GTranslate WordPress の設定と使い方

GTranslate 3.0.7 icon

GTranslate WordPressは無料で利用できる Wordpresの翻訳プラグイン。

GTranslate WordPress の特徴

  • インストールするだけでウェブサイトを多国語化
  • Googleの翻訳機能を使用
  • 有料版では言語別のサブドメインやサブディレクトリをサポート

開発元

  • 開発元: GTranslate Inc
  • 開発元の拠点:アルメニア

システム要件

  • バージョン:3.0.7
  • WordPress:バージョン 2.8.1 以降
  • テストされた最新バージョン:WordPress 6.5.2

プラン比較

無料版 有料版
翻訳エンジン Googleの統計的機械翻訳 Googleのニューラル翻訳
サブドメイン/ サブディレクトリ

無料版では表示されたページを翻訳するが、有料版は翻訳したページを GTranslateのサーバにホストして配信される。

プラグインページ

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インストールと設定

GTranslate 3.0.7 001

GTranslate 3.0.7 002

WordPressの管理画面にある プラグイン から 新規追加GTranslate を検索し、Translate WordPress with GTranslate をインストールする。

GTrancelate-002

インストールしたプラグインを有効 にして、管理ページの左サイドバーにある 設定 から GTrancerate を選択。

GTrancelate-003

ウィジェット表示 で言語選択ウィジェットのスタイルを選択。

選択したスタイルは 右上の ウィジェットプレビュー で確認できる。

GTranslate-3.0.2-011

ウィジェットのカラーは 色の設定 で編集。

GTranslate-3.0.2-013

ウィジェットの表示位置や動作を設定。

  • Native language names
    言語選択ウィジェットが 各国の文字で表示される。
  • ブラウザの言語へ自動的に切り替える
    有効にするとブラウザで設定されてる優先言語に自動翻訳される。
  • Enable CDN
    有効にすると CDN が有効になり トラフィックの負荷が低減される。
  • メニューに表示
    ヘッダー・フッター などのメニューに ウィジェットを表示。
  • フローティング言語セレクタの表示
    言語選択ウィジェットを追従型にする。
  • Wrapper selector CSS
    言語セレクターをCSS でカスタマイズする際に使用。
  • Open direction
    言語セレクターの開く方向の設定する項目だが 変更しても動作は変わらない。 
  • 旗の大きさ・スタイル
    国旗付きのウィジェット選択した場合は 国旗のスタイルを指定。

ブラウザ言語への切替は接続元の位置や Windowsのシステム言語に関係なく、ブラウザの優先言語に基づいて翻訳される。

GTrancelate-005

国旗と言語 で言語選択ウィジェットに表示する言語を選択。

GTranslate-3.0.2-014

CSS の知識があれば ウィジェット のスタイルをカスタマイズできる。

GTrancelate-007

すべての設定が完了したら「変更を保存」で反映。

ウィジェットコード でスタイルを編集している場合、設定を変更するとコードがリセットされるので 再編集が必要。

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サブドメインの設定(有料機能)

GTrancelate-018

言語別のサブドメインは ダッシュボード の左サイドバー から DNS をチェック で確認できる。

GTrancelate-019

お名前CNAME を確認。

GTrancelate-020

サーバの DNSレコード設定DNSレコード を登録する。

  • ホスト名 : お名前 のドメイン
  • 種別:CNAME
  • 内容:CNAME に表示されているアドレス

GTrancelate-021

翻訳する言語のサブドメインをすべて追加。

GTrancelate-022

CNAMEレコード が正しく追加されると DNSをチェック状態有効に変わり、お名前 のリンクをクリックすると翻訳されたページを確認できる。

備考

有料版は翻訳したページを GTranslateのサーバにホストして配信するので、以前は翻訳されたページが各国の検索結果に表示されやすくなっていたが、2023年以降 Googleの検索結果は従来の SEOが通用せず、コンテンツの質も無視しているような状態のため、多言語化による SEO効果は期待できない。

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