RoboForm の特徴
- パスキーをサポートしている安全性・使いやすさ・価格のバランスがとれたパスワードマネージャー
- 保存データは PBKDF2による AES256暗号化を使用し、ゼロナレッジで保護
- 脆弱なパスワードや漏洩したパスワードを検出
- 一部の機能が制限された状態で無料利用も可能
ゼロナレッジ はユーザー（クライアント）側のデバイスで データの暗号化と復号化を行う方法で、暗号化されたデータがサーバに保存されるため、サービスプロバイダもデータを閲覧することができない。
- Windows版は RoboForm for Windows の設定と使い方 を参照。
開発元
- 開発元：Siber Systems
- 開発元の拠点：米国
ダウンロード
安全性
2023 年に独立した第三者機関となる Secfault Security のセキュリティ監査を受け、監査レポートの概要を公開している。
システム要件
- バージョン 9.5.12.3
- OS：Android 9.0 以上
第三者と共有されるデータ
- デベロッパー申告による他の企業や組織と共有するデータはなし。
インストール
Playストア からアプリをインストール。
インストールした RoboFormを開き、アカウント未取得の場合は「サインアップ」。
メールアドレスを入力して「続ける」。
フルネーム は空白でも可。
マスターパスワード を登録して「新アカウント作成」。
マスターパスワードはユーザーデータの暗号化と復号化に使用するもので、 RoboForm側にもバックアップされていないため、マスターパスワードを失念するとデータにアクセスできなくなる。
アカウントを作成したら「始めましょう」をタップ。
RoboFormのロックを解除するための PIN を設定し、顔認証・指紋認証を搭載しているデバイスでは 生体認証をオン にすると、生体認証でロックの解除とマスターパスワードの再設定が可能になる。
設定
RoboFormの右上にある 3点リーダーから 設定 を開いて 統合 を選択。
ネイティブ自動記入 を有効にすると 自動入力サービス の設定が開くので、ロボフォーム を選択し、ダイアログが表示されたら「OK」。
ブラウザやアプリとシームレスに連携可能にするため、アクセシビリティ と ネイティブ自動記入 を有効にする。
RoboForm for Android の使い方
RoboForm for Androidに未登録のサイトは 新規ログイン を選択。
新規ログイン の登録画面になるので ログイン情報を入力。
登録したアプリやサイトはログインフォームがアクティブになるとタイトルが表示され、タップするとログイン情報が自動入力される。
登録したログイン情報は 開始 の ログイン で確認できる。
アイデンティティ – 個人情報 の登録
アイデンティティ で「+」をタップし 新規アイデンティティ作成 画面で 氏名 を入力して 国を選択。
アイデンティティ は氏名・住所・マイナンバー・銀行口座・クレジットカード情報などの登録が可能で、アカウント作成フォームや、決済フォーム入力時に利用できる。
タブを選択して情報を入力。
メモ
メモの保存は 開始 から メモ を選択して「+」をタップ。
新規メモ画面が開くので タイトル と 内容を入力後「保存」。
パスワードの生成
一意の強力なパスワードは、ツール の パスワード生成 から作成でき、文字数 以外の条件は 高度な設定 で編集する。
Chrome からのインポート
RoboForm の右上にある 3 点リーダーから 設定 を開き 一般 の CSVファイルからインポート を選択。
ウィザードに従って操作する。
マスターパスワードの復元
生体認証が有効であれば RoboForm の右上にある 3点リーダーから 設定 を開き、セキュリティ の マスターパスワード復元 を選択。
生体認証が無効になっている場合や生体認証のないデバイスでマスターパスワードを失念するとデータは復元できない。
ダイアログが表示されるので マスターパスワード変更 を選択し、「Restore Master Password with biometrics」をタップして生体認証後、マスターパスワードを再設定する。
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