Avast Free AntiVirus のインストールと使い方

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パスワードマネージャー機能も実装した 人気の無料セキュリティソフト

Avast Free AntiVirus は、チェコ共和国のセキュリティベンダー「 AVAST 」が開発しているセキュリティソフトで、無料版でも「 リアルタイムプロテクション 」「 Wi-Fiのセキュリティスキャン 」「 パスワードマネージャー 」など他のセキュリティソフトでは有料版で提供されている機能で利用できる。

検出率や偽陽性率(誤検出率)についても有料の アンチウイルスソフト に引けを取らない数値になっており、無料セキュリティソフトでは数少ない日本語をサポートしているアプリケーションのため国内でも人気がある。

ただ、 Avast Free AntiVirus には 存在するセキュリティリスクを針小棒大に表示するローグウェア (ユーザーの不安を煽って製品を購入させるマルウェア)のような一面があり、有料の avast Premium Security にアップデートしても使用できない別アプリの機能がメニューに存在していたりと、他のセキュリティソフトに比べ商売根性がたくましいソフトだったりする。

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更に質が悪いのは「 Avast Driver Update 」を使用すると、偽警告を表示するローグウェア「 SlimCleaner Plus 」で利用されているレジストリやドライバーが追加され、 Avast Free AntiVirus のリアルタイム保護が有効の状態だと AdwCleaner が強制終了するようになる。

直接的な危険性はないものの、AdwCleaner では PUP (不審なプログラム)として検出されるため、パフォーマンス系の機能は使用しないほうが無難かも。

システム要件

バージョン 19.8.2393 現在

OS:Windows 7 / 8  / 8.1 / 10( 32bit & 64bit )
RAM:1 GB 以上
HDD:2 GB 以上の空きスペース

ソフトの入手先

アバスト 公式サイト ダウンロードページlink



Avast Free AntiVirus のインストール

セットアップはシンプルだが、デフォルト設定だとでAvast が開発しているブラウザ「 アバスト セキュリティ ブラウザ 」同時インストールされるため要注意。

セキュリティアプリは混在させると不具合が生じるため、Windows Defender 以外のセキュリティアプリはアンインストールしておく。

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アバストのダウンロードサイトから「 無料ダウンロード 」をクリック。

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ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御が表示されたら「 はい 」で許可。

プログラムのダウンロードが開始。

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デフォルトでAvast が開発しているブラウザ「 アバスト セキュリティ ブラウザ 」同時インストールされるため、不要であれば「 はい、アバスト セキュリティブラウザをインストールします 」のチェックを外しておく。

「 使用許諾条項 」のリンクをクリックして内容を確認したら「 カスタマイズ 」をクリック。

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インストール先を変更する場合は「 どこにアバストをインストールしますっか? 」の項目で指定。
特にこだわりがなければデフォルトでのままでOK。

インストールするコンポーネントは「 おすすめのセキュリティ 」は全機能のインストール、「 最小構成 」だとウイルス対策機能のみのインストールになる。

アバスト セキュリティ ブラウザ をインストールしないのであれば「 セキュリティブラウザ拡張機能 」「 セーフプライスブラウザー拡張機能 」は不要。

「 Cleanup 」をインストールするとスキャンは可能になるが、問題を解決するためには「 クリーンアップ プレミアム 」というアバストの有料アプリが必要になるので、チェックを外しても問題ない。

その他のコンポーネントはリアルタイムプロテクションとスマートスキャン、パスワードマネージャーで使用する機能なので チェックを入れたまま「 インストール 」をクリック。

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インストールの進捗は「 通知 」で表示される。

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インストールが完了するとウィザードか展開するので「 開始 」。

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匿名による情報収集の項目で、データを提供したくない場合は「 いいえ、結構です 」を選択。

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「 初回スキャンを実行 」をクリックするとスマートスキャンが開始する。
スキャンを実行したくない場合は「 X 」でウインドウを閉じる。

