CPRM Decrypter の特徴
- DVD のコピーガード CPRM を解除する無料のリッピングソフト
CPRMは DVDに採用されているコピーワンスの制御信号を持つ日本独自のコピーガード規格で、地デジ番組の録画データを DVD-Rへ書き出すには CPRMに対応しているドライブと CPRMに対応しているメディアが必要で、プレーヤーも CPRMをサポートしていないと再生できない。
開発元
- 開発者：taku 氏
CPRM Decrypter は 2012年以前に流通していたが、著作権法改正後はリッピングソフトの提供が摘発対象になったため、国内サイトからの入手は困難で、海外でも信頼できるダウンロードサイトでは提供されていない。
ダウンロード
- ダウンロード先の信頼性が低いため非掲載
DVDFab Passkey for DVD は CPRMの解除をサポートしているので、CPRM Decrypterの導入リスクを回避できる。
- DVDFab Passkeyについては DVDFab Passkey for DVD / Blu-ray のインストールと使い方 を参照。
違法性
日本の著作権法は「私的使用の複製」を認めているが、「技術的保護手段の回避」が禁止されているため、「電子的方法や磁気的方法」など、人が知覚できない方法で保護されたコンテンツの保護を解除する行為は、個人使用であっても認められておらず、CPRM Decrypterを使用してメディアの保護を解除すると著作権法違反になる。
ただし、著作権法は著作者の利益が不当に害される著作権侵害を除き、権利者（被害者）が告訴しないと起訴できない親告罪で、コピーガードを回避したリッピングやダウンロードは違法だが刑事罰はない。
- リッピングやキャプチャの違法性については 著作権法とリッピングやキャプチャの違法性 を参照。
システム要件
- バージョン 0.01 β（開発終了）
- OS：Windows XP 以降
Windows 10/ 11で動作確認済み。
CPRM Decrypter の使い方
CPRM Decrypterを起動したら DVDをセットしたドライブとファイルの出力先を指定。
テストでは Panasonic DMR-BRW 1060で 録画した番組をコピーした DVDを使用しているが、最新の TVキャプチャカードなどの機器で書き出したメディアは実行時にエラーが発生する場合がある。
c2dec の設定 はデフォルト設定から 音声制御情報【 C値 】を除去しない に変更するのが推奨設定。
音声制御情報【 C値 】を除去除去する にチェックが入っていてもコピーした DVDには PCA音源が使用されていないため差し支えはない。
設定が完了したら実行アイコンをクリック。
DOSプロンプトが起動してファイルの情報や進行状況が表示され、作業が終了したら 何かキーを押すと終了します と表示されるので、任意のキーを押して作業を完了する。
出力先に保存されたフォルダ内にある VR MOVIE の拡張子を .VRO から .mpg に変更。
拡張子を変更しなくても VLC など .VRO をサポートしているメディアプレーヤーを使用すると再生できる。
ファイル名に.VRO の拡張子が見えない場合は コントロールパネル から フォルダオプション を開き、表示 タブの 登録されている拡張子は表示しない のチェックを外すと表示される。
再生テストをして完了。
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