Leawo Blu-ray レコーダー変換は地デジ録画した Blu-rayを動画ファイルに変換する Leawo Prof. Mediaのリッピングモジュール。
Leawo Blu-ray レコーダー変換 の特徴
- 地デジ録画した Blu-rayのコピーガードを解除
- MP4, AVI, ASF, WEBM, MOV, RMVB, FLV, WMV, MKV, MPEG-1, MPEG-2, 3GPへの変換をサポート
- ハードウェアアクセラレーションによりエンコード処理を高速化
BDMV と BDAV の違い
- BDMV（Blu-ray Disk Movie）
映画などの Blu-rayディスク（BD-ROM）で利用される規格。
総ビットレート最大 54Mbps、ビデオビットレート最大 40Mbps、音声コーデックで AACは未サポート。
- BDAV（Blu-ray Disc Audio/Visual）
地デジ放送などをBlu-ray プレイヤーで ブランクディスクに書き込む際に使用される規格。
総ビットレート最大 28.8Mbps、ビデオビットレート最大 15Mbps、音声コーデックで AACをサポート。
映画など市販の Blu-rayをリッピングする場合は Leawo Blu-ray変換 を使用。
開発元
- 開発元：Leawo Software
- 開発元の拠点：中国
中国国内での企業名は Shenzhen Moyea Software 。
ダウンロード
Leawo Blu-ray変換は出力時間に 5分の制限がかかっている状態で試用可能。
違法性
日本の著作権法は「私的使用の複製」を認めているが、「技術的保護手段の回避」が禁止されているため、「電子的方法や磁気的方法」など、人が知覚できない方法で保護されたコンテンツの保護を解除する行為は、個人使用であっても認められておらず、Leawo Blu-ray レコーダー変換を使用してメディアの保護を解除すると著作権法違反になる。
ただし、著作権法は著作者の利益が不当に害される著作権侵害を除き、権利者（被害者）が告訴しないと起訴できない親告罪で、コピーガードを回避したリッピングやダウンロードは違法だが刑事罰はない。
- リッピングやキャプチャの違法性については 著作権法とリッピングやキャプチャの違法性 を参照。
システム要件
- バージョン：13.0.0.3
- OS：Windows 7/ 8.x/ 10/ 11
- CPU：Intel / AMD 1GHz 以上
- RAM：512MB（1GB 以上推奨 ）
- グラフィック：NVIDIA GeForce GTX 260 相当以上
バージョン 13.0.0.2 から 64-bit OSのみサポート。
GPUが H.264や H.265のエンコードをサポートしていれば、ハードウェアアクセラレーションによりエンコード処理が高速化する。
インストール
公式サイト の「ダウンロード」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
32-bit環境はダウンロードしたインストーラー起動時にダイアログが表示され、自動的に 32-bitをサポートしているバージョン 13.0.0.0のインストーラーをダウンロードする。
ダウンロードしたインストーラーを開き、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
使用許諾書に問題なければ「インストール」。
インストール先は カスタマインストール から編集できる。
インストールが完了したら「今すぐ実行する」をクリックして Leawo Prof. Media を起動。
インストール後に起動した状態では ファイルのドラッグ &ドロップが反応しない ため、Leawo Prof. Mediaを再起動する。
GPUアクセラレーション
NVIDIAの CUDA か AMDの AMD APP をサポートしているグラフィックカードを使用している場合は、右上の 設定 から パフォーマンス を選択し、GPU アクセラレーションを有効 にチェックを入れて「保存」すると動画のエンコード/ デコードのパフォーマンスが向上する。
Leawo Blu-rayレコーダー変換 の使い方
Leawo Prof. Media を起動してメニューの 変換 か、ホームの Blu-ray レコーダー変換 を選択。
リッピングするディスクをドライブにセットして、左上にある UHD/ BD/ DVDを追加 のプルダウンメニューから ディスクを追加 でドライブにセットしたディスクを選択。
ディスクを認識すると左ペインにタイトル が表示される。
リッピングするタイトルを確認後「OK」。
出力フォーマットの変更
出力するファイル形式の確認・編集は 出力形式 をクリックしてメニューを選択。
- 編集
使用するコーデック・ビットレートなどを変更。 - 変更
ファイルフォーマットを他のフォーマットに変更。 - すべてに適用
デフォルトでオンになっており すべてのタイトルで 同じ設定が適用される。
出力フォーマットはデフォルトで MP4に設定されている。
編集 – 出力設定
編集 では画質を 最適・標準・低 から選択できる。
ファイル形式がデフォルトの MP4 の場合、映像コーデックは H.264、ビットレートは スマートマッチ、解像度・フレームレート・アスペクト比 は オリジナル に設定されている。
スマートマッチ は 画質を 低 に設定しても設定値が高く、ファイルサイズが肥大化する傾向があるため、ビデオコーデックに H.264 を使用する場合は 5000~8000 kbps の間で設定する。
音声は 標準 の デフォルト設定が音声コーデック AAC で、ビットレートが 128 kbps と低いため、多少ファイルサイズは大きくなるが、ソースの音源をロスレスで取り込める Audio Copy の使用を推奨。
変更 – 出力フォーマットの選択
フォーマットの表示は上部の Common Video・Common Audio・HD Video・4K Video でカテゴリーの切り替えができ、4K Video を選択すると解像度が 4K サイズ（3840 x 2160）にアップスケーリングされる。
Lossless video は無劣化で動画ファイルに変換できるが、カット編集などは不可。
編集
カット・トリミング・画質調整などの編集を行う場合は、各タイトルの右端にある編集アイコンをクリック。
左サイドバー から 使用する機能を選択する。
- トリム：動画の一部分のみを切り抜く。
- 透かし：動画に文字や画像を表示する。
- 切り抜き：バウンディングボックスで指定した範囲のみを出力する。
- 効果：明るさ・コントラスト・彩度のほか音量 などの調整をする。
- 3D：2D動画を 3Dにすることができる。
3D化した動画を視聴するには 3Dをサポートしたモニタとメガネが必要。
ファイルの出力
右上の「変換」をクリックし、保存先の項目で 3 点リーダーから保存先を指定して 変換 で実行。
出力したメディアの再生チェックをして完了。
備考
リッピング時に Blu-rayのコピーガードを解除するので、出力した動画は移動やコピーが可能で、スマホやタブレットに取り込んで視聴するなど自由度が飛躍的に向上する。
出力設定のデフォルト値が微妙だが、設定が分からなければディスクを読み込んで出力するだけで完結するので、PCビギナーにもオススメ。
購入方法
公式サイト の「すぐ購入」からプランを選択して決済し、決済が認証されると登録したメールアドレスに 2Checkout サポートからライセンスキーが記載された注文確認メール が届く。
プランは 1 年間有効なサブスクリプションタイプと永続的にアップデート・アップグレードが可能な永久版が提供されており、通年キャンペーンを実施しているので キャンペーン 特設ページ を確認。
- 購入方法については Leawo製品の購入とライセンスコードの登録方法 を参照。
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