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スマートスキャンは「 ブラウザの脅威 」「 古くなったアプリ 」「 ウイルス&マルウェア 」「 高度な問題 」の4項目ある。

「 ブラウザの脅威 」では脆弱性のある拡張機能(プラグイン)が検出されるので必要に応じて「 削除 」もしくは「 スキップ 」。

「 古くなったアプリ 」では更新可能なアプリが検出されるので、任意のアプリを更新するか「 今はスキップ 」を選択。

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マルウェアが検出された場合は駆除を実行。

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「 高度な問題 」では「 プライマリフォルダの脆弱 」「 ファイヤーウォール 」「 偽サイトに対する脆弱性 」と一般的な設定のPCだと必ず検出される項目が表示され、「 全て解決 」をクリックすると有料製品の購入画面に移行する。

高度な問題と言われると「 危険な問題 」といったニュアンスを受けてしまうが、いずれも「 潜在的なリスクがある 」という程度。
もちろんリスクは回避したほうが良いので、気になるようなら有料版へアップグレードしておく。

avast-free-antivirus-048「 完了 」をクリックするとスマートスキャンが終了して Avast Free AntiVirus が有効になる。

デフォルトで「 1ヶ月に1度のスマートスキャン実施を予定する 」にチェックが入っているので、不要であればチェックを外しておく。

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位置情報については「 セキュアライン VPN 」というアバストの有料アプリ購入を促すものなので「 無視 」をクリック。

Avast Free AntiVirus の使い方

ウイルス対策はリアルタイムプロテクションが有効になっているので、常駐してバックグラウンドで動作するため、特に必要な操作はない。

リアルタイムプロテクション

PCで実行されているアプリケーションや追加されたファイル、ウェブサイトからのダウンロード、メールの添付ファイルなどをリアルタイムで監視する機能。

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リアルタイムプロテクションの設定は左ナビゲートメニューの「 プロテクション 」から「 メインシールド 」を選択。

「 ファイルシールド 」「 挙動監視シールド 」「 ウェブシールド 」「 メールシールド 」はいずれも有効にしておく。

ウイルススキャン

ウィルススキャンにはインストール時に実行したスマートスキャンのほか、「 フルウイルススキャン 」「 部分スキャン 」「 ブートタイムスキャン 」「 カスタムスキャン 」があり、マルウェア・疑わしいファイル(suspicious)・怪しいプログラム(PUP)を検出する。

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各ウィルススキャンは左ナビゲートメニューの「 プロテクション 」から「 ウィルススキャン 」を選択。
各スキャンの詳細については表記の通り。

Avast Free AntiVirus のインストール時にスマートスキャンは実行しているが、インストール後は「 フルウイルススキャン 」と「 ブートタイムスキャン 」の実行を推奨。

Wi-Fi の検査

ネットワークに属しているデバイスを検査して脆弱性を検出する機能。

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Wi-Fi検査は左ナビゲートメニューの「 プロテクション 」から「 Wi-Fi検査 」を選択。

ネットワークの種類を「 ホーム 」「 公開 」から選択するとスキャンが開始し、パスワードなどのを検査する。

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パスワード未設定や危険なパスワードのようなセキュリティに問題があるデバイスが検出される。

ウイルス チェスト

ウイルスチェストでは Avast Free AntiVirus が検出して隔離されているマルウェアなどの脅威を確認、追加できる。

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ウイルスチェストは左ナビゲートメニューの「 プロテクション 」から「 ウイルスチェスト 」を選択。

パスワード

Avast Free AntiVirus にはパスワードマネージャーが実装されており、パスワードの脆弱性やマスターパスワードでの保護が可能で、アバストアカウントを作成することで他のデバイスとの同期も可能。

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アバストのパスワードマネージャーを利用する場合は、左ナビゲートメニューの「 プライバシー 」から「 パスワード 」を選択して「 始める 」をクリック。

