Lhazのインストールと使い方

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Lhazはファイルの圧縮解凍を行うユーティリティソフトで、インターネット黎明期からあるフリーソフトの先駆け的な「Lhasa」系のアプリ。
バージョン2.5.0以前のインストーラーに脆弱性が発見され、現在は脆弱性が修正されたバージョン2.5.1がリリースされているので、旧バージョンを使用している場合は最新バージョンへのアップデートするようアナウンスされている。

WindowsXP以降はzipファイルの圧縮・解凍機能が標準搭載されたため、Lhazのような圧縮解凍ソフトの使用頻度は高くないものの、zipファイル以外のアーカイブファイルに対応するためには必須のユーティリティソフト。

「Lhaz」はzipやlzhを始め、rar・tar・gz・tgz・7z・cabなどのサポートしており、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)やドラッグ・アンド・ドロップで簡単に圧縮や解凍が可能。

システム要件

バージョン2.5.1現在

OS:WindowsXP 以降

※ Visual Studio 2017   Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ

ソフトの入手先

Lhaz  公式ダウンロードページlink

開発元の「ちとらソフト」の現在のHPアドレスは「https://chitora.com/」になっており、「http://www.chitora.jp」 は「JS/Redirector.NDS」という悪意のあるサイトへ転送させるマルウェアに感染している可能性があるため、アクセスしないよう要注意



Lhazのインストール

アドウェアやサードパーティソフトのバンドルはなく、セットアップウィザードもないので、インストールは至ってシンプル。

「スタート」→「設定」→「アプリと機能」の中に「Microsoft Visual C++ 2017 Redistributable」がインストールされているか確認。
32ビット環境なら(x86)、64ビット環境なら(x64)がインストールされていればOK。

「Microsoft Visual C++ 2017」がインストールされていない場合は、使用環境に応じて、ダウンロードページにある「Visual Studio 2017のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」のリンクをクリックしてインストーラーをダウンロード。

Microsoft Visual C++のインストーラーを起動し、ライセンス条項に問題なければ「同意する」にチェックを入れて「インストール」をクリックすると、後は自動的にプログラムがインストールされる。

「Microsoft Visual C++2017」がPCにインストールされたら、Lhazの公式ダウンロードページから使用している環境に合わせて「Lhazのダウンロード(32ビット版)」または「Lhaz64ビット版のダウンロード」をクリック。

共有されたGoogleドライブが開くので「ダウンロード」をクリックしてインストーラーをダウンロードする。

インストーラーを起動して「発行元:不明」のユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」で許可。

設定画面が開くので、Lhazで解凍するアーカイブファイルを「関連付け」で選択。
すべてのアーカイブファイルを関連付ける場合は「全部」をクリック。
関連付けを行うとダブルクリックでアーカイブファイルをLhazで解凍可能になる。

その他、必要に応じて各項目のチェックを入れ、「OK」をクリックインストールが完了する。

使用方法

Lhazが行うのは、ファイルやフォルダの圧縮、圧縮されているアーカイブファイルの解凍。
Windowsの標準機能でzipファイルへの圧縮・解凍ができるため、最も汎用性のあるアーカイブファイルはzip形式。以前はlzh形式のアーカイブファイルも使用されていたが、最近はめっきり見なくなった。

処理そのものがシンプルなので、デフォルト設定のままでもストレスなく使えるが、処理を固定させることで、解凍時などはLhazの存在すら意識せずに使用できるようになる。

Lhazを起動して「ツール」から「オプション」を選択。

解凍先のフォルダを任意で指定すると、アーカイブファイルの保存場所に関係なく、解凍したコンテンツは全て指定したフォルダに保存される。
「参照」から任意のフォルダを指定すると解凍先フォルダとして追加される。

「フォルダ自動生成」は解凍するアーカイブファイルと同一名称のフォルダを生成し、生成したフォルダ内にファイルを展開していくもの。
この項目にチェックを入れないと、指定した場所にアーカイブファイルに格納されているフォルダやファイルがそのまま展開されるため、チェックを入れておく、

「ファイルの関連付け」がされた状態で、「解凍先を開く」「解凍後に終了」にチェックを入れ、「一発解凍」の「このフォルダに解凍」もしくは「指定した場所に解凍」にチェックを入れることで、Lhazは処理をすると結果を表示して消えていくステルスモードになる。

「圧縮」の場合は任意の場所に圧縮したアーカイブファイルを保存することができず、基本は「このフォルダに圧縮」になり、圧縮する元のファイルやフォルダと同じ場所に指定した形式でアーカイブファイルが保存される。

ただ、デフォルト設定では圧縮が「lzh」形式になっているため、必要に応じて「圧縮形式詳細設定」で変更する。

「標準の圧縮形式」のリストから任意のアーカイブ形式を指定して「OK」をクリック。

圧縮形式については圧縮率の高い7zipもサポートしているが、ビジネスで使用する場合は、汎用性の高いzip形式を推奨。

常に暗号化する場合は「暗号化zip圧縮」を選択すればよいのだが、ケースバイケースで暗号化と非暗号化を使い分ける場合は、「一発圧縮」を「ポップアップ」にすることで、圧縮形式が選択可能になる。

アーカイブファイルをLhazに関連付けしないと、ダブルクリックでファイルを解凍することができず、その都度ファイルを選択してからコンテキストメニュー(右クリックメニュー)からの操作が必要になるため、処理を簡素化したい場合は関連付けは必須。

関連付けされていない圧縮形式はグレーで表示され、拡張子のボタンをクリックすることで関連付けと解除の切り替えができる。

「コンテキストメニューにLhazで閲覧を追加」に関しては、「ビューワ」タブの設定で指定したアプリで解凍前のアーカイブファイルの内容を確認できる機能だが、Ilfan Viewなどを登録してもファイルを開く際にエラーが発生することが多いので、あまり実用性はない。

解凍

アーカイブファイルをLhazに関連付けしていると、独自のアイコンで表示されるため、アーカイブファイルの視認性が高くなり分かりやすい。

関連付けされたファイル形式は上図のようなアイコンに変わり、「一発解凍」の設定で「このフォルダに解凍」もしくは「指定した場所に解凍」を指定していると、ダブルクリックするだけでファイルが解凍できる。

「一発解凍」で「ポップアップ」を選択している場合は、解凍するアーカイブファイル選択し、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)を開いて「Lhazで解凍」もしくは「送る」にLhazを登録している場合は「送る」から「Lhaz」を選択。

更にメニューが表示されるので、「フォルダの自動生成」や「解凍先を開く」など任意にチェック入れ、「このフォルダに解凍」などの解凍先を指定する。

圧縮

圧縮については「オプション」の「圧縮」タブで「コンテキストメニューにLhaz圧縮を追加」にチェックを入れておくと便利。

圧縮するフォルダやファイルを選択し、コンテキストメニューから「Lhazで圧縮」を選択。

ファイルとフォルダが混在した複数選択した状態からの圧縮も可能。

「一発圧縮」設定で「このフィルダに圧縮」を選択している場合は、設定された圧縮形式で処理が実行される。

「一発圧縮」設定を「ポップアップ」にしている場合は、「Lhazで圧縮」を選択後にメニューが表示されるので、保存先や圧縮形式の選択が可能。





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