セキュア で ユーザビリティの高い 高機能パスワード管理アプリ
RoboForm は 米国のソフトウェアベンダー Siber Systems が開発している 安全性・使いやすさ・価格 のバランスがとれたパスワードマネージャーで、一部の機能が制限された 無料版 も提供されている。
システム要件
バージョン 9. 2. 1 現在
OS : Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10
サポートしているブラウザ
ソフトの入手先
RoboForm のインストール
RoboForm のインストーラーに アドウェア や スパイウェアは含まれていない。
ダウンロードページの Get RoboForm Free をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードした インストーラーを起動して ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。
セットアップウィザードが開始するので サービスのご利用条件 と プライバシーポリシー を確認して 問題なければ「 インストール 」。
インストールが完了すると アカウントの作成画面になるので 新規アカウント作成 をクリック。
メールアドレス と マスターパスワード を設定して「 次へ 」。
アカウントが作成されたら「 次へ 」。
拡張機能 をインストールするブラウザにチェックが入っているので 必要に応じてチェックを外して「 次へ 」。
チェックを入れた ブラウザの 拡張機能 のインストールページが開くので 各ブラウザ ごとにインストールして 拡張機能を 追加。
拡張機能が追加される。
メールアドレスの認証
RoboForm のアカウントを作成後は 登録したメールアドレスの認証を行う。
RoboForm から登録したメールアドレスに Account Creation Notification というタイトルのメールが届いているので 本文の Click here のリンクをクリック。
メールアドレスの認証が完了。
2要素認証の設定
2要素認証 で使用する ワンタイムパスワード の受信設定は RoboForm のアカウント 管理画面で行う。
システムトレイにある RoboForm のアイコンをクリックして ヘルプ から ロボフォームアカウントの管理 を選択するか ロボフォームアカウント管理 ページ にアクセスする。
ロボフォームアカウントの管理 を選択すると ブラウザが開いて ワンタイムパスワードを求められるので、アカウントに使用しているメールに送信されるパスワードを入力。
RoboForm の 管理画面が開いたら 私の設定 から セキュリティ を選択。
デフォルトでは 電子メール が有効になっており SMS ・グーグル認証 に変更できる。
SMS
電話 ( SMS ) は 携帯電話番号 を入力して「 送信 」。
入力した電話番号に 確認コード が送信されるので、コードを入力して送信すると ワンタイムパスワード が有効になる。
グーグル認証
グーグル認証 は Android / iOS で提供されている Google 認証システム アプリ を使用する認証方法。
グーグル認証 を選択すると 読込みを行う QRコード が表示されるので、Google 認証システム アプリで QRコードをスキャンし、アプリに表示されるワンタイムパスワードを入力して有効にする。
ログイン設定
RoboForm は マスターパスワードの他 Windows Hello や 指紋認証 でのログインが可能で、無操作時のログオフまでの時間設定もできる。
マスターパスワードは RoboForm にログインした際 メインメモリ ( RAM ) に保存されるため、RoboForm を使用する度に入力する必要はないが、デフォルト設定では 120分間 RoboForm が未使用の場合 や ユーザー切替・画面のロックなど行うと、安全のため RoboForm は自動的にログオフして メモリのマスターパスワードがクリアされる。
ログインの設定を変更する場合は システムトレイの RoboFormアイコン から オプション を選択し、左サイドバーの セキュリティ を選択。
Windows Hello など 生体認証 を使用している場合 や ケンジントンの指紋認証リーダー など 使用デバイスが 指紋認証 をサポートしている場合は 認証方法 で RoboForm の認証方法を マスターパスワードの入力から変更できる。
自動ログオフ では ユーザー切替時 や 画面ロック時の ログオフの無効化 や RoboForm が未使用の場合にログオフするまで時間設定ができる。
RoboForm の使い方
ブラウザに RoboForm の拡張機能がインストールされていれば RoboForm がログインフォームを検知するので、ブラウザの パスワード機能のように シームレスな操作ができる。
PC 起動後は RoboForm がログオフ状態なので ブラウザの RoboForm アイコンをクリックして ログインする。
RoboForm への登録
RoboForm への登録は ログイン情報 と 個人情報 があり、ログイン情報は ウェブサイトのログイン と アプリのログインがある。
ウェブサイトのログイン情報
ウェブサイトのログイン情報は 自動登録 のほかに、自動登録では対応できないイレギュラーなフォームは フォームとログイン情報を保存できる。
ログイン情報の自動登録