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ChromeとFirefoxで「 有効化 」のボタンを任意でクリック。
有効化しない時はスキップ。

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アバスト パスワードのオープニング画面をスキップした場合は、アバスト パスワードの右上にある「 設定 」をクリック。

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ブラウザの拡張機能は「 ブラウザー組み込み機能 」、ブラウザからパスワードをインポートする場合は「 データをインポート/ エクスポート 」のメニューから実行できる。

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拡張機能を有効にするか、「 設定 」の「 拡張機能を追加 」をクリックすると、Chromeの場合は「 機能拡張 」、Firefoxは「 アドオン 」のページが開くので、それぞれブラウザにインストール。

初期設定の場合はセットアップが完了すると Avast Passwords がブラウザに保存されているパスワードの取り込みを行う。

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拡張機能(プラグイン)を有効にしたブラウザで新規にログイン情報を入力するとアバスト パスワードが登録するか訊いてくる。

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ログイン情報を登録したサイトで、拡張機能(プラグイン)に表示されているアバスト パスワードのアイコンをクリックすると、自動入力などの設定が可能。

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アバスト パスワードに登録したサイトではログイン情報の入力フォームに鍵のアイコンが表示されるようになり、「 自動入力 」が有効だとブラウザにパスワードを保存している時と同様に自動入力される。

ただ、デフォルトの状態では第三者がパソコンを操作できる状況であれば、登録しているサイトへログインできるだけでなく、アバスト パスワードの設定から簡単のログイン情報をエクスポートできてしまうので、セキュリティ的にはブラウザにパスワードを保存している状態と全く同じため、「 マスターパスワード 」の設定を推奨。

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マスターパスワードは「 アバスト パスワード 」の「 設定 」から「 セキュリティ 」を選択して「 マスターパスワードを作成 」をクリック。

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ユーザーがマスターパスワードを失念してしまうと、マスターパスワードの再設定などはできず、 Avast Free AntiVirus をアンインストールしてから再インストールし、マスターパスワードを解除して登録データを消去することになるので、忘れないよう必ず控えをとっておく。

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マスターパスワードを設定すると「 アバスト パスワード 」がロックされていると、拡張機能で自動入力が有効になっていても、マスターパスワードの入力が必須になる。

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複数のデバイスで「 アバスト パスワード 」を同期させるには「 設定 」の「 同期とバックアップ 」で「 オンにする 」をクリックし、アカウントを作成してログイン。

「 アバスト パスワード 」を使用するデバイスにも Avast Free AntiVirus をインストールして同じアカウントで「 アバスト パスワード 」の「 同期とバックアップ 」を有効にすると登録したログイン情報が同期される。

設定

「 設定 」は基本的にデフォルトで問題ないが、情報送信やデフォルトで有効になっているメールへの署名などは見直しを推奨。

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Avast Free AntiVirus のホーム画面にある「 メニュー 」から「 設定 」を選択。

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インストール時に設定があった「 匿名のデータ送信 」に関連した設定は、左ナビゲートメニューの「 一般 」から「 個人のプライバシー 」を選択。

第三者とのデータ共有などの設定を見直しておく。

ただし、チェックを外しても「 第三者とのデータ共有 」がオプトアウトされるだけで、データ送信そのものが停止するわけではない。

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続いて「 一般 」の「 トラブルシューティング 」を選択して、最下部にある「 古い設定を開く 」をクリック。

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「 一般 」の最下部にある「 プライバシー 」には「 個人のプライバシー 」で無効にできない「 コミュニティに参加する 」があるので、不要であればチェックを外しておく。

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「 一般 」の「 アバストEメール署名を有効にする 」は Thunderbird などのメーラーを使用してメールを送信した場合、送信メールの最下部にアバストの署名が挿入される。

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「 アバスト使っているんだ。。 」とメールの受信者が分かる程度で実害はないものの、あまりスマートではないのでチェックは外しておいたほうが良いかも。

 





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