Agent Ransack Lite の特徴
- ローカルドライブやネットワークドライブの無料ファイル検索ツール
- AND、OR、NOT などのブール演算子を使用して検索が可能
- マルチスレッドをサポートした高速な検索アルゴリズムを採用
Agent Ransack と FileLocator は同じ製品で、無料で利用できる Liteバージョンと機能が強化されている有料の Proバージョンがある。
開発元
- 開発元:Mythicsoft Ltd
- 開発元の拠点:英国
ダウンロード
システム要件
- バージョン:2022 - Build 3435
- OS:Windows 7/ 8.x/ 10/ 11
- ストレージ:150MB以上の空き
インストール
公式サイト から「Download」をクリックしてインストーラーをダウンロード。
ダウンロードしたインストーラーを起動し、セットアップウィザードが開いたら「Next」。
使用許諾書に問題なければ I accept the terms in the Licence Agreement をチェックして「Next」。
インストール先を確認して「Next」。
「Install」でインストールを実行。
ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら「はい」で許可。
Run Agent Ransack when setup exits. をチェックして「Finish」。
使用言語を選択して「OK」。
無料版を利用する場合は Lite(Free) を選択して「OK」。
Agent Ransack Lite の使い方
Agent Ransackは Windowsシェルに統合されているので、ドライブやフォルダなど検索する対象のコンテキストメニュー(Win11は Shift + 右クリック )から Agent Ransack を選択。
Windows 11 Classic Context Menu を使用するとWindows 11のコンテキストメニューをクラシックスタイルに変更できる。
Agent Ransackが開いたら ファイル名 に検索するキーワードを入力し、検索場所を追加する場合は 複数フォルダーの参照 から指定して「開始」で検索。
デフォルトで サブフォルダの検索も有効になっているので、不要ならチェックを外す。
- ファイル名
検索するファイル名やファイルの拡張子を指定。
拡張子を指定する際はワイルドカードを使用する。 - 検索テキスト
検索するファイルを絞り込む際にキーワードを入力。
ブール検索が可能。
ワイルドカードについては ファイル名 の「?」、ブール検索については 検索テキスト の「?」を参照。
オプション タブでは ファイル名 と 検索テキスト に適用する式の種類を変更できる。
Agent Ransackのインターフェイスは 2タイプあり、デフォルトは エキスパート になっている。
- ベーシック
「ファイル名」と「検索テキスト」を使用して検索。 - エキスパート
ベーシックの検索条件にサイズや日時の追加が可能。
検索結果は下ペインに ファイル名・場所・サイズ などが表示され、ダブルクリックで直接ファイルを開くことも、コンテキストメニューからファイルの場所を開くこともできる。
高度な検索
ファイルサイズを検索条件に追加する場合は、「以上」「以下」のアイコンをクリックしてから数値を入力。
日時は「より後」「より前」を選択し、カレンダーをクリックして日時を選択。
検索条件の保存
設定した検索条件は Ctrl + s かツールアイコンの「保存」から .srf ファイルとして保存でき、保存したファイルを開くと条件設定された状態で Agent Ransackが開く。
備考
日本語をサポートしており詳細な条件設定で検索を実行できるが、UIのデザインが古く、条件設定の配置も癖があるので、検索演算子を使える上級ユーザー向けの製品。
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