Outlook for Windows の設定と使い方

Outlook for Windows icon

Outlook for Windows の特徴

  • Windows標準のメールクライアント
  • Windows メールと予定表の後継アプリ
  • Outlook.com、Hotmail.com、Live.comのほか、Gmailや iCloudメールをサポート

Outlook for Windowsでは Gmailや iCloudメールなどサードパーティアカウントのメールには受信トレイに広告が挿入され、Windowsメールのように複数アカウントのメッセージを受信トレイで一括して確認することもできなくなったほか、ローカルIMAPが未サポートになっているなど、Microsoftメール以外の利用環境では機能が改悪されているので、複数アカウント使用時は Windowsメール の継続利用を推奨。

現在は POPメールも未サポートだが、将来的にサポートされる予定。
yahoo.co.jp のメールは米国の yahoo.comのログイン画面が強制的に開くため設定不可。

開発元

  • 開発元:Microsoft
  • 開発元の拠点:米国

ダウンロード

Windows 11 22H2以降のバージョンでは Windows Updateで自動的にインストールされるが、インストールされていない場合は Microsoftストアからインストールする。

システム要件

  • バージョン:1.2023.1214
  • OS:Windows 10/ 11(64-bit)

インストール

Outlook for Windows 001

自動的にインストールされていない場合は Microsoftストア から「インストール」。

Outlook for Windows 002

Microsoftストアアプリが開いたら「インストール」。

Outlook for Windows 003

インストールが完了したら「開く」。

Microsoftメールの登録

Outlook for Windows 004

Outlook for Windows 005

おすすめのアカウント で使用するメールアドレスを選択するか直接入力して「続行」。

Outlook for Windows 006

パスワードを入力して「サインイン」。

Outlook for Windows 007

Windows Hello で設定しているサインイン方法で認証。

Outlook for Windows 008

データ収集に関する案内を確認して「次へ」。

Outlook for Windows 009

データ送信のオプションを選択して「承諾」。

Outlook for Windows 010

コンテンツの分析とデータ収集に関する案内を確認して「続行」。

Outlook for Windows 024

Outlook for Windows が開いて設定完了。

Microsoftメール使用時はウェブアプリで設定しているテーマが Outlook for Windowsに反映される。

Gmailの登録

Outlook for Windows 004

Outlook for Windows 005

おすすめのアカウント に使用するメールアドレスを入力して「続行」。

Outlook for Windows 013

Outlook for Windows 005

「続行」で Googleアカウントにログインしてアクセスを許可。

Outlook for Windows 014

アクセスを許可するとダイアログが表示されるので「開く」。

Outlook for Windows 008

データ収集やコンテンツの分析に関する案内の確認や送信オプションを選択。

Outlook for Windows 021

Outlook for Windows 022

デスクトップのテーマに合わせる場合は「設定の適用」。

Outlook for Windows 025

サードパーティアカウントのメールには広告が挿入される。

Outlook for Windows 030
Outlook for Windowsから送信されたメッセージは outlook.comのサーバから Gmailの送信サーバを経由して送信先に届くため、Microsoftはメッセージの内容を把握できる状態にある。

