GlassWire for Windows の特徴
- グラフィカルなネットワークセキュリティアプリ
- 通信を行っているプログラムやトラフィックを監視
- 異常な通信の検知や指定した通信をブロックできる
- Android版は GlassWire for Android のインストールと使い方 を参照。
GlassWire for Windows の開発元
- 開発元:SecureMix LLC
- 開発元の拠点:米国
GlassWire for Windows のダウンロード
バージョン 3.2 からフル機能が利用できる試用期間は廃止されたが、バージョン 3.3 ではファイヤウォールなど従来の有料機能が制限付きで利用可能になった。
プランの比較
Free | Premium | |
トラフィック監視 | 可 | 可 |
不審なホストの監視 | 可 | 可 |
異常検出 | 可 | 可 |
履歴 | 24時間 | 無制限 |
ファイアウォール | 2アプリまで | 無制限 |
システムファイルモニター | 不可 | 可 |
ARPなりすまし検知 | 不可 | 可 |
リモートデスクトップ検知 | 不可 | 可 |
フィッシングWi-Fi検知 | 不可 | 可 |
無料版では基本的な通信のモニタリングが利用でき、アップグレードするとネットワークのセキュリティを強化できる。
システム要件
バージョン 3.3 現在
OS:Windows 7/ 8/ 10/ 11
GlassWire のインストール
公式サイト の「DOWNLOAD GLASSWIRE」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」で許可。
セットアップウィザードが開始するので「Next」。
使用許諾書に問題なければ I accept the terms of the Licence Agreement をチェックして「Next」。
初回インストール時はデフォルト設定で「Next」。
スタートメニューへの追加もデフォルトのまま「Next」。
インストール先にこだわりがなければデフォルト設定で「Install」。
「Finish」でインストール完了。
モードは Full Features を選択して「Start GlassWire」。
GlassWire の設定
左上にある GlassWire のメニューリスト から Language の 日本語 を選択すると、ダイアログが表示されるので「OK」で GlassWireが再起動して日本語表示 になる。
VirusTotalとの連携
GlassWireから VirusTotal のスキャンを使用するため、VirusTotal コミュニティ でアカウントを作成するか、Google・Facebook・Github・Microsoftアカウントと連携して API key を取得する。
サインインページ からサインインしたら右上のアカウントメニューから API key を選択し、表示されたら API Key をコピー。
GlassWire のメニューから 設定 を選択し、左サイドパネルの VirusTotal を開いて「Add VirusTotal API Key」にコピーした API Key をペースト。
VirusTotal による手動ファイル分析を有効にする。 にチェックを入れ、アプリを自動的に Virus Total で分析する場合は VirusTotal でネットワークアクティビティを使い、全てのアプリを自動的に分析する。 を有効にする。
- VirusTotalについては VirusTotal の概要と使い方 を参照。
ファイルエクスプローラが不安定になった場合
GlassWire の設定で 監視している項目の デスクトップ通知 をオフにし、隠しフォルダを表示している場合は非表示へ変更する。
GlassWire の使い方
GlassWire は Windows起動時に自動起動してモニタリングを開始するので、通信に異常がない限り 操作は不要で、モニター状況は グラフ・使用状況・Security・アラート・モノ で確認・操作する。
グラフ
グラフ は過去から現在までの通信状況を視覚的に確認でき、デフォルトは 全て の通信状況がリアルタイムにグラフ化される。
- 全て
全て の通信状況を表示。 - アプリ
選択したアプリケーションの通信状況を表示。 - トラフィック
選択したトラフィックの通信状況を表示。 - 発行元
通信を行っているプログラムの開発元を指定してトラフィックの通信状況を表示。
グラフのトラフィックをクリックするとグラフが一時停止し、 クリックした箇所で通信を行っていたアプリと接続先のホストを確認できる。
使用状況
指定した期間(デフォルトでは「日」) に通信を行ったアプリ・接続先のホスト・トラフィックの種類 が確認でき、期間は右上のリストで 日・週・月・カスタム から選択。
- 全て
全て の通信状況を表示。 - アプリ
選択したアプリケーションの通信状況を表示。 - トラフィック
選択したトラフィックの通信状況を表示。 - 発行元
通信を行っているプログラムの開発元を指定してトラフィックの通信状況を表示。
Security
GlassWireのファイアウォールは、Windowsのファイアウォールと連携し、通信しているアプリを 1クリックで ブロックできる。
サードパーティ製のセキュリティソフトが実装しているファイアウォール では利用不可。
GW Score(GlassWire Score)は GlassWire ユーザー全体の使用率を表示している。
GW Score はアプリの人気度を測る数値なので、指数とアプリの安全性に直接的な関連はない。
疑わしいアプリは VirusTotal の箇所にマウスオーバーで表示される 分析 をクリックすると、シームレスにVirusTotal でスキャンが実行され、 VirusTotal の 項目にスキャンが表示される。
アラート
設定 の セキュリティ で有効にしたイベントが検出されると アラート に表示される。
モノ(Things)
モノ(Things)は有効になっているネットワークデバイスとデバイスの IPアドレス・ MACアドレス を確認でき、スキャン するとモデム・NAS・ネットワークプリンタ・スマホなど、ネットワーク上のデバイスが検出される。
GlassWire の購入方法
GlassWire のプレミアムプランは アカウントを作成後に管理画面から購入する。
アカウントの作成
新規アカウントは アカウント作成ページ から登録する。
アカウントデータを保存先を米国・EU から選択。
氏名・メールアドレス・パスワード・国 など必須項目を入力し、使用許諾書・プライバシーポリシーに問題なければ I accept the Terms & Conditions/ I accept the Privacy Policies にチェックを入れて「Submit」。
サブスクリプションの購入
アカウントを作成したら Management Console から管理画面にログインして サブスクリプションを購入する。
GlassWire のメニューから Management Console を選択して ログイン。
左サイドバーの Plan から 購入するプランを選択して決済する。
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