Barrier のインストールと使い方

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マウス と キーボード を 複数の PC で共有できる オープンソースの無料 KVM ソフトウェア

Barrier は米国のソフトウェアコンサルタント Povilas Kanapickas 氏が開発している オープンソースの KVM ソフトウェアで、 複数のパソコン を 1組 のマウスとキーボード で 操作できる Synergy の オープンソース コアを利用した フォーク。

システム要件

バージョン 2. 4. 0 現在

OS:Windows 7/ 8/ 10/ 11 ( 64-bit のみ )

macOS や Linux については 公式の FAQ を参照。

使用する PC が 有線・無線 を問わず 全て LAN 接続されている環境。

ソフトの入手先

GitHub – Barrier ダウンロードページ

Barrier のインストール

Barrier のインストーラーにアドウェア や スパイウェアは含まれていない。

Barrier では 使用するマウスとキーボードが接続されている PC を サーバー 、サーバーのマウスとキーボードで操作する PC を クライアントとして設定が必要で、サーバー になるデバイスからセットアップする。

1 台の サーバーに 複数の クライアント を接続して動作するため、サーバー が起動していないと クライアント は 操作できず、サーバー で サーバー を操作することもできない。

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ダウンロードページから Latest のバージョンにある BarrierSetup-2.4.0-release.exe をクリックしてダウンロード。

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ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

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使用許諾書に問題がなければ I accept the agreement にチェックを入れて「 Next 」。

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インストール先にこだわりがなければ デフォルト設定で「 Next 」。

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デスクトップショートカットを作成する場合はチェックを入れて「 Next 」。

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インストールの準備が整ったので「 Install 」で実行。

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「 Finish 」でセットアップウィザードを閉じ Barrier を起動する。

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Barrier はローカライズされているので Language のリストから 日本語 を選択して「 Next 」。

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初めにサーバー から設定を行うので サーバー ( このコンピューターのキーボードとマウスを共有する ) にチェックを入れて「 Finish 」

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Barrier は Apple のデバイス接続プログラム Bonjour を利用して 自動接続が可能で、Bonjour が未インストールの環境では ダイアログが表示されるので「 Yes 」でインストール。

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ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「 はい 」で許可。

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Windows Defender が通信をブロックした場合は「 アクセスを許可する 」。

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Barrier  が起動したら サーバー に設定した PC から操作する すべてのコンピュータに Barrier を クライアント としてインストールする。

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サーバー と同じ要領で インストールして クライアント ( ほかのコンピューターのマウスとキーボードを使う ) を選択。

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Bonjour が サーバー を検出して 自動的に接続する。

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サーバー が クライアントを検出すると ダイアログが表示されるので、サーバー ( 中央 ) から見たクライアントの位置をクリック。

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サーバー と クライアントの接続が確立する。

自動接続に失敗する場合

Bonjour で クライアントがサーバを自動検出しない場合は サーバの IPアドレス を入力する。

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サーバの Barrier で IPアドレスを確認。

複数の IPアドレスが表示されている場合は 太字のアドレスを使用。

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クライアントの Barrier で 自動構成 のチェックを外して サーバーIP に サーバーの IPアドレスを入力。

カーソルが移動しない場合

サーバー と クライアントが接続できているのに サーバからクライアントにマウスカーソルが移動しない場合は SSL を無効にする。

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メニューバーの Barrier から ログを表示 を選択。

ログを確認して ERROR: ssl certificate doesn’t exist の記述があれば SSL の証明書に問題があるため、サーバ・クライアント双方の Barrier で SSL を無効にする。

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メニューバーの Barrier から 設定の変更 を選択。

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ネットワークSSL を使用 のチェックを外す。

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Barrier を「 停止 」後に「 開始 」。

起動時の設定

Barrier はデフォルトで自動起動が無効になっているので、常時使用する場合は 自動起動を有効にする。

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設定 を開き 一般起動時に Barrier を開始する を有効にする。

システムトレイに最小化起動時に隠す を有効にしても設定は反映されず、Barrier は バックグラウンドで起動・動作する。

特殊な配置

サーバーから上下左右 に移動するのではなく、クライアントからクライアントにカーソルを移動させる場合は サーバーで 配置を設定する。

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自動接続の場合は ダイアログの「 Advanced 」をクリック。

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配置を変更する場合は Barrier を開いて「 サーバーの構成設定 」を選択。

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ドラッグで配置を変更する。

Barrier の使い方

自動起動を有効にすると バックグラウンドで 動作するため 設定後の 操作は不要。

再設定などが必要な場合は プログラム一覧 から 起動する。

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Barrier で共有された マウス は マルチディスプレイ時のように PC 間を自由に行き来し、マウスカーソルが表示されている PC がアクティブになるので、キーボード入力する場合は マウスカーソルを移動させ 入力する PC をアクティブ にする。

クリップボードも共有される が Synergy と同じく 動作が不安定で、コピー&ペーストができる時と反応しない時がある。

クリップボードの共有は 有料の Stardock Multiplicity KVM が安定している。

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