で出力する場合は、「保存先」にある「フォルダ」アイコンか「ISOイメージファイル」アイコンのいずれかをクリックし、保存先を指定する。
直接DVD-Rに書き込みを行う場合は、「保存先」のリストから書込み可能な光学ドライブを指定し、コピー枚数を設定する。
すべての設定が完了したら「タスクリスト」に切り替えて、登録されているタスクを確認。
登録タスクに問題がなければ「開始」をクリック。
処理が完了したら再生して確認。
※出力後にPCでテスト再生する場合、VLCメディアプレーヤーやMPCなどではメニューが再生されないので、Leawo Blu-rayプレーヤーなどの使用を推奨。
不具合
使用している際の不具合で気になるのは前述の「メニュー作成でプレビュー実行時に強制終了」「テキスト入力で日本語が使用できない」「圧縮すると強制終了する」という3点のほか、オーサリング処理完了後は一旦 DVDFab を終了させないと DVDFab DVDブルーレイ変換 だけではなく、DVDFab の全メニューが使用できない事象を確認している。
特に厄介なのは、オーサリング実行時に強制終了すると一時フォルダにデータが残った状態になり、タスクを再実行しても同じようなエラーが発生しやすいため、オーサリング実行時に強制終了した場合は一時フォルダのデータを手動で削除したほうが良いかも。
メイン画面の右上にあるメニューリストから「共通設定」を選択し、「一般」の「一時フォルダ」の項目で場所の確認や変更ができる。
「一時フォルダ」を開くとDVDFabの利用状況によっては大量のフォルダが表示されるが DVDFab DVDブルーレイ変換 の一時ファイルは「Blu-ray」フォルダの内の「My Blu-ray(ボリュームラベル名)」フォルダに格納されており、デフォルト設定では処理完了時に削除されるので、「My Blu-ray(ボリュームラベル名)」フォルダが残っているようなら削除する。
DVDFab DVDブルーレイ変換 の購入手順
購入ページから「DVDFab DVD to Blu-ray Converter」を選択し、クレジットカードまたはビットコインで支払い後、DVDFabの会員登録を行い、登録したメールアドレスとパスワードで製品をアクティブ化する。
購入方法とメンバー登録やライセンス認証など購入後の流れ、最新のセール情報は下記ページを参照。

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