iCloudメールの登録

Outlook for Windows 004

Outlook for Windows 005

おすすめのアカウント に使用するメールアドレスを入力して「続行」

Outlook for Windows 016

Outlook for Windows 005

同期の案内を確認して「続行」。

Outlook for Windows 017

Outlook for Windows 005

アプリ固有のパスワードを作成 で「続行」をクリックし、Apple ID の管理画面 にアクセス。

Outlook for Windows 019

アプリ用のパスワードでパスワードを生成し、作成したパスワードをコピー。

Outlook for Windows 020

Outlook for Windows 005

コピーしたパスワードを Outlook for Windows に登録して「続行」。

Outlook for Windows 008

データ収集やコンテンツの分析に関する案内の確認や送信オプションを選択。

Outlook for Windows 021

Outlook for Windows 022

デスクトップのテーマに合わせる場合は「設定の適用」。

Outlook for Windows 023

サードパーティアカウントのメールには広告が挿入される。

その他 IMAPメールの登録

Outlook for Windows 004

Outlook for Windows 005

おすすめのアカウント に使用するメールアドレスを入力して「続行」

Murena Mail などは登録すればメッセージを送受信できるが、Xserverで運用している独自ドメインのメールは登録してもメッセージを送受信できず、Proton Bridgeなどローカル IMAPを使用しているサービスも未サポートのため使用不可。

Outlook for Windows 031

Outlook for Windows 005

表示数を増やす を有効にし、プロバイダから提供されている情報を元に セキュアタイプ接続 を選択後、サーバ・ポート番号・ユーザー名(アカウント)・パスワードを入力して「続行」。

セキュア接続タイプ を変更すると入力した情報がリセットされる。

Outlook for Windows 029

Outlook for Windows 005

同期の案内を確認して「続行」。

Outlook for Windows 008

データ収集やコンテンツの分析に関する案内の確認や送信オプションを選択。

Outlook for Windows 021

Outlook for Windows 022

デスクトップのテーマに合わせる場合は「設定の適用」。

Outlook for Windows 032

サードパーティアカウントのメールには広告が挿入される。

メールアカウントの追加と削除

Outlook for Windows 033

Outlook for Windows 034

Outlook for Windows 035

メールアカウントの追加は 設定 から アカウントの追加 を開いて登録。

Outlook for Windows 033

Outlook for Windows 039

Outlook for Windows 037

登録したアカウントの削除は 設定 から削除するアカウントの「管理」を開いて「削除」。

プライバシー設定

Outlook for Windows 033

Outlook for Windows 040

Outlook for Windows 041

Outlook for Windows 042

アカウント登録時に「次へ」や「続行」で表示内容の確認のみできるデータ収集と分析に関するプライバシー設定は、設定 の左サイドパネルから 全般 の プライバシーとデータ を選択して「プライバシー設定」から無効にできる。

メールの設定

Outlook for Windows 033

Outlook for Windows 043[10]

Outlook for Windows 043[9]

署名はアカウント別に設定されているので、設定 から アカウント の 署名  で編集。

Outlook for Windows 043[11]

デフォルトのメッセージ形式や使用フォントなどは 設定メール で編集。

Outlook for Windows の使い方

Outlook for Windows 043[1]

左サイドパネルで メール・カレンダー・連絡先の切替えができ、ToDoリスト・Word・Excel・Powerpoint・OneDriveはウェブアプリがブラウザで開く。

Outlook for Windows 043[2]

お気に入り にはデフォルトで プライマリアカウント に設定されているメールアカウントの受信トレイ・送信済みアイテム・下書き・削除済みアイテムが表示されており、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から追加と削除ができる。

プライマリアカウントは 設定アカウント の「管理」で変更できる。
Outlook for Windows 043[3]
お気に入り の下に追加したメールアカウントが表示される。
アカウントのメッセージは Windowsメールのように受信トレイで一括できなくなったので、各アカウントの受信トレイを「お気に入り」に追加して Thunderbirdの「統合フォルダ」のようにするなどの工夫が必要。
Outlook for Windows 043[4]
Outlook for Windows 043[5]
新規メールの作成 は ホーム の「新規メール」で開き、差出人 で送信元のアカウントを選択する。
Outlook for Windows 043[6]
生成 AIを実装しているので受信メッセージを開くと文末に返信の候補が表示され、クリックすると返信の作成画面が開く。
候補が表示されるのは outlook.jp などの Microsoftメールのみ。
作成した文章を生成 AIが簡潔にまとめる機能はプレミアム版にアップグレードが必要で、無料版では誤記入のチェックのみ可能だが、現在 日本語は未サポート。
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