RoboForm は新規ログインを検出して 自動的に登録を行う。
RoboForm に未登録のサイトへ ログインするとダイアログが表示されるので 操作を選択。
入力したログイン情報を RoboForm に登録。
Not Now :
登録しないが 次回ログイン時もダイアログが表示される。
以降このサイトでは無し:
ログイン情報を保存せず 今後 ダイアログも表示しない。
保存 を選択すると ログイン情報が追加される。
フォームの保存
銀行 など 通常のログインフォームが使われていないサイトでは 自動登録が正常に動作しないため、 ログイン情報 と 入力フォーム を保存する。
パスワードを含め ログイン情報を すべて入力した状態で ブラウザの RoboForm 拡張機能 をクリックして フロッピー アイコンをクリック。
名前を編集して ログイン が有効になっていることを確認後「 保存 」。
次回から 自動入力が可能になる。
アプリのログインフォーム
RoboForm は オンライン認証 を行うアプリの ログイン情報も登録できる。
アプリの ログインフォーム を RoboForm が検出すると フォーム下に RoboForm の「 保存 」ボタンが表示されるので、登録する場合は 保存 を押してからログイン情報を入力してログイン。
名前をつけて「 保存 」で登録される。
フォームからのログイン情報取得に失敗した場合は ダイアログが表示されるので ログイン情報を再入力する。
アイデンティティ – 個人情報
アイデンティティ では 氏名・住所・生年月日・マイナンバー・免許証の番号 などの個人情報を登録し、登録した個人情報に 銀行口座 や クレジットカードなどの情報を追加できる。
ブラウザの RoboForm 拡張機能から ID を記入 を選択。
「 + 」をクリックして アイデンティティ を選択。
新規アイデンティティ作成 画面が開くので 作成する ウィザードに従って 氏名などを入力。
左サイドバーから追加する項目を選択して 口座 や クレジットカード などを登録。
ログイン
RoboForm に登録されている ログイン情報は フォームがアクティブになると RoboForm のアイコンが表示される。
フォームに表示された RoboForm のアイコンをクリック。
登録情報が表示されるので 使用するログイン情報を選択すると フォームにログイン情報が反映され 自動的に ログインが実行される。
アプリのログイン
アプリの場合もフォームがアクティブになると RoboForm が表示される。
フォーム下に RoboForm に登録した アプリ名が表示されるので、クリックして使用するログイン情報を選択すると ログイン情報が反映され 自動的に ログインが実行される。
パスワードのインポート
RoboForm の インポートは RoboForm と サードパーティ製アプリ で操作が異なる。
RoboForm のデータ インポート
有料の RoboForm エブリウェアでは RoboForm のデータが オンラインサーバに暗号化されて保存されるため、同一アカウントを使用すれば 複数のデバイスでデータが同期されるが、無料の RoboForm は同期機能がないため 手動で同期が必要になる。
データのエクスポート / インポート は システムトレイの RoboForm アイコンをクリックして オプション を開き アカウントとデータ で行う。
データのエクスポートは 出力形式を CSV ファイルに設定。
インポートは 左サイドバー から CSV を選択して ファイルからインポート で エクスポートで 出力した CSV ファイルを指定。
他のパスワードマネージャー / ブラウザ からのインポート
RoboForm は ブラウザに保存されているパスワードのほか 主要な パスワードマネジャーからのインポートをサポートしている。
サポートしているパスワードマネージャー
インポートする場合は システムトレイの RoboForm アイコンから ツール の インポート を選択。
ブラウザからインポートする場合は「 インポート 」をクリック。
デバイスの削除
RoboForm では デバイスの盗難 や 紛失の際に 管理画面から デバイスを使用停止することができる。
システムトレイにある RoboForm のアイコンをクリックして ヘルプ から ロボフォームアカウントの管理 を選択するか ロボフォームアカウント管理 ページ にアクセス後 私の設定 から セッション を選択。
承認されたデバイス から削除するデバイスをチェックして「 選択項目の削除 」をクリック。
確認ダイアログが表示されるので「 はい 」で 選択したデバイスが削除される。
RoboForm の購入方法
RoboForm は 1つのライセンスで 使用可能なデバイスは無制限 になり デバイス間の自動同期も可能になる。
ライセンス は 自動更新ではないサブスクリプション形式 で「 1 年 」「 3 年 」「 5 年 」があるので 任意のライセンスを選択。
税込み価格が表示されるので 確認後「 チェックアウト 」。
支払い方法は クレジットカード か PayPal で 決済を実行。
決済が完了すると RoboForm の画面に戻るので 既存のロボフォームアカウントでログインします。 のリンクをクリック。
RoboForm のログイン情報を入力して「 ログイン 」。
購入したライセンスは「 ライセンス 」で 終了日を 確認できる